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5年ぶり、芽吹くブナを求め玉原高原をあるく

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 新緑第3弾は玉原のブナ林へ。前週の奥多摩三頭山に続くブナ新緑で、5年前よりも1週早く芽吹きにワンチャンあるかもと企んではみたものの、その5年前より遅れる感じの季節の進み具合でした。
 それでもまだまだ若い緑で、枝越しに残雪を抱く山並みも見えて、上信越の、奥多摩・奥武蔵では得られぬ景観を楽しんだ1日でした―― (※以下写真21点の長編)

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 話の展開はいきなり玉原高原のピーク、鹿俣山の頂上(標高1636m)から。樹木の遮りもあるけど南側は十分に大展望。
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 目をこらすと富士山もくっきり
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 武尊の山肌はみどりのグラデーション
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 見下ろす玉原高原全景。上の方は萌葱のみどり。
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 枝越しながら北側には残雪を抱く越後山脈の山並み
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 わずかに山並みを見通せるところもあり谷川岳が近い。肩ノ小屋や肩ノ広場のケルンが見える。
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 鹿俣山の上の方も芽吹きから時間が経って、明るい萌葱のみどりに。どっしりしたブナの根張りとの対比が美しい。
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 そんなみどりに浮かぶムラサキヤシオ
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 足元には名前の分からないスミレ多し。
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 ツツジだけでなくシャクナゲも裏年なのか、群生地でも花はごく一部のみ
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 谷川連峰を見渡せ、かつ日陰の此処にてお昼の大休止
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 新緑に覆われたブナ平、そして尼ヶ禿山。
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 そのブナ平の中。空気までが緑を映しているさまが写真に写る。
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 紆余曲折あったんだろうね
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 日当たりの良いところには目映いブナ若葉
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 玉原湿原の回り、終わりかけだけどムラサキヤシオ点在
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 期待ゼロだったからこんなに咲いているのはうれしい誤算
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 時間が押したので尼ヶ禿山はあきらめ、玉原湿原を眺めながら昼に残したお菓子類で箸休め。1時間以上ぼぉーっと座っているだけ。だんごは完食、コーヒーおかわり。
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 誰もいなくなった。さあ帰ろう。小尾瀬の異名を持つ玉原湿原には尾瀬の代名詞の木道あり。気分は尾瀬。
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 カエルが合掌している「ぶなのわきみず」で身を清める下山の儀
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 下山後は望郷ラインで「三峰の湯」に飛んでお清めするのがマイ定番。のんびり源泉掛け流しの温泉を楽しんだら日も落ち、下りていった月夜野では、辺り一帯、残照の水鏡が揺れ狂うほどの蛙の大合唱でした。
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 最後に訪ねてから少し時間が経っていたところを順に追った今季の新緑の山旅でしたが、見たい緑には見事どこも1週遅かった、何をやってるんだ、の3連チャンでありました。
 見方を変えれば、3箇所すべてで目映い若葉に包まれ、新緑を満喫しました。山では早くも花のシーズンが始まっており、万緑に覆われる前にどこかでたくさんの花々に塗れたい。そんな今日この頃です。

*撮影2024年5月18日 *SONY RX100m6
*センターハウス~鹿俣山~ブナ平~玉原湿原~駐車場(群馬県沼田市)

(第1140号)

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コメント

景色も含めて中々良いブナの森ですね。新緑の向こうの残雪の山はこの地方ならではでしょう。
このあたりの山は東電所有なので木道も同じような作りですね。

投稿: てばまる | 2024年6月10日 (月) 16時38分

てばまるさん、玉原のブナ林は、二次林ですが、いろんな意味で関東ナンバー1ではないでしょうか。日本海型のシロブナでオオバブナです。葉の大きさが奥多摩で見るコハブナと違って見応えもあります。

ちなみに、玉原は、湖やスキー場のエリアを除き、利根沼田森林管理署が管轄する国有林ですね。

投稿: 鉄まんアトム | 2024年6月10日 (月) 18時47分

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