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2024年12月の2件の記事

紅葉の外秩父、鐘撞堂山をあるく

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 去年に続き今年も紅葉の鐘撞堂山を歩きました。鐘撞堂山は、埼玉北部の寄居、花園、美里の各町に跨がる雑木林主体の里山で、標高330mと低いながらも関東平野を一望できる眺望の良さは折り紙付きです。
 いままで一度もブログに上げていなかったので今年こそはと、年内ギリギリになってしまいましたが、簡単に記録として残しておくことにします―― (※以下、写真24点の長編)

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奥武蔵二子山東尾根、錦の激急坂

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 いわゆる守屋図の1つ、奥武蔵登山詳細図に「二子山東尾根ルート」として、「旧武電が拓いた登山道で西武秩父まで延伸するまで歩かれていた旧登山道で、秋は紅葉が素晴らしい。熟達者向き」と紹介されているコースがあります。地図上にも「昭和40年代旧武電登山道」「紅葉」の文字があります。
 近年ネットでよく見掛け、多く絶賛されていることから、今年初めて歩いてみました。

 紅葉はたしかに見事。しかし、範囲は狭く短く、地面を手懸かりに四つん這いで登るような激しい急坂もありました。奥多摩のタワ尾根で、日原の一石山神社から人形山にかけて有名な急坂がありますが、感覚的にはその倍以上。もはや崖だと感じました。紅葉だけが目当てなら全くおすすめしません。

OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 (換算28mm)
撮影2024年11月23日

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 ところで、守屋図に出てくる「旧武電」とはなんぞや。
 手元にある『鉄道未成線を歩く<私鉄編>』(森口誠之著、JTB、初版2001年)p168以下によれば、1961年に免許を取得した武州鉄道(三鷹~小平町~箱根ヶ崎駅~東青梅駅~名栗村名郷~横瀬村根古谷~秩父市東町の60.3キロの敷設計画)を指すようです。埼玉県東部に実存していた同名の鉄道会社ではありません。
 記述の中心は疑獄事件についてですが、興味のある方は原典を当たってみてください。

(第1156号)

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