奥多摩三頭山、金屏風の秋
数々の記録を塗り替えた猛暑は秋をも奪い、山での紅葉はどこも良くありません。ただ遅いだけでなく、紅葉している標高の範囲が狭いような気がします。三頭山も例外ではなく、上は冬、下は夏、秋のエリアも葉落ち多く、綠も多く、心なしか色はくすんで見えます。
とは言うものの、秋の森全体へと視野を広げれば、美しく紅葉している木々が織り成しており、豊かなブナ林が醸す金屏風だって例年どおりに、ほら。
山のあれこれに「今年の○○は良くない」とばかり言って、10年に1度あるかないかの当たり年を待っていたら、人生終わってしまいますんで。
OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 (換算18mm)
撮影2024年11月9日
(第1155号)
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