過ぎゆく夏を想い
コロナの状況の深刻化、ワクチン接種の日程その他もろもろ重なって、今年の夏山は7月に野反湖を訪ねた1回のみ、8月はどこにも行けず終わりました。
それでも野反湖への山旅で、素晴らしい天の川(→前号参照)、短いながらも森林限界超えの稜線歩きを楽しみ、高山植物が咲き乱れるお花畑の中も歩けました。
白砂山には時間や体力が足りず届きませんでしたが、進む稜線の先にその山容を仰ぎ、谷川連峰そして遙か尾瀬の燧ヶ岳へと連なる連嶺まで見渡せ、高地の空気、笹の葉擦れをBGMに幸せな時間でありました。
さて、季節は秋へ。昨年並みの紅葉狩りはいろいろ難しそうだけど、山のかがやきから元気をもらいに1度や2度は出掛けたいものであります。
*撮影2021年7月18日 野反自然休養林/上信越高原国立公園(群馬県中之条町)
(第1087号)
最近のコメント