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7年ぶり、はるかな尾瀬をあるく (後編)

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 まだ真っ暗な午前3時半、小屋の窓から見る空は晴れていて、適度に雲も浮かんでいます。朝焼けが期待できるので、みたび、逆さ燧が見える池塘まで行ってみることに。
 途中ISSが通り過ぎていく空を見上げながら歩いて30分、目的の場所に着いた午前4時30分頃には東の空はもう明るく、しかし雲が焼けることはなく、蒼い空はどんどん白さを増していきました。今日も朝焼けはナシかとあきらめていると――

(※前編からの続き、以下写真29点の長編)

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(1) 午前4時46分頃、にわかに雲が紅く色づき始めて、一気に焼けていきました。焼けたのは空の一部だけだったけど、石楠花色に染まる美しい朝焼けでした。
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(2) 石楠花色の空は秒の単位で、そんな短い焼けが終わると、白くなった空に霧が流れ出し、あとは地味に夜が明けていくものかと思いきや‥‥
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(3) なにやら雲が再び色づき始めたような‥‥
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(4) すると、午前5時00分頃、瞬く間に黄金に染まりだし、朝焼け第2幕の始まり~
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(5) しだいに黄金色は薄まったけど、第2幕は10分以上も続く息の長い焼け空でした。5時18分、至仏はもう朝日に照らされています。
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(6) やがて、ゆるぎの田代も日の出を迎えます。日の出は5時20分頃でした。
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(7) 光が差し込んできて、朝と夜の境目が通り過ぎようとしています。
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(8) 朝日に包まれて黄金色に染まる尾瀬ヶ原 午前5時47分頃
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(9) 素晴らしい朝でした!!
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(10) 朝食の時間にて、お連れ様と記念撮影をして小屋に戻ります。
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(11) 山小屋の朝ごはん、しっかり頂きました。
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(12) さっきまでの晴天どこへやら、至仏は雲に隠れてしまった‥‥う~ん悩ましいけど登ることに。ここで連れと分かれて、尾瀬ヶ原お別れショット。(※連れとは戸倉で再合流)
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(13) 登り始めたら雲が取れ、青空も見えてきました♪
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(14) 森林限界を超えると背後は常にこんな絶景。好天を狙い過ぎるとこういう感じの雲の空には出逢えません。
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(15) 山ノ鼻から3時間超、ようやく高天ケ原に差し掛かる。箱庭のごとき尾瀬ヶ原が最大限に見えるあたり。これより下だと赤田代が見えず、上では見本園や山ノ鼻が遮られます。
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(16) 高天ケ原の上部、延々階段も終盤で高度感は最高潮に!
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(16-2) 山頂が近づくと草原が広がり牧歌的になるこの雰囲気が好き♪
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(17) あちこち、やたらハイマツの実が散らかっているので、いるな、と思ってたら現れました、ホシガラス。
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(18) いわゆる高山蝶ではないけど、標高の高い場所でしか見られないキベリタテハがたくさん飛んでいました。しかし、ちゃんとした写真は撮らせてもらえず‥
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(19) これも非高山蝶でも山地性のエルタテハ。以前によく似たヒオドシチョウを至仏山で見ているので、両種いるってことですね。
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(20) こちらは高山蝶の代表格ベニヒカゲ。たくさん飛んでいましたが、この子も俊敏でまともに撮らせてもらえませんでした。
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(21) お昼前には至仏山頂を通り越し、小至仏への稜線歩き。西側は真っ白でほとんど何も見えません。けど、好物の稜線展望は辛うじてセーフなんで鼻歌出ちゃう♪
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(22) 花のピークは終わっちゃっていますが、まだまだ多くの花が咲き残っていました。至仏に来たからこそ見られた花では、例えば、ヒメシャジンとか‥‥
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(23) キンロバイとか、ありました。(ミヤマキンバイでもなく、シナノキンバイでもなく)
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(24) ザ・夏山!ですね。
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(25) 小至仏を越すと至福の稜線歩きは終わりに近づき、あとは鳩待峠(※写真では左の白いところ)への長~い下り道です。
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(26) 山上湿原のオヤマ沢田代はシカ柵で雑に囲われ、風景写真が撮れる場所ではなくなってしまっていました。
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(27) 歩き飽きてきた頃、しばし付き添ってきて、たぶんお見送りをしてくれていたのはヒメキマダラヒカゲ。これまた山地性の蝶で、よく見ると、生意気な顔をしておる。(笑)
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(28) 以下割愛で15時鳩待峠到着。以前より早まった?最終バス15時30分に、なんやかんやギリギリに。前は片道980円だったシャトルタクシーが1300円になってるし、群馬県側では今後入山料も取る方向のようで、はるかな尾瀬って、えっ?そういうこと??
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 ――以上、後半かなり端折って最後は話もまとまりませんでしたが、これをもって7年ぶりの尾瀬の2日間のまとめとします。

 7年ものブランクがあると、さすがに見るものあれこれ新鮮で、変わってしまったものも多く、でも、久しぶりに帰ってきたふるさとのような、どこか懐かしい、心安らぐ場所に変わりはありませんでした。
 尾瀬で、変わらないでいて欲しいことはそのままに未来へ、変わっていって欲しいことはできるだけ速く過去へ、それぞれものごとが進むよう期待して止みません。ちなみに、鳩待峠が殺風景な場所へと一変してしまったのは変わってはいけないことだった、と私は受け止めています。(完)

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*撮影2026年8月18日 OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm/9-18mm RX100m6
*過去の尾瀬関連記事は、カテゴリ「尾瀬」をクリックしてご覧ください。

【最初から読みたい方は】 7年ぶり、はるかな尾瀬 ~prologue~ からどうぞ

(第1202号)

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コメント

劇的な朝焼けでしたね。ここ数年こういう綺麗なのは見てませんしましてや水絡みで撮れたのはもっと前でした、上田代ならではの光景です。平日だったのでカメラマンも少ないのでほぼ独占でしたね。

そして至仏山は、やはりいいですね、高度感最高!特に中腹ベンチまでが一番眺めが良いです。 もうずいぶ東面ルートも登ってないので足腰丈夫なうちにもう一度行ってみたいです。

キンロバイは当たり年ですね、あまり咲かない年の方が多いかもです。

投稿: てばまる | 2026年8月31日 (月) 14時59分

てばまるさん、素晴らしい朝、きらっきらでしたね。
水絡みはやはり上田代が一番ですし、そのための山ノ鼻泊です。

山ノ鼻泊のもう1つの利点は至仏登山ですね。余裕を持って東面にアタックできます。

今回ほぼ割愛してしまいましたが、至仏ではこの時期でも、花だけで1つの長編を紡げるくらい、ほかいろいろ咲いていました。お花畑のようなところもまだ残っていました。展望と花とを存分に楽しめる名山だと再認識しました。

投稿: 鉄まんアトム | 2026年9月 1日 (火) 00時10分

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