
丘の上の‥‥ 正しく言えば、墓の頂の桜です。墓と言っても古(いにしえ)の、土を盛った、国の特別史跡「埼玉(さきたま)古墳群」の円墳の一つのてっぺんに、約60~70年ほど前、誰かが植えたサクラ数本があって、唯一無二の景観がそこに広がっています。
ついつい後回しになって早十余年、もたついているうち1本が台風で倒れその景観は変わってしまいましたが、残った木たちが頑張ってくれています。今年ようやく満開と晴天と休日と予定とが合わさり、立ち会えました。
*撮影2022年4月2日 丸墓山古墳 県立さきたま古墳公園/埼玉県行田市大字埼玉
(第1100号)
コメント
なるほど、町とか行政とかではなく植えた人がわからないというのも面白いですね。ググると地元の人が植えたという記述もありますね。昔は古墳とわかってなかったでしょうから地主もいたのでしょうね。 ググってると一度行ってみたくなりました。
投稿: てばまる | 2022年4月 4日 (月) 16時32分
てばまるさん、古文書などもあり、ここが古墳群であることは中世すでに知られていたようです。国が史跡に指定したのは80年以上も前で、桜が植えられたのはその後ということになりましょうが、そこはもういまさら‥‥ということで。(笑)
投稿: 鉄まんアトム | 2022年4月 4日 (月) 19時00分