カテゴリー「山歩き」の184件の記事

赤城山でアカヤシオさんぽ

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 芽吹き、桜、新緑と、秩父界隈を含む地元で小まめに撮り集めていたら、写真がものすごい量になってしまいました。季節はツツジに移ろい、そのトップランナーであるアカヤシオを赤城山で見てきてからも、まもなく1か月が過ぎようとしています。新茶も出回っており、この際ぜんぶ端折ってお茶で濁してしまおうと思います。

 さしあたりそのアカヤシオを2点だけ紹介。今年は当たり年との評を多く見受けていましたが、アカヤシオはタイミング合わせるの難しい花で、行く時期、行く場所、行く天気で、見え方も感じ方も変わります。その手の情報に振り回されない方が山歩きはしあわせかもしれません。
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 自分が見た限りを言えば4年前(2021年)の方が見応えがありました。赤城のツツジは、シロ、ミツバ、ヤマ、レンゲなどと続いていきますが、花の好機と自分のリズムともなかなか合いません。豊凶の情報に関わらず自分が行きたいとき行けるとき行くが一番でしょう。すべてが一期一会です。

*撮影2025年5月5日 赤城山篭山周辺 OM-5×M.ZUIKO 9-18mm/RX100M6

(第1168号)

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谷川岳一ノ倉沢、スノーシューさんぽ

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 大寒波が去り、次の寒波を前に、絶好の好天が週末に巡ってきました。谷川岳一ノ倉沢をスノーシューで歩いてきました。当地の厳冬期・積雪期は初めてで、とくに今年は積雪が多く、雪たっぷりのスノーハイキングが楽しめました――

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赤城で山初め 小滝氷瀑さんぽ

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 赤城山の小沼を源とする粕川の最上流部に小滝と呼ばれる崖地があり、厳冬期に一帯が凍り付き氷瀑となって現れます。氷柱が並び、氷壁、氷塊などなどなかなかの見応えです。小沼駐車場からオトギの森を歩いて30分足らずで辿り着きます。
 前から行こう行こうと思っていつも春になってしまっていたので、今年こそはと順位を上げて2025山初めの地に選びました。

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ヌバックレザーの山靴を買い替える

 愛用のヌバックレザー登山靴(キャラバンGK69)を確認したら、両足ともソールがべろ~んと手で捲れる状態です。2010年6月に買ってもう14年、アッパーがひび割れてしまっているし、ゴアテックスにも寿命を感じる‥‥というわけで買い替えます。

 候補はキャラバンなら「GK85」。もう1つ、「モンベルのアルパインクルーザー800レザー」も良さそう。モンベル独自のソール「トレールグリッパー」が滑らないと評判で興味あり。両者のお値段は同額(税込35,200円)です。
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 モンベルの靴は一度も履いたことが無かったので、とりあえずモンベルショップに行きまして、かくかくしかじか、店を出たとき、あれ? モデルチェンジ前の「アルパインクルーザー1000レザー」を手にしちゃってる‥‥ (ちょっと予算オーバーだったけど図らずして本命かも)

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続・赤城霧氷をくぐってゆく年くる年

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 前号に書いたとおり、この日の霧氷の最も綺麗な時ではないけれど、それでも十二分に楽しめた2024山納めのキラキラ霧氷を改めて短く振り返っておきます。
 とにかくこの日は風がなく暖かく、薄い手袋1枚だけでも指先は冷えず、なのに午後になっても多くのところで霧氷が残っていました。写真は1200枚以上も撮ってしまいました。

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赤城霧氷をくぐってゆく年くる年

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 12月初めに歩いた鐘撞堂山を「2024年最後のお山」と12月29日にこのブログで締めくくったのに、翌30日、赤城山に行ってしまいました。暦年での山納めは更新、しっかり雪もあったので24-25冬山シーズン始めにもなりました。ゆく年くる年。快晴無風、足元には新雪、そしてずうっとずっと霧氷のなかをゆく至福の山歩きでした。

OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 (換算18mm)
撮影2024年12月30日 赤城山主峰黒檜山 猫岩付近

【続編記事】 続・赤城霧氷をくぐってゆく年くる年 (第1160号)

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 この日の霧氷は下から上まで細やかに煌めいていました。ネットに流れている当日午前の写真など見ると、数年に一度の好条件、私の中でも過去一二じゃないかと思いました。しかし自分は、朝の出発が遅かったため、関越の渋滞に大きくはまるなどして、その最も綺麗な時を見逃しました。
 ヤマテンの朝方の強風予報(6時12m、正午でも7m)を受けての遅出でしたが、掟破りだったかもしれません。どうせ車で行く=行かないという判断をしない=のなら、とにかく現地には早く着くよう出掛け、遅出にするかどうかは現地で判断する(現地で様子を見たり時間を潰せば良い)が鉄則でしょうね。自戒を込めての備忘録とします。

(第1159号)

