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株主限定プレミアムビール2024

 恒例、株主限定ビールの話。今年のお題目は<フルーティで華やかな香りのドリンカブルなIPA‥‥特別なホップ「Centennial」を採用することで、IPAらしいホップ香がありながら、適度な苦味にすることで、爽やかな飲みごこちを実現‥‥した特別なビール>だそうです。前年に続き、アルコール度数は5.5%、原材料は麦芽とホップのみでした。
 なお、「IPA」には※で説明書きが添えられ、「インディアペールエールの略。上面発酵酵母を使用し、苦味強め、アルコール高めで香りが特徴のビールとする」と。
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 さて、お味は‥‥
 IPAの王道をゆく看板どおりのお味。ごくごく喉越し良く、ぱあっと花が開いたあとに苦味の余韻もやってきて、じつにおいしく頂きました。ただ、いま流行りのクラフトビールや限定醸造ものの多くはどれもこの路線のようで、流行っているだけに、もはや目新しさも意外性も‥‥

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 前年に続き、添えられている「株主の皆様へ」(※上記左側)を今年も引用。

 社長として「グローバルにベストプラクティスを共有」して「企業価値向上を目指」すとの決意表明のようですが、話が極めて抽象的で、しいて具体性のある話と言えば「新会社をシンガポールに設立する」ことだけです。しかし前置きの文節が意味不明ゆえ、この具体性も打ち消されてしまっています。せっかくのおいしいビールが‥‥
 まずはこの欄=株主への語りかけ=からベストプラクティスでやってもらいたいです。

【関連記事】 株主限定プレミアムビール2023 (第1117号)

(第1141号)

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