川越夕景(53)
八十八夜を過ぎると川越は水鏡の季節を迎えます。田んぼに水が入って早いと2~3日で田植えに進んでしまうため、水鏡が見られるのはほんのいっときに過ぎません。
おとといの水曜日、梅雨のはしりか、朝から雨がしとしと降っていましたが、夕方になって急に晴れてきました。沈む日も見られました。するとどうでしょう、空全体がいったん黄金に染まり、そのあとぐんぐん紅く真っ赤っか。見事な夕焼け出ました。
この田んぼでは、当日か前日に田植えが済んだばかりで、まだ水鏡の余韻が残っていました。カエルの合唱に包まれながらの、幸せなひとときでありました。
*撮影2021年5月19日 Canon PowerShot G7X MarkII 川越市大東地区
(第1083号)
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コメント
きれい夕景と水鏡ですね、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置も延長して欲しくないですね。
投稿: pulsar | 2021年5月22日 (土) 07時23分
pulsarさん、ご無沙汰しております。
この夕景は偶然見られました。風が凪いでいましたから、もっと広い水田地帯で田植え前の田んぼだったら完璧なリフレクションが見られたでしょう。
危機が去っていないにもかかわらず、経済や五輪など別の思惑から宣言等が解除され、それにより人流が増し、人々の対策も緩みがちになる状況(そして感染が再拡大する繰り返し)の方を私は懸念しています。
投稿: 鉄まんアトム | 2021年5月22日 (土) 20時18分