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7年ぶり、新緑の奥武蔵蕨山をあるく

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 2024GW前半、7年ぶりに奥武蔵の蕨山の王道コース(名郷~蕨山~金比羅尾根~さわらびの湯、約10km)を歩いてきました。
 例年であれば、アカヤシオにイワウチワを愛でつつ、山桜と萌葱のみどりのなかを歩くところ、今年は早い。とにかく早い。桜は散り、スミレは萎れ、ツツジも裏年――

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 歩き出し(と終わり)は杉林の急坂。西川材の産地として名高い名栗の杉林はご覧のとおりの美林。ほのかな香りもあってこれはこれで悪くはないのですよ。
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 スギの美林を1時間ほど登ると尾根に取り付き、その先は広葉樹林となり枝越しに視界も開けていきます。
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 たくさんあるはずのミツバツツジは少なめ、疎ら‥‥
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 この日いちばんの株がこれでこの程度
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 ミツバツツジ終了の図(アカヤシオはすべてこの図でした)
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 山頂が近づくと淡い芽吹き間もない森の色
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 フレッシュグリーンのシャワー
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 のんびぃ~り歩いたから山頂は正午近くに
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 咲き残りのヤマザクラ
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 キラキラのマンサク
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 ハウチワカエデの目映い若葉
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 新緑のカーテン
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 金比羅尾根はスミレの宝庫だそうで‥‥
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 花が同じでも葉が違うのとか‥‥
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 スミレの先生によると、上の紫の子がマキノスミレ、白い子がフモトスミレ(右上はフイリフモトスミレ)、そしてこの子はその両者の自然交雑種であるミドリミツモリスミレだそうです。
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 7年前のときはヤマザクラの盛りで大笑いだった山肌が今日は静か
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 下の方でヤマツツジが少しだけ
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 新緑とのコントラストが美しい
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 麓ではフジも咲き終わりでした。
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 奥武蔵最奥、有間の一帯へは、登山口へと通じる広河原逆川林道や山中・横倉林道が2019年の台風19号により今も通行止めが続いていて、足が遠のいています。
 それでも、手軽に広葉樹林が楽しめるコースは残っており、無理して遠くへ行かずとも原点回帰、秋にまた訪ねてみようと思います。

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*撮影2024年4月28日 *SONY RX100m6
*蕨山ハイキングコース(埼玉県飯能市/県立奥武蔵自然公園)

(第1138号)

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