カテゴリー「山歩き」の145件の記事

谷川岳、雲上絶景の雪稜をあるく

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 昨年本格雪山デビューを果たした谷川岳に今冬も行ってきました。朝早くから春霞の快晴で順風満帆だった前回とは異なり、どんよりした空に始まり時々ガスの中をも通り抜けていく試練を受けました。その先にこんな雲上絶景の雪稜が待っていると信じて――

 (※以下写真24点+おまけ1の長編)

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谷川岳、雲上絶景の雪稜へ ~prologue~

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谷川岳山頂トマノ耳下から肩ノ小屋、そして上越国境稜線を望む 2020年1月11日撮影 RX100m6

 2020年最初の3連休、その初日。赤城か谷川か決めかねたまま未明の関越を北上し、まず見えてくる赤城山が雲に覆われているのを横目に、針路は谷川へ。
 しかし、水上インターから見る谷川岳には赤城よりも厚い雲。やっちまったかと沈みながらも、ヤマテンその他の好天予報に望みをつないでモノトーンの天神尾根を登っていきます。すると、なんということでしょう、やがて雲の上へと抜け出て青と白の世界が‥‥

 思っていることはみな同じで周囲からも歓声が上がります。山頂からバンザイの掛け声まで聞こえてきます。厳冬期に雲海の谷川岳、人生でそう何度も出会えないだろう絶景を前にもう言葉がありません。この山旅の様子は日を改めて記します。

(第1053号)

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初歩きは初富士を拝む高川山へ

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 今年も年始早々の山始め。昨年に続き富士山を大きく見たいの一点で山梨県大月市を目指しました。約6年ぶり高川山(標高976m)への再訪です。

 中央本線初狩駅側の登山口から約1時間で山頂へ、秀麗富嶽の眺めを存分に楽しみ10時半にはもう下山完了です。中央高速のUターン鬼渋滞が気になるので寄り道はせず、それでも途中渋滞に填まりながら、午前中に埼玉まで帰ってきました。前年に続き今年も安全第一、そして程々に、山を愉しんでいきたいと思います。

*撮影2020年1月2日 Sony RX100m6 135換算70mm相当
*高川山/登り男坂~下り女坂・沢コースにて周回往復(山梨県大月市/秀麗富嶽十二景第十一番)

(第1052号)

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吹雪に荒れる赤城山にて

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 今年の山納め、そして今シーズンの山始めに、近ごろ重くなっていた腰を上げ赤城山に向かいました。時折日差しや青空が垣間見え、しだいに天候は回復してくるだろうと発ちましたが、読み違えたようです。
 吹雪で視界が乏しいので軽く長七郎山だけの往復に。それでも吹き溜まりでは所により腰上の深さもあり、わずか1時間前にスノーシューで付けた自分のトレースが、戻る際にはもう消えていました。シーズン始めに山の神様が雪山の怖さを見せつけてくれたのかもしれません。一にも二にも山は安全第一、肝に銘じたいと思います。

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 2日前の降り始めが雪ではなかったのか、雨氷が多く見られました。キラキラして霧氷とは一味違った美しさがあり、風に煽られカラカラ落ちる音が素敵でした。8か月ぶりの雪景色を楽しみ、バッチリ新雪も踏めました。

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 長七郎の山頂には誰が作ったか、雪だるま、ありました。近くの荒山がかすみ、風紋に雪庇に、もう厳冬期の様相の赤城山でした。また出直します。

*撮影2019年12月28日 Sony RX100m6 群馬県前橋市
*赤城山 下2枚は長七郎山、冒頭1枚目は日入り前の白樺牧場にて

(第1050号)

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奥秩父 和名倉山への稜線へ

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 今年も残り10日、積み残している山行記録から1つ簡単に拾っておきます。6月1日に奥秩父一之瀬高原の三ノ瀬(山梨県丹波山村)から牛王院平・山ノ神土を経て東仙波(標高2003m)まで歩いた記録です。今年初めて踏み入れました。
 東仙波は、奥深き二百名山の和名倉山を目指す尾根の途上で、これと言った特徴のない小ピークに過ぎません。ですが、尾根道の稜線に点々と咲き乱れるシャクナゲがみごと、また将監峠をショートカットする七ツ石尾根のカラマツ林もうつくしく、山深い雰囲気がとても気に入りました。冒頭写真は西仙波、一帯はシャクナゲのトンネルでした。
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▲七ツ石尾根
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▲西仙波~東仙波の稜線にて和名倉山方向を望む ※写真3点とも2019年6月1日撮影