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紅葉の外秩父、鐘撞堂山をあるく

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 去年に続き今年も紅葉の鐘撞堂山を歩きました。鐘撞堂山は、埼玉北部の寄居、花園、美里の各町に跨がる雑木林主体の里山で、標高330mと低いながらも関東平野を一望できる眺望の良さは折り紙付きです。
 いままで一度もブログに上げていなかったので今年こそはと、年内ギリギリになってしまいましたが、簡単に記録として残しておくことにします―― (※以下、写真24点の長編)

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玉原ブナ平の秋

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 関東随一との誉れ高き玉原ブナ林。今年の紅葉はどこも良くないと聞いているけど、そういうときこそ玉原は打って付けかもしれません。駐車場がそのブナ林の中にあるようなもので、山を登らずとも楽しめます。

 いざ行ってみると、紅葉は言われているほど悪くはないじゃないか、が率直な感想。ただ、広く秋晴れ!の予報は大きく外れ、天気は言われていたほど良くはないじゃないか、の一日でした。どちらもよくある話です。
 秋のブナの撮影に曇り空は避けたい場面ですが、行けば行ったなりになんだかんだと楽しめてしまいます。1日で千枚近くもシャッター切っているのはその証かと。
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【写真上】ブナ平での1コマ。こんなブナ黄葉が見られれば御の字
【写真下】ブナ平から少し足を伸ばした先の尼ヶ禿山からの展望
*撮影2024年10月31日

(第1154号)

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困ったときの赤城山でも

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 今年は夏はずうっと猛暑で、秋が来なくて紅葉はちっとも進まず、山に行く動機付けがいっこうに高まりません。うかうかしている間に10月も終わり。
 これではいかんと思って、とりあえず赤城山に行ってきました。天気の良くない日に行ってしまいました。と言うか、もうその日でしか行ける日がなく、天気が良くないのを承知で行ってきました。

 たしかに紅葉期の山の景色なんだけど、主役は灰茶色、紅葉を待てず落ちたり枯れたりしてしまった木が多いように見受けられました。夏も秋も冬も春も、おかしくなる前の例年どおりに戻って欲しいです。
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【写真上】地蔵岳山頂にて、赤城は一面の雲海の上、一番目立つ紅はアカメギの赤
【写真下】覚満淵にて、この日は朝から曇り時々霧、お日様は夕方まで一度も現れず
 *撮影2024年10月26日

(第1153号)

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3年ぶりの平標、花の時季は7年ぶり

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 6月19日、上越国境の平標・仙ノ倉を歩いてきました。稜線は花盛り、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイなどなど。木々は新緑に包まれ、乾いた風に吹かれ、清しい初夏の山歩きを楽しんできました。

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 さて。
 この日、前号にて書いた修理を終え6月2日に戻ったばかりのRX100M6を山で初めて使い、1000枚以上を写しました。帰宅後PCで確認すると、未明に撮った写真から、画像の特定箇所にゴミが写り込んでいるのに気付きました。

 翌日、ソニー社にこのことを指摘し、修理の追完を求めましたが、ソニー社からは「イメージセンサー近くに糸くずのような異物混入を確認」「短期間で多くの撮影枚数をこなされている事から使用中の異物混入と判断」と主張され、費用を請求されました。
 納得がいきませんので、消費生活センターに相談したところ、センターが無償対応を斡旋してくれましたが、ソニー社は譲りません。消費生活相談員からの伝え聞きによると、ソニー社の言い分は<点検して返しているので異物が入っていてもソニー社の責任ではない>と。時間の無駄と考え、請求どおり支払って追完してもらうことにしました。
 そのカメラが7月6日戻ってきましたが、確認するとゴミの写り込みが残っていて、依然として修理が未完の状態です。翌7日、ソニー社に改めて指摘したところ、消費生活相談員によると、ソニー社は前回と同じように<間違いなく点検・確認して引き渡しているので異物の混入はあり得ない>と言い出したそうです。
 消費生活センターによる再度の斡旋により、いまカメラはソニー社にあります。
 ちなみに、冒頭の写真はゴミの写り込みを残したままにしてあります。一番目立つゴミが写る箇所のヒントは苗場山です。

 以上のようないざこざを抱えたままゆえ、心理的に、此度の平標のレポートを紡ぎ出せません。ここでいったん筆を置きます。

(第1143号)

※※ 7/29追記 ※※
ソニー社から7/22メールがあり、カメラの状況について次のア~エの4つの文章を伝えられました。そして、7/25カメラは手元に戻りました。
ア 「検証の結果、ご指摘の異物を確認いたしました。」
イ 「こちらは、レンズ内の移動ゴミであるものと判断しております。」
ウ 「前回のセンサー清掃後、何かしらの影響でレンズ内にあったゴミが移動しセンサーに付着したものと考えられます。」
エ 「同一症状での対応となるため、レンズデバイスを無償で交換の上、ご返却とさせていただきます。」

こうしたご主張と一連の経緯にかんがみて、請求され支払済みの追完費用について、法律の規定に基づき、本日、ソニー社に対し返還を請求しました。

※※ 8/3追記 ※※
ソニー社から8/1メールがあり、7/29付けの返還請求について応じる旨を伝えられました。また、入金時期を知らせる8/3のメールには「これまでご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。」の記述もありました。

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