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榛名湖畔 ゆうすげの道

 二男の装具製作のため前橋市内に出向きました。用事が終わったのは16時過ぎ、榛名湖畔までドライブして帰ることに。
 ちょうどユウスゲ(別名キスゲ)の時季で、ユウスゲは夕方近くに咲き始め朝には萎んでしまう夜の一日花。この花を見に行くにはむしろ好都合な時間帯かもしれません。
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 初めて見るユウスゲの花。独特の、濃いけど透んだレモンイエローで、近縁種のニッコウキスゲやノカンゾウなどの橙色っぽさがみじんもない、純粋の黄色です。ほかにもオオバギボウシ、ナデシコ、オミナオエシ、ヒメシャジン、クルマユリなどなど、夏から秋の花々がたくさん咲いていました。
 18時を過ぎた標高1100mの湖畔の気温は25度を下回っており、車いすが通れる木道だけの散策ながら、ぽつぽつと咲くユウスゲたちを眺めながらの夕涼みは爽快そのものでありました。(下界との気温差10度以上!)

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 ほどなくして空が色づき始め、場所を湖畔に移しました。思いのほか焼け込みましたが、気付くと周りはカップルだらけ。そそくさと退散しました。

*撮影2023年7月29日 榛名湖畔ゆうすげの道/群馬県立榛名公園

(第1120号)

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