 歩いた当日は天気があまりよろしくなく、予定していた西御殿岩には寄らず下山、シャクナゲも終盤でした。西御殿岩からの富岳眺望、新鮮なシャクナゲやカラマツ黄葉などを狙って、来季以降また訪ねたい山域です。

(第1049号)

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晩秋の谷川岳をあるく

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 秋の谷川岳といえば例年9月下旬。ちょうど山頂稜線が紅葉盛る頃でこれまでずうっとその時季を狙って歩いてきました。一方、麓の一ノ倉沢などで紅葉が見頃を迎える10月下旬、その頃に上から見る景色はどんなだろうと気になっていました。
 すでに中腹より上では紅葉が終わり、雪も降り始める難しい時期ですが、今年は季節の進みが遅れており紅葉狩り第3弾に晩秋の谷川岳を歩いてみました。見渡す山並みが赤い、真っ赤っかに燃えている、初めて見る光景かもしれません。

 (※以下写真24点の長編)

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ブナ黄葉の玉原高原をあるく

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 関東地方最大のブナ林が広がる玉原高原。グリーンシーズンには何度か歩いていますが紅葉期は初めて、今年ようやく順番が回ってきました。ブナは新緑もいいけど、やはり色取り取りに輝く黄葉がいちばんでしょう。では赤城山に続く紅葉狩り第2弾いざ――

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約30年ぶりに秋の赤城山をあるく

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 ここ数年すっかり冬の遊び場として定着した赤城山。紅葉が美しい山としても知られていますが、毎年ほかの山に目が向いてしまい後回し。今年は9月以降ずうっと雨続きで行くところがもう無くなってしまって、困ったときの赤城山、順番が回ってきました。
 さすがに度重なる台風襲来でダケカンバは葉をほとんど落とした一方、ツツジ類はおおむね健在、そんななかダークホースがミズナラでした。いい意味での番狂わせ、やはり赤城山は侮れません――

 (※以下写真21点+おまけ1点の長編)

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北アルプス蝶ヶ岳、蝶槍からの槍見を求めて

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 北アルプス蝶ヶ岳(標高2677m)への9月下旬の山旅。前2回とも蝶槍からの槍ヶ岳が拝めず、3年連続での挑戦です。初日、テント設営を終えるや槍穂の稜線は雲の中へ、その後は蝶ヶ岳もガスに包まれましたが、夜半には全天ピーカン晴れ。蝶槍での御来光、そして、薄いながらも一点の曇りもない槍・穂高連峰のアルペングリューエンが見られました――

(※以下写真24点の長編)

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白馬大池テント泊、一朶の雲を目指し ~epilogue~

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白馬大池湖畔のお花畑と望む白馬岳へと続く雷鳥坂  2019年8月3日撮影 Sony RX100m6

 今年は白馬山域を歩きたい。直球なら白馬岳で猿倉から大雪渓を登り詰めるコースが思い浮かびますけど、天の邪鬼たる者これでは面白くない、けして楽なコースでもない。そこでゆるい変化球で様子を見ようと浮かんだのが今回の山行計画です。
 ところがどっこい、コースは変化に富み、雄大な山岳景観から稜線歩き、湿原散策に天空の湖で、これらにお花畑が加わります。あわよくば白馬岳の頂にも届く。じっさい行ってみて感じたのは、白馬大池を目的地に来るだけの価値が十分にある、ということでした。

 北アルプスもこれで4年連続達成。行けば行くほどに魅力が深まり、行けば行ったなりに想いも募り、そうして新たな時はめぐってきます。写真のチングルマは秋になると真っ赤な絨毯へと姿を変えます。またの旅立ちを夢見て。

(第1036号)

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