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強風に荒れる赤城山をあるく

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 シーズンインに荒天を引いてしまった前回の赤城山。あろう事か、再び臨んで今度は疾風に狂う日を掴んでしまい、それでも麓の方まで霧氷が付いていて天気は晴れ、なんとか歩けそうにもなったので主峰黒檜山へと進んでみました。
 雲の流れが速く、覆われてしまう時間もしばしば。気温はマイナス5度以下、毎秒10メートルは下らぬ風に吹き曝されており写真撮影には難儀でしたが‥‥

 (※以下写真23点の長編)

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 朝の赤城大沼、そして黒檜山から駒ヶ岳の主稜線。大沼の氷上からは雪煙が舞い上がり、氷の粒が飛んでくる始末‥‥
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 行こか帰ろか1時間以上も見合わせ、でも、しだいに雲が切れてくるように見えたので出発します。登り始めてすぐの霧氷風景、一見穏やかですが、風をもろに受けています。
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 この日の霧氷は新鮮で細やかで木全体にビッシリ付いていてキレイでした。
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 中腹の、いつものマイビューポイントも真っ白け。これも写真では平穏に見えますが、カメラを構えるのがやっとなほどの強い風です。
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 空の模様は猫の目のように秒単位で移り変わっていました。
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 光が差せば冬の雪国の鈍色の空にも霧氷は映えます。
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 中腹より上では霧氷が少し粗くなったけど、だんだんに青空も増し増し‥‥
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 稜線に取り付くと東側斜面は比較的穏やかで、美しい霧氷群‥‥
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 黒檜山頂のこの雰囲気、久しぶり、最高です。
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 山頂北側のビューポイントあたりも極上の霧氷風景。
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 ただ、ビューポイントの北側から西側、上信越の山々はおろか、沼田の町すらほとんど見えず。コース随一の暴風で目も開けていられません。
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 上越国境から吹き曝される風上には霧氷珊瑚やエビの尻尾たち。
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 一方、山頂の南側。昼を過ぎてもまだまだキレイな霧氷にいいね!いいね!です。
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 富士山もしっかりご覧の通り
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 依然、風は強く、ときおり視界を遮るほどの雪煙が立ちます。
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 しかし、風が強いときでないと撮れない写真もありまして‥‥
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 これから向かう大タルミを見下ろす‥‥ (※前面に写っているのは手前の丘)
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 大タルミを風が通り抜けているのがよく分かります。
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 大タルミでここまでキレイな霧氷を見るのは初めてかも。
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 駒ヶ岳への登り返しもそんな霧氷群を行きます。
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 駒ヶ岳の山頂を前に、歩いてきた黒檜山からの主稜線を振り返ります。ここも烈風です。
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 そして、駒ヶ岳山頂。14時を回ってなおこの情景でしたが、ここを乗り越したら霧氷はほぼ無くなりましたので、以下省略します。
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<おまけ> 朝の前橋市街、国道17号線の群馬大橋から望む赤城山です。この雪雲はしだいに取れましたが、強い風は終日止みませんでした。
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 この日、すっきりした青空に長くは恵まれませんでしたが、変化のある空模様で、穏やかなときにはけして見られぬ情景を存分に楽しみました。今季もこうして赤城山の霧氷風景を歩けて御の字、出直し大成功であります。

*撮影2020年2月11日 Sony RX100m6 群馬県前橋市
*黒檜山登山口~黒檜山頂・南北各ビューポイント~駒ヶ岳山頂~駒ヶ岳登山口

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 この山行きの翌日、祖母が亡くなりました。93歳でした。死去に際しましては御丁重なる御弔意をいただき御厚情のほど深く感謝いたしております。御礼申し上げます。

(第1058号)

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コメント

全山真っ白の霧氷、みごとです。
寒い強風の中、登った甲斐がありましたね。(^^)

投稿: Suekichi | 2020年2月23日 (日) 12時44分

Suekichiさん、霧氷そのものの状態は期待以上で良かったです。しつこく引っ掛かっていた雲で長持ちしたかもしれません。
この日の冷え込みは厳しくなく寒さはほとんど気になりませんでした。厄介なのは風でしたが、予想の範囲内ではあり、1月の谷川後にいくつか新調した装備等がさっそく役立ちました。暖冬で雪不足のなかたっぷりの新雪も楽しめて良き山行きでした。

投稿: 鉄まんアトム | 2020年2月23日 (日) 15時47分

雪煙がない写真だけだと非常に穏やかな山に見えますね(^_^;) 冬の赤城山名物の強風あっての霧氷ですけど、あまりにも強いと撮影も難儀ですよね。

なんだかんだと今季は12月下旬の霧氷がドローン日和としては最高だった感じがします。沼が凍った景色と霧氷も撮りたかったですが・・・ また来シーズン。

投稿: てばまる | 2020年2月25日 (火) 09時29分

てばまるさん、風が強いときは霧氷がより白く動的な写真が撮れる一方、手は震えるし枝も大きく揺すられ構図が定まりません。霧氷が吹き飛んでしまったりもします。諸刃の剣ですね。

ベストデイがいつかの見極めは難しく、重視する要素によって意見に個人差も生じます。
今季私の知る限り私の意見では、無風の要素を加えても、1つ前にコメントくれたSuekichi氏が行かれた1/11ではないかと見ています。
このさらなる高みも必ずありましょうから、何回も来ては何度でも撮り重ねていくのは、山屋としても写真屋としても楽しい営みだと思っています。赤城山にはそれだけの価値もあるかと。ぜひまた。

投稿: 鉄まんアトム | 2020年2月25日 (火) 12時50分

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