奥多摩タワ尾根、金屏風の森をあるく
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朝8時前の日原。今日も中腹あたりの紅葉は約束されているようです。
八丁橋で日原本谷を分け孫惣谷林道を進むと、すぐに見事な紅葉が姿を見せます。ケヤキのこの色合いは毎年見られるものではありません。
石尾根へとつながるヤケト尾根を遠望すると、いい頃合いのカラマツ黄葉
すぐ向かい側の天祖山への尾根の山肌にはもこもこ紅葉。こちら先回りならでは。
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孫惣谷林道からオロセ尾根に取り付く作業道は植林の急登だけど、10分もすると向かう先に金屏風が‥‥
登るにつれて其処此処に金屏風。ブナとミズナラの共演は意外と出逢えないもの
タワ尾根の稜線へと近づくにつれ少しずつ林相が変わりダケカンバの姿も
オロセ尾根を登り詰めた先にある篶坂ノ丸(すずさかのまる、1476m)はもう紅葉終盤。よって今回もこれ以上奥へは進まず、日原に向けてタワ尾根を下り始めます。
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去年はシミだらけでしたが、今年は悪くないようです (コハウチワカエデ)
この日の朝たまたま合流し一緒に歩いた尾瀬仲間さんをモデルに、人の背丈との比で森の高さが伝わるでしょうか。
足元もじつにカラフル、落ち葉の量も桁違いでした。気付くと正午を回っており、こうした色彩の中でお昼の大休止。
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午後、歩き始めてほどなくして金袋山に着きます。今回は青文字の標識も確認できました。篶坂ノ丸から金袋山にかけてがこの日の色彩のピークでした。
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緑葉優勢のミズナラ巨樹あたり。見るたびに小さくなっていて、そうして土へと還っていくのでしょう。
このあたりはブナの大木が居並び壮観ですが、もう日が蔭ってきていて色彩の華やかしさは一部だけです。
一石山まで一気に下り、去年見過ごした標識2つとも確認。たぶんこの日最後の、西日に照る紅葉を眺めながら小休止を入れ、このあとの猛烈急坂に備えます。
時間にして約40分、直線距離約400mで標高差350mあまりを一気に下ります。気温も下がってきている中で、額から流れ落ちるほどこの日一番の汗(きっと冷や汗)をかきながら日原に到着です。素通りしちゃったけど、食べておけば良かったなあ、このたこ焼。
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以上、今年もかなり端折ってまとめたタワ尾根での紅葉狩りです。朝から晩まで揺るぎなかったド快晴の青空バックで、日帰りでは過去最高の1310枚も撮らされました。お腹一杯ですので第3弾はもう無いかもしれません。
*撮影2022年11月3日 *SONY RX100m6
*奥多摩タワ尾根(東京都奥多摩町/秩父多摩甲斐国立公園)
【去年のタワ尾根】 多摩タワ尾根、色彩の森をあるく(第1091号)
(第1110号)
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コメント
いやはやお疲れさまでした。
圧巻の金屏風の連続に撮らされ続けてしまいましたけど、今思えばもう少しあんなこんなアングルで撮れたかもと少々後悔ですが、どんどん撮ってるとお腹いっぱいになってきますからね・・・
来年も同じような金屏風にはならないかもしれませんが、また行ってみたいです。
たこ焼きじゃんけんが無ければ買ってたかも(^_^;)
投稿: てばまる | 2022年11月15日 (火) 10時40分
てばまるさん、お疲れ様でした。ご一緒できて楽しかったです。
ミズナラの金屏風はブナのそれとはまた違った味で、贅沢な一日でした。
撮影の後悔は、現地にそれなりの理由があって、現地判断で撮ら(れ)なかったアングルも多々あると思います。
来年こそは、たこ焼き買います。
投稿: 鉄まんアトム | 2022年11月15日 (火) 19時00分