奥多摩タワ尾根、色彩の森をあるく
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朝の日原界隈から稲村岩尾根の眺め。中腹部が紅葉の盛りでこれから向かうタワ尾根も期待できそう。
日原鍾乳洞の向かい側、一石山神社(標高600m)から山に取り付き、のっけからの急坂を登っていくと、奥多摩お約束の植林杉林の先に早くも紅葉の海が見えてきます。
一石山(1007m)の直下は錦繍の海。早くも溺れ始めてしまいます‥‥
やがて尾根に乗り、足元も錦の海。上と下とをキョロキョロしていたら、今回も一石山の山頂標識を見逃しました‥‥
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尾根に乗ってしまえば落ち葉をさくさく、この幸せで平和な景色の中を進みます。
巨木が多くなりミズナラのゴールドシャワーが降り注いでいます。
人形山が近づきブナの大木も出てきました。樹が高く写真に収まりきれません。
倒れてしまった「金岱山のミズナラ」推定樹齢800年。2013年10月に大枝が折れ、2019年7月には主幹も崩れ落ち、永遠の眠りに‥‥
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この人形山(1167m)のあたりが紅葉この日一番の盛りでした。浮かれて写真を撮りまくりながら歩いていたら、人形山の山頂標識も見過ごしました。
あちこち囓られちゃってるけど、今季諦めていたブナの小判にも出会えました。
登るにつれ、だんだんに紅葉の盛りを過ぎていきます。右のこんもりした辺りがたぶん金袋山の山頂。こういう地形だから見逃すわけです。
ちょっとくるくる探し、金袋山(1325m)の山頂標識は見つけた! 熊さんに囓られちゃってる!?
次のピーク、篶坂ノ丸(すずさかのまる、1456m)の山頂標識は分かっていたので無事ゲット。右に1つ増えてた。(笑)
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さて、腹も減ってきたので、少し下って此処に座って遅めのランチ。
食事中に雲が広がり風も出てきまして、オロセ尾根を下ります。下山です。日差しは消えちゃったけど、紅葉はしっとり、かなり下の方まで楽しめました。
これはたぶんホソエカエデ(葉柄の長さ赤さからウリハダカエデではない?)、黄色いのはチドリノキ(こんな葉っぱでもカエデの仲間)
すっかり雲に覆われた空の下、八丁橋まで25分、小川谷橋まで45分、そして東日原バス停まで20分、合わせて1時間半の林道歩きです。
以上、タワ尾根での紅葉狩りをか~なぁ~りぃ~端折ってまとめました。川越から日原まで片道約60キロ、一般道のみで2時間以内です。タワ尾根はその距離感の中で最も紅葉を満喫できる場所ではないかと思います。第5弾は裏妙義に行きます。
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<おまけ> 朝の日原にて。猿が群れ立って柿を貪っていました。奥多摩の里で猿を見掛けることが以前より増えた気がします。
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*撮影2021年11月6日 *SONY RX100m6
*奥多摩タワ尾根(東京都奥多摩町/秩父多摩甲斐国立公園)
(第1091号)
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コメント
「ブナの小判」とはないない良いネーミングですね。
このルートほとんど行ってませんが、紅葉の海感半端ないですよね。来年は行きたいです。
金岱山のミズナラの上空、けっこう空間がありそうですね、例の奴上げればモコモコの紅葉が撮れるかも?
投稿: てばまる | 2021年11月24日 (水) 14時05分
てばまるさん、ありがとうございます、このブログで「ブナの小判」なるフレーズは2016年頃から度々使っていますね。
タワ尾根は例年文化の日あたりに歩けば、どこかで盛りの紅葉に出会えます。
ミズナラ巨樹のところ、たしかにぽっかり開けてはいますが、例の奴、下ろすのが案外大変かもしれません。燕岩の方が良いかも。もこもこは約束されているでしょうね。
投稿: 鉄まんアトム | 2021年11月24日 (水) 23時06分