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続・赤城霧氷をくぐってゆく年くる年

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 前号に書いたとおり、この日の霧氷の最も綺麗な時ではないけれど、それでも十二分に楽しめた2024山納めのキラキラ霧氷を改めて短く振り返っておきます。
 とにかくこの日は風がなく暖かく、薄い手袋1枚だけでも指先は冷えず、なのに午後になっても多くのところで霧氷が残っていました。写真は1200枚以上も撮ってしまいました。

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 歩き始めて20分足らずでこんな霧氷の海に溺れます。木々のてっぺんから根元まで細やかな霧氷がびっしりと‥‥
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 「黒檜山3」の標識を過ぎると霧氷は多く解けてしまっていましたが、「4」あたりから復活し、その後、山頂稜線まで、ガッツリ霧氷が続きました。
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 雪がまだ本格的に降り積もっておらず、笹が埋もれていないため、その色模様と青空や霧氷との対比がいいアクセントになります。厳冬初期独特の景観ですね。
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 午後の山頂稜線も霧氷しっかりでした。山頂北側の「絶景スポット」では霧氷越しに山並みが波濤の輝きを見せていて、まさに絶景でした。苗場山から谷川国境稜線を挟んで尾瀬の燧ヶ岳までが換算18ミリにて1枚に収まりました。寒さを微塵も感じずこれを見ていられるチャンスはめったにありません。北アルプスも丸見えでした。
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 14時半過ぎの黒檜山から駒ヶ岳への稜線、さすがに解け色になってきちゃったけど‥‥
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 いざその森の中に入ってしまうと霧氷はまだまだ健在‥‥ (15時03分)
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 日が傾き、霧氷越しの上越国境の波濤には深い陰影が刻まれ、谷川岳がいっそう凜々しく見えていました。
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 大沼に下りてきたらもう日の入りの時間で、山肌がいい感じに照らされていたので沼尻へ。しかしこの光線を最後に陰ってアーベントロートはならず。その直後ライブカメラの前で激しく滑ってケツから地面に落ちる大転倒、全世界に配信したかも?(下山後の油断禁物!)
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 後味悪いので締めにもう一度、朝方(と言っても11時半過ぎ)の麓の方でのキラキラ霧氷をどうぞ。
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 厳冬期の赤城は3シーズンぶり、シーズンインがこれだと次のハードルが高い‥‥

【プロローグ記事】 赤城霧氷をくぐってゆく年くる年 (第1159号)

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OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm(1~5、10枚目)/14-150mm(6~9枚目)
撮影2024年12月30日 赤城山 黒檜山~駒ヶ岳

(第1160号)

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コメント

いやー改めて見ると美しいですね。ときおりパラパラと落ちてくるのが以前行ったときの記憶です。遠望も利いて冬の間でも滅多にないベストなタイミングでしたね。少し遅くなったが不幸中の幸いです。

投稿: てばまる | 2025年1月12日 (日) 21時27分

てばまるさん、霧氷が落ちてくるのもまた綺麗で、風があると空を舞ったり一期一会の世界です。赤城からの遠望はけして珍しくはありませんが、たいてい風に吹かれることが多く寒さとの闘いになります。霧氷詣でに風は諸刃の剣です。

投稿: 鉄まんアトム | 2025年1月13日 (月) 11時56分

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