カテゴリー「奥多摩・奥武蔵」の93件の記事

奥多摩タワ尾根、色彩の森をあるく

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 奥多摩随一と云われるタワ尾根の紅葉。今年の紅葉狩り第4弾の地に選び、前回2014年から7年ぶりに、この誉れ高き色彩の森を歩いてきました。タワ尾根は標高差があるため、色づき始めから盛り、そして落葉と、季節を渡り歩けるのも魅力の一つです――

 (※以下写真24点+おまけ1点の長編)

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多摩源流の秋、奥秩父笠取山をあるく

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 多摩川の最初の1滴が出でる奥秩父の笠取山(標高1953m) 。ミズナラ主体の天然林にカラマツもたくさんあり、これらの黄葉を狙って出掛けてみました。笠取山の紅葉の美しさは折り紙付きです。秋に歩いたのは2017年が最後で、写真のこの急登から見下ろす絶景もまた無性に拝みたくなりました――

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紅葉狩り2020ざっくりレポ

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 山での紅葉は進んでおり、麓に近づいてきました。コロナ禍にあっても感染対策を抜かりなく紅葉狩りには出掛けております。先日書いた平標テント泊はじつは第2弾で、初回は日光白根山、第3弾が赤城山、それから玉原高原、奥武蔵大平山、そして奥多摩三頭山と第6弾まで回を重ねています。 (※冒頭の写真は大平山にて)

 どの回もネタ満載ながら、平標の後に1週空いただけでその後は4連チャン。最近は筆が鈍って夜更かしもままならず、もはや捌ききれません。というわけで、ここでいったん区切って、各回から摘まみ食い的にざっくりまとめたレポートにて振り返っておきます――

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ロウバイ咲く宝の山にて

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 5年ぶりにロウバイ咲く宝の山、宝登山へ。秩父鉄道の長瀞駅から一気に登って山頂一帯のロウバイを愛で、長瀞アルプスを下って冬木立の森歩きも楽しみました。ロウバイの幸せ色と芳しき香りに包まれ、澄んだ青空に奥秩父連山を一望する低山歩きは、行きが東武線、帰りが西武線で、ぐるぅっと地元を一回りする鉄道小旅でもありました。

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 宝で始まる名の山は生まれ故郷石川県にもあります。宝達山637m。この高さにして能登半島の最高峰で、金沢から七尾線に乗り津幡で北陸本線を分けてほどなく右の車窓に宝達山を見ると、はるばる帰ってきたことを実感します。
 つい1週前にそんな車窓を眺めてきたばかりで、宝つながりの山にて遠き郷里を、そして過ぎ去りし遠き日々を想う今日この頃であります。

*撮影2020年2月2日 宝登山ロウバイ園/埼玉県長瀞町

(第1056号)

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去りゆく秋、奥武蔵皆野アルプスへ

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 紅葉狩り第5弾。前回から2週連続で週末をフイにし11月も晦日、遅れていた紅葉前線もすでに里へと下りてきており、去りゆく秋、奥武蔵は皆野アルプスへ。標高626mの破風山(はっぷさん)を中心に多くコナラが褐葉するなか、カエデやツツジの橙や紅が山を彩っていました。見慣れた地元奥武蔵の、ふだん着の紅葉です。
 この日、上越国境の山々だけでなく、赤城山までもが本格冬山へと変身しました。そして師走入り。振り返ること一月と十日の間に5箇所を巡った今シーズンの紅葉狩り、名残惜しくもこれにて中締めであります。
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 足元にはたくさんのアブラツツジ? 小さな紅葉は宝石を鏤めたよう‥‥
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*撮影2019年11月30日 Sony RX100m6 埼玉県皆野町
*皆野アルプス縦走/秩父華厳滝登山口~如金峰コース~前原尾根コース~大渕登山口

(第1047号)

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黄金に輝くブナを求めて奥多摩三頭山へ

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 紅葉狩り第4弾は去年見逃した奥多摩のブナ。谷川岳から中1日で三頭山へと行ってみたものの、予報とは裏腹に曇り空。しかも狙いの場所ではまだ紅葉にも早く、率直に言って外してしまいました。
 次の週末ではもう遅いかと思いつつ見送ればまた1年先、あとがありません、重い腰を上げ出直してみました。予想通り上部では多くが散り加減でしたが、中腹の一部ではやや遅めながらも今が盛り、美事な金屏風が立ち上がっていました。風が通るたび降り注ぐ落ち葉で辺りは黄金の吹雪、なんとも立ち去りがたき光景でした。

