カテゴリー「山歩き」の119件の記事

もみじに映える裏妙義をあるく

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 11月後半3連休、今シーズンお初の冬将軍がやってきて、あちこちで白い初物見られる絶好チャンスでしたが、紅いの追い続けてしまいました。
 向かったのは裏妙義、ただしデンジャラス最高度の奇岩エリアには近寄りません、お手軽ハイキングコースのみ周遊です。全体的にはやや遅めながら、所々全視界いまが盛りのもみじに包まれ、日向はぽかぽか陽気、今季一番の紅葉を楽しむ小春日和でありました。

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 特筆すべきはメグスリノキ。時間配分を誤って後半の密集ゾーンで曇ってしまったのは痛恨だったけど、日差しのあった前半に見た独特のサーモンピンクグラデーションが素晴らしく、この上なき目の保養となりました。上毛かるた「紅葉に映える妙義山」に偽りなし。

*撮影2018年11月24日 Canon PowerShot G7 X MarkII
*国民宿舎裏妙義跡~巡視道~三方境~女道周回/妙義荒船佐久高原国定公園

(第1012号)

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思い募らせた巻機山の頂に立つ

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谷川岳山頂オキノ耳から上越国境清水越えの奥に浮かぶ巻機山をのぞむ
撮影2017年6月17日 Canon G1 X MarkII

 2018年も立冬を過ぎそろそろ山も仕舞いとなるところ、今年初めて登った山でレポの済んでない山が1座だけあります。7月の巻機山(まきはたやま、標高1967m、群馬新潟県境)です。巻機へは早くから思いを募らせようやく登れた山ゆえ、時機は逸してしまったけど、振り返って記録に留めておくこととします――

(※以下写真21点の長編)

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カラマツ黄葉の晩秋雲取山をあるく

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 平地に波瀾を起した幾多の小山脈が、彼方からも此方からもアミーバの偽足のように絡み合って、いつとなく五、六本の太い脈に綜合され、それが更に統一されて茲(ここ)に初めて二千米以上の高峰となったものが雲取山である。 ――木暮理太郎 『秩父の奥山』 (青空文庫版、初出1941年9月)より引用

 上記は雲取山の「巧みな表現」として深田久弥が『日本百名山』に引用した一節です。奥多摩の山々を歩くうち、いつか雲取山へ、の思いが芽生え、しかし、歩くのはいつも「五、六本の太い脈」どまり、いつかいつかと言っているうち徒に歳月ばかり流れていました。
 登山を始めて10周年になるのを前に、前号に書いたとおり、きっかけは他力ながらも、ようやく奥多摩での本願を果たす日がやってきました――

(※以下写真26点の長編)

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宿望だった雲取山の頂に立つ

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カラマツ黄葉と奥秩父や大菩薩の山岳重畳に富士山・南アルプスを望む
2018年10月22日雲取山頂下の石尾根縦走路にて撮影 Canon G1 X MarkII

 簡単に行けそうでいて、でも日帰りは難しく、ずうっと手の届かなかった奥多摩・奥秩父の雲取山(東京都最高峰、埼玉山梨県境、標高2017m)の頂にようやく立ちました。まさか北アルプスに遅れるとは‥‥
 きっかけは、雲取奥多摩小屋とそのテント場の今年度限りでの閉鎖発表。かねて抱いていた望みが絶たれるとあってはもう今年行くしかあるまい、そう背中を押されて、夏にテント装備一式を買い揃えて、北アルプスで二度の予行練習もして、ここが本番、いちばん行きたかった時季にて宿望を果たせました。感無量であります。

 2日間で撮った写真は1100枚に及びます。整理に少し時間がかかりそうですが、この山旅の様子は日を改めて必ずや記します。

(第1007号)

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錦繍の奥利根水源の森をあるく‥‥はずが

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 紅葉が見頃の情報を掴んで、秋晴れ行楽日和の天気予報で、北アルプスに行くのを押し避けてまで、群馬北部の「奥利根水源の森」の錦繍に期待し向かったのですが、丸坊主。もう紅葉は終わり、と言うよりは、元から葉が傷んでいるのか、茶枯れや黒ずんだ状態多数でした。正直遠目にも美しくありません。
 加えて、天気予報まで大外れ、空は分厚い雲に覆われ、木々の色はいっそうくすんで見えました。そんななか、たまたま紅葉が残る場所で、雲が切れて陽が射してきたほんの数分に撮ったのが上の写真。この日の地合からは奇跡のような“別格”の1枚です。

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 それ以外の時間は、ずうっとこの武尊田代の写真のような雨模様の曇り空でした。登るにつれ落葉も目立ち、さすがにやる気を無くし登山なんか早々に止め、武尊田代を回って引き返しました。‥‥まあこんな日もあるわい。つぎ行ってみようか!

*撮影2018年10月8日 奥利根水源の森/群馬県みなかみ町

(第1006号)

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秋分の北アルプス唐松岳をあるく(後編)

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 午前3時過ぎに月が沈むと文字通りの満天星です。わが“別邸”の玄関から見上げる空には、冬の星座オリオン、そして冬の大三角が昇りはじめ、東から西への天頂を天の川が流れていました。これは寝ててはいかんやつだ! 急ぎ支度を調え山頂に向かいます。稜線までだって10分以上かかるんです――

(※前編からのつづき、以下写真20点+1の長編)

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秋分の北アルプス唐松岳をあるく(前編)

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 北アルプス北部は未踏の地。初級者がまず向かうべきとされるのが後立山連峰の唐松岳で、最も易しい八方尾根で往復するコースを秋分の日の3連休に歩いてきました。
 麓の八方駅(標高770m)からゴンドラとリフト2本(全長3445m ※後注)を乗り継げば、約30分で八方池山荘(1830m)まで上がれて、事実上そこが登山口です。余裕で日帰りもできるこのコースを、テント担いで1泊2日の山旅へ、いざ出発――。

(※以下写真24点の長編)

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秋の山旅は北アルプス唐松岳へ

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 近年9月の山歩きは谷川連峰がマイ定番で、今年も気持ち半分それでしたが、直前になって別の気運が俄に高まり、先月に続き、テント装備とともに北アルプスの稜線へと押し上げられてきました。向かったのは北アでも未踏の北部、後立山連峰の唐松岳(標高2696m)です。

 写真は、登下路に使った八方尾根の第2ケルン付近にて2018年9月22日撮影。白馬三山に小蓮華山を望み、所々で旬の紅葉が登山道を彩っていました。この山旅の様子は日を改めて記します。

(第1003号)

【日を改めての記事】 秋分の北アルプス唐松岳をあるく  (前編) (後編)

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夏休み、北アルプス蝶ヶ岳へ(後編)

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 頼む、翌朝は晴れてくれ!!の願いむなしく、2日目の未明には雨が降り、日の出の時間を迎えてもガスガスで、朝焼けやモルゲンロート、ご来光もありません。それでも仕方なくテントから這い出て「瞑想の丘」にて座り込んでいると、時折ガスが開いて景色の一部が見え隠れします。時間はたくさんある、とにかく蝶槍まで行ってみよう――

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夏休み、北アルプス蝶ヶ岳へ(前編)

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 北アルプス南部東側の常念山脈。このうち燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳と続く稜線は「パノラマ銀座」とも呼ばれ、その名の通り、槍・穂高連峰の大展望が広がる絶景縦走コースです。前回の昨年8月末、雲とガスと雨で展望を阻まれた蝶ヶ岳(標高2677m)に、この夏、買い揃えたばかりのテント装備を背負って出直してきました――

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