
6月19日、上越国境の平標・仙ノ倉を歩いてきました。稜線は花盛り、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイなどなど。木々は新緑に包まれ、乾いた風に吹かれ、清しい初夏の山歩きを楽しんできました。
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さて。
この日、前号にて書いた修理を終え6月2日に戻ったばかりのRX100M6を山で初めて使い、1000枚以上を写しました。帰宅後PCで確認すると、未明に撮った写真から、画像の特定箇所にゴミが写り込んでいるのに気付きました。
翌日、ソニー社にこのことを指摘し、修理の追完を求めましたが、ソニー社からは「イメージセンサー近くに糸くずのような異物混入を確認」「短期間で多くの撮影枚数をこなされている事から使用中の異物混入と判断」と主張され、費用を請求されました。
納得がいきませんので、消費生活センターに相談したところ、センターが無償対応を斡旋してくれましたが、ソニー社は譲りません。消費生活相談員からの伝え聞きによると、ソニー社の言い分は<点検して返しているので異物が入っていてもソニー社の責任ではない>と。時間の無駄と考え、請求どおり支払って追完してもらうことにしました。
そのカメラが7月6日戻ってきましたが、確認するとゴミの写り込みが残っていて、依然として修理が未完の状態です。翌7日、ソニー社に改めて指摘したところ、消費生活相談員によると、ソニー社は前回と同じように<間違いなく点検・確認して引き渡しているので異物の混入はあり得ない>と言い出したそうです。
消費生活センターによる再度の斡旋により、いまカメラはソニー社にあります。
ちなみに、冒頭の写真はゴミの写り込みを残したままにしてあります。一番目立つゴミが写る箇所のヒントは苗場山です。
以上のようないざこざを抱えたままゆえ、心理的に、此度の平標のレポートを紡ぎ出せません。ここでいったん筆を置きます。
(第1143号)
※※ 7/29追記 ※※
ソニー社から7/22メールがあり、カメラの状況について次のア~エの4つの文章を伝えられました。そして、7/25カメラは手元に戻りました。
ア 「検証の結果、ご指摘の異物を確認いたしました。」
イ 「こちらは、レンズ内の移動ゴミであるものと判断しております。」
ウ 「前回のセンサー清掃後、何かしらの影響でレンズ内にあったゴミが移動しセンサーに付着したものと考えられます。」
エ 「同一症状での対応となるため、レンズデバイスを無償で交換の上、ご返却とさせていただきます。」
こうしたご主張と一連の経緯にかんがみて、請求され支払済みの追完費用について、法律の規定に基づき、本日、ソニー社に対し返還を請求しました。
※※ 8/3追記 ※※
ソニー社から8/1メールがあり、7/29付けの返還請求について応じる旨を伝えられました。また、入金時期を知らせる8/3のメールには「これまでご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。」の記述もありました。
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