*撮影2019年11月10日 Sony RX100m6/Capture One Express 12
*三頭山 糠指(ヌカザス)尾根/山梨県小菅村/秩父多摩甲斐国立公園

【2年前の三頭山は‥‥】 光り輝くブナを求めて奥多摩三頭山へ (第973号)

(第1046号)

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比企丘陵 里山の雅

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 師走入りの週末、出掛ける予定じゃなかったけど、朝から穏やかに晴れ上がっている小春日和がもったいなくて、お昼を過ぎてから家を出て、地元は比企丘陵の嵐山渓谷(らんざんけいこく)の森を歩いてきました。
 一帯は、さいたま緑のトラスト保全第3号地で、コナラやクヌギが優占する雑木林と大平山に続くゆるやかな斜面や槻川の流れとが織り成す県内屈指の景勝地。イロハモミジは散り加減ながらコナラ等は紅葉のピークを迎えており、午後の日差しを受け木々が黄金に光り輝き、ときおり吹く風で葉が花吹雪のように舞い上がっていました。

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 車椅子の子どもを連れ、時間も押してしまったため、渓谷の水辺には降りられませんでした。もちろん大平山にも登れていませんが、去りゆく秋、里山の雅をのんびり楽しみました。

*撮影2018年12月1日 Canon PowerShot G7 X MarkII
*武蔵嵐山渓谷(遠山口IN・OUT)/埼玉県嵐山町/県立比企丘陵自然公園

(第1013号)

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奥多摩で紅葉狩り、水根沢から榧ノ木尾根をあるく

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 ここ数年、秋のマイ定番である奥多摩での紅葉狩り。今季は出遅れ、もう尾根筋での紅葉には間に合わず、ならば、と例年見逃してきている谷筋へ。小河内ダムを基点に水根沢林道を登り詰め、榧ノ木尾根から奥多摩湖畔へと戻ってくる周回コースを歩いてきました――

 (※以下写真21点の長編)

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紅葉盛る奥武蔵峠ノ尾根をあるく

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 奥多摩と奥武蔵を分ける長沢背稜の七跳山から北側へ、大ドッケ・独標を経て、秩父の浦山界隈へと落ちるいくつかの支尾根があります。峠ノ尾根はその一つで、モミジの名所、とくに大平山北東斜面は奥武蔵随一のブナの森との噂を聞きつけ、歩いてみました。地理院地図はおろか、「山と高原地図」にも破線すらないバリエーションルートです。

 たしかに、カエデの木は数も種類も多く、上り詰めていくうち林相はブナへと遷り、大木が立ち並ぶ、奥武蔵では無二のブナ原生林が広がっていました。
 ただし、取り付くには奥武蔵おなじみ、急傾斜の杉林をこなさねばなりません。ここのはとりわけ長く激しく帰りも辛かった‥‥。もっと楽で安全な場所でも同じ程度の紅葉は見られます。祝日ながら出会ったのはたったの3組5人、物好きにお誂え向きと心得ました。(笑)

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 中腹では、紅に黄に橙にと、紅葉さかる森歩きが楽しめた一方、標高1300mより上では多くが葉を落とし、吹く風は冷たく、もはや初冬の雰囲気でした。ブナ黄葉狙いは失敗です。

*撮影2018年11月3日 浦山大日堂~峠ノ尾根~大ネド尾根下山/埼玉県秩父市
*初心者には推奨しません。ルートファインディングの能力と装備が必須です。

(第1009号)

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カラマツ黄葉の晩秋雲取山をあるく

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 平地に波瀾を起した幾多の小山脈が、彼方からも此方からもアミーバの偽足のように絡み合って、いつとなく五、六本の太い脈に綜合され、それが更に統一されて茲(ここ)に初めて二千米以上の高峰となったものが雲取山である。 ――木暮理太郎 『秩父の奥山』 (青空文庫版、初出1941年9月)より引用

 上記は雲取山の「巧みな表現」として深田久弥が『日本百名山』に引用した一節です。奥多摩の山々を歩くうち、いつか雲取山へ、の思いが芽生え、しかし、歩くのはいつも「五、六本の太い脈」どまり、いつかいつかと言っているうち徒に歳月ばかり流れていました。
 登山を始めて10周年になるのを前に、前号に書いたとおり、きっかけは他力ながらも、ようやく奥多摩での本願を果たす日がやってきました――

(※以下写真26点の長編)

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