紅葉の外秩父、鐘撞堂山をあるく
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
寄居へは車の方が早いですが、たまには電車でのんびり渋滞知らず、うまく乗り継げば電車でも1時間ほどで行けます。着いたらちょうど秩父鉄道のホームに両方向の急行列車(車両は元西武新101系)がやってきました。
尾根道を縦走する「八幡山コース」の登山口(桜沢公民館)へは駅から30分前後歩きますが、コンビニに寄ったり、ウォームアップには程よい時間。ちょっと紅葉には早かったようです。もう12月ですけど‥‥
桜沢公民館の西隣の八幡神社裏手が登山口で、そこからいきなりの急登ですが、10分前後で尾根に取り付き、そのあとは明るい尾根道を小さくアップダウン繰り返しながらの縦走です。
ちなみに去年は12月9日でこんな感じ。少し遅めながらも見事な紅葉が残っていて、こんな雑木林を左右に眺めながら進むコースです。
今年はどこも総じて紅葉が良くありません。それでも綺麗所はちらほら見掛け、そういうのに捕まりながら、あれやこれや撮らされました。ケヤキやアオハダとか‥‥
途中ちょっとの寄り道で谷津池にも下りられます。落ち葉が浮かぶ水面には紅葉のリフレクション。
山頂が近づくと、どこでも必ず撮らされちゃうこの子が出てきました。(イロハモミジ)
稜線の北側、先ほどの谷津池が木々の隙間から見下ろすようになれば山頂はすぐそこです。
しかし山頂直前に、絶賛紅葉中のメグスリノキがいくつもあって、これは散々撮られました。
鮮烈なサーモンピンクが特徴的ですが、こういうテイストも佳き佳き♪
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
ということで山頂に着いたのは14時を回ってしまい、すでに日も傾き、展望台がダイヤモンド富士状態になっていました。
稜線の南側、歩いてきた「八幡山コース」や「鐘撞堂山ふるさとの森」、大正池のある谷津や寄居市街などが見渡せます。雑木林のもこもこ紅葉がいい感じです。大好きなやつ♪
なんとも原始的な「覗き筒」に頼らずとも、スカイツリーや都心のビル群はしっかり見通せていました。
東の方は筑波山がしっかり(八木橋デパートのおかげで熊谷は見つけやすい)
北の方は榛名山と手前の街は高崎かな?(特徴的な市役所がどれかわからない)
山頂には山名の由来になった鐘撞堂があり自由に鐘を撞けます。戦国時代に鉢形城の見張り場として、敵襲に鐘を撞いて知らせたとの言い伝え。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
さて、15時も近いから下りないと暗くなっちゃう、ってことで一気に下山。去年は大正池でしたが、今年は円良田湖に下りました。釣りは終了の放送、15時半でもう日没間近です。
寄居駅まで歩こうと思ってたけど、暗くなったら急に冷えてきたので波久礼駅に向かい、秩父鉄道様に1駅お世話になりました。
あとは東武東上線で家路へ。ちょうど乗れた「川越特急」の車窓にはブルーアワーの夕映えグラデーション、山並みには富士山もいました。川越まではあっという間です。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
こんな感じで、駅から駅へ、そして麓から雑木林の中をゆる~り歩けるのが鐘撞堂山の魅力です。いろんなコースがあり、水辺もあり、短い時間でもしっかり楽しめます。まだ春に行ったことがないので、次回は、新緑と桜の頃に出掛けてみようと思います。
今年残すところ30・31の2日間でどこか山に行ったりしなければ、この鐘撞堂山あるきが2024年最後のお山です。
*撮影2024年12月1日 OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm/9-18mm
*寄居駅~八幡山コース~谷津池~鐘撞堂山~円良田湖~波久礼駅
(第1157号)
※25/01/01追記: この記事を書いた翌日の12/30某山に行ってしまいましたので、2024年最後のお山は鐘撞堂山ではなくなりました。
| 固定リンク
コメント