カエルが見つめる先にあるもの
天気の良かったこの週末、カエルたちを探しに近くの田んぼへと行ってきました。短い時間だったので、2〜3匹を捕まえ写真を撮ってリリース。それを家に帰ってチェックしたら、見事にキャッチライトしたカットがありました。つぶらな瞳が生き生きとして、何ともいえません。
例年なら、すでに田植えが終わっている頃の川越郊外の水田。今年はまだ、水も張られていないところがたくさんあります。狭山茶の八十八夜摘み新茶の出荷も遅れているようです。カエルの姿もあまり見かけません。
目先の異常低温だけでなく、周辺の環境変化による影響が気がかりです。去年までカエルを追いかけ回していた田んぼに均質な建売住宅が並んでいたり、田んぼに接する林が伐採され駐車場になっていたり、土の小川がコンクリートで固められていたり。カエルたちの居場所探しは、年々範囲が狭まっているのです。
どうか、気持ち悪いと言わず見て下さい。こんな写真が撮れる環境は、人間にとっても住みよい環境であることの証し。これまでも、そしてこれからも、大事にしたい川越の風景の一つです。
ちなみに、このカエル(上&下の上)は「トウキョウダルマガエル」という種です。一般的に「トノサマガエル」と呼ばれていますが、トノサマガエルは関東には分布していません。
(第348号)
*追加関連記事 カブトエビが棲む川越水田風景(第355号)
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