RX100M6、みたび修理
自称コンデジフォトグラファー。1台で何でもこなせる万能レンズ、筐体はできるだけ小さく、でもセンサーは少しでも大きく、そんなカメラを渡り歩いてきました。老眼が進んだいまはファインダーも必須です。
最後にカメラを買ったのが2019年4月のSONY RX100M6。その4か月後にAF機能を強化したマイナーチェンジの後継M7が発売され、その後、新機種の発表・発売がありません。CANONも同様で、5年前のカメラがいまだ“最新機種”で時価は約17万円もします。
そんな状況ですからM6を使い続けているところ、調子が悪くなりました。電源は入るけどシャッターが切れない、カメラの操作も一切できない、という事態。3年前と同じ故障です。
とりあえず修理に出し、気付いている他の不良箇所を申告し、ほかセンサーやレンズにも異常がないか点検もしてもらいました。すると‥‥
結論から言うと、上記のとおり、税込み総額83,897円の修理となりました。
発売から6年も経っているカメラにこんな大金叩いた理由は次のとおり。
≪理由その1≫ 最低でも電源回りだけは直さないとカメラとして使い続けられない。直さないなら何か買わないといけなくなる。いまM7を17万も出して買いたくない。となると最低修理26,521円は避けて通れない。
≪理由その2≫ 新機種が出て買い替えてもサブのカメラは必要で、同種・同程度のカメラは26,521円はおろか、83,897円出しても買えない。そもそも新機種など出そうにもない。
≪理由その3≫ 最低修理と完全修理との差額57,376円はファインダーとレンズへの異物混入による部品交換の費用の差で、前者は不便なだけで撮像に影響しないが、後者はわずかといえど撮像に影響する。サブとして使う以上は万全にしておくべき。
こうして我がRX100M6には3度の修理で買った値段以上のお金を使いました。コンパクトデジカメはスマホに取って代わり、半導体不足やら円安やらにも追い打ちを掛けられ、機材の更新もままならないこうした状況はまさに「コンデジ難民」です。やがて修理もできなくなればお手上げです。年貢の納め時なのでしょうか。
(第1142号)
※※ 7/4追記 ※※
この修理を巡って後日談あり さしあたってコメント欄の上から2つ目ご覧ください。
※※ 7/16追記 ※※
この修理を巡っての後日談のさらに後日談あり さしあたって次号(第1143号)にて事実関係の要旨を書きました。
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