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2021年2月の2件の記事

だんだんに増えるスケルトン万年筆

 前号からのつながりで今度は万年筆の話。いわゆるスケルトン、軸やキャップが無色透明の万年筆にハマって4年超、だんだんに種類や本数が増えています。

 万年筆に高価・高級のイメージを持つ人が多いでしょうけど、私が主に使っているペンは実売千円以下。最も安いものは300円もせず、インクを入れるコンバーターの方が高いペンもあります。こうした廉価品のペン先はどれも鉄ですが、書き味はバカにできません。金ペンとブラインドテストしたら答えに迷うかもしれず、品質の高さは折り紙付きです。

 万年筆はインクを楽しむ筆記具でもあります。スケルトンのペンには、装填するインクの色合いを常に見ていられるところに大きな魅力があります。もはや底なし沼の様相であります。

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写真は手持ちのスケルトン万年筆たち。一番上(ヘリテイジ92)を除きペン先はすべてステンレス。本文で紹介した品が2番目の「preppy」(プレピー、プラチナ社製)、3番目は以前紹介の「safari」(サファリ、ドイツLAMY社製)、そして一番下が「kakuno」(カクノ、パイロット社製)の各無色透明モデル。

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** 万年筆最大の弱点はインクの乾燥による目詰まり。preppyは格安品にして(だから裸売りだけど…)キャップに水分の蒸発を防ぐ新開発『スリップシール機構』を備え、kakunoのペン先は上位モデルと同じながら遊び心があります。ペンが転がらぬよう工夫も施され、すばらしきJapanMadeなり。

(第1077号)

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たかがボールペンの替芯、されど

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 私にとってペンと言えば万年筆。でも仕事では実用上ボールペンを主に使わざるを得ません。パーカー信者としてはボールペンだって燻し銀の「PARKER75」を使いたい。
 しかし書きやすさでは200円以下の国産品が圧倒。パーカー純正の替え芯(リフィル)は高価なくせに書きづらく、ふだん使う気になりません。チープであれ三菱鉛筆のジェットストリームがマイベスト。油性なのに乾きよく、筆圧いらず、滑らかさも抜きん出ています。

 なんとそのジェットストリームに「G2規格」(ISO12757-2、いわゆるParker互換)の替え芯が! お値段600円弱、すぐ買いました。2018年に売り出されたようです。
 手持ちのパーカーはすべて回転式でこれまた実用に劣るため、併せてノック式の「ジョッター」もポチってみました。2千円前後の廉価版とはいえ1954年発売の超ロングセラー、ノックすると芯が4分の1回転し、先端の片減りや“ダマ”を防ぐ仕組みもある優れものです。

 こうして手にしたJOTTER+JETSTREAMの組み合わせ、新しいペンが生まれたと言ってもいいでしょう。至高です。もっともジェットストリームのG2リフィルは黒インクのみ、金属軸で残量も見えません。そして、私が使っているインクは、青>赤>黒です。

 机の上にあるペンは、結局いままで通り、JETSTREAMの3色スケルトンだったりして。

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 上から順に、Parker旧版、Parker Quinkflow、JETSTREAM SXR-600-07。旧版はグレーに掠れ、クインクフローは微かな青みを帯び、ジェットストリームは安定の黒です。※意見には個人差があります。

(第1076号)

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