7年ぶり、はるかな尾瀬をあるく (前編)

私の中で、夏が来れば思い出す尾瀬の風景と言ったら、尾瀬ヶ原の池塘、そしてそれらを縫うよう木道が連なっているこの景色です。けして見紛わぬ、これぞ、ザ・尾瀬!の光景でもあります。
7年ぶりに行く尾瀬だから、やはりまずはそれを見たいし、リスタートにも相応しい場所。日中、しかも曇り空のもとで何も考えず撮った写真はこうして平凡・平板なものにしかならないんだけど、わが山人生の原点とも言うべき此処に立てるのが何より貴いこと――
(※プロローグ編からの続き、以下写真26点の長編)
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(1) 入山口となる鳩待峠ではアサギマダラに出迎えられました。
(2) 尾瀬ヶ原へと続く森をゆっくりゆっくり下って行きます。いつも必ず撮っていた根曲り3本ブナは健在。
(3) 途中の至仏山ビューポイントは、木々の伸長により、山肌がほとんど見えなくなっていました。
(4) テンマ沢あたり、マルバダケブキの花道になっていました。この株は花がしゃきっとしていて凜々しかったです。
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(5) ゆっくり1時間半を掛けて山ノ鼻に到着。まず向かったのが研究見本園の池塘のあるところ。これこれ、まずはこれを見なくっちゃね。
(7) 荷物を置くべく泊まる山小屋へ。あてがわれた部屋は湿原ビュー、目の前には登山道が通ります。
(8) いざ尾瀬ヶ原へ。最初のベンチにはワレモコウやアブラガヤ。
(9) かわいいゴマナ。晩夏の花、サワギキョウ、コバギボウシ、ミズギクなどはどれも終盤。
(11) たくさんあったせいか、アップで全然撮ってなかったというオチ
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(12) 足元に目を向けるとアオイトトンボ。こんな華奢に見えても獰猛な肉食動物。自分の頭よりも大きな虫を捕らえ、あっという間に食べてしまいました。
(12-2) 全身アップで。透き通る青いお目々が特徴的。たらふく食ったぜー、の顔。
(14) このほか珍しいトンボではオオルリボシヤンマ。メス単独で産卵していました。ハッチョウトンボやオゼイトトンボは見つからず。
(15) 写真はベタでも癒やされる池塘風景。ほんのり草紅葉も始まって初秋色。さっきのアオイトトンボはこの写真の中に写っています。
(17) 上ノ大堀川橋で15時、ここで引き返します。ヤマドリゼンマイも色づき始めていていました。
(18) 尾瀬ヶ原になんとこの子が! 翅を閉じた状態では全身黒ずくめなのに、開くと驚くほど鮮やか、クジャクチョウです。美しい‥‥いわゆる高山蝶ではないけど、本州中部では標高の高い山地でしか見られず、見つけづらく、なかなか出逢えません。(初見)
(19) けっこう咲いているアケボノソウもみかけ、秋を感じます。
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(20) いったん小屋に戻り、風呂と夕食です。以前とメニューが全く変わっていて、メインはニジマスの素揚げ、ほくほくで頭から骨も全部食べられました。ビール2杯はお約束。
(21) しっかり食べたら夕焼け狙いで再び揺るぎの田代へ。ちょっと雲が多く期待薄だけど、燧には日が当たってイイ感じ。ちなみに、この先でクマと遭遇しました。(汗)
(22) 上層の雲が少し色づいて見えましたが、穏やかに暮れていきました。至仏の上には三日月や金星が見えていました。
(23) 夜の帳(とばり)が下りてきて辺りが暗くなってからは、静かなブルーアワーの時間。しばし楽しみ、戻りました。
(24) 人気の少ない晩夏の、そして平日の尾瀬山ノ鼻の夜です。
(25) 至仏のすぐ上にサソリがいる星空。何度かチャレンジしましたが雲の動きが速くて撮影は難しく、結果も付いてこなかったです。
その後、ちょこちょこ様子を探っては別の場所でも撮ってみましたが雲優勢、22時頃を最後に床に就きました。
後編(2日目)につづく――
*撮影2026年8月17日 OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm/9-18mm RX100m6
*過去の尾瀬関連記事は、カテゴリ「尾瀬」をクリックしてご覧ください。
(第1201号)
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コメント
流石に7年ぶりだとかなり感無量でしょうね。わたしも花の時期は2年ぶりで、晩夏ですがたくさんの花を見れただけでもお腹いっぱいでした。
星空ももうすこしスッキリ見えてると良かったですが薄雲が多すぎましたね。
投稿: てばまる | 2026年8月31日 (月) 14時54分
てばまるさん、いろいろ花のご教授、見つけ出し、ありがとうございました。
私1人だったら通り過ぎてしまうような花々、たくさん見られました。7年のブランクは花木の名前や存在の記憶にも及びます。
星は、あの地合いにしては楽しめた方だと思います。今回は写真よりも肉眼の方が良かった気がします。
投稿: 鉄まんアトム | 2026年9月 1日 (火) 00時07分