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白銀に輝くカラマツ霧氷を求め赤城北面へ

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 赤城山の霧氷風景と言えばダケカンバなど広葉樹の曲線的な木々が主体ですが、北面にはカラマツの林もあって、針葉樹の直線的で端整な木立による一味違った景色も見られます。カラマツが赤城ブルーを背負って白銀に輝くさまを求め、冬季閉鎖中の赤城北面道路を大沼から歩いてみました――

 (※以下写真23点の長編)

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上空には青空が見えるも、かなりの強風で、黒檜山や駒ヶ岳には厚い雲が掛かり続けています。新坂平ではマイナス9度の表示でした。
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 地蔵岳も真っ白で、「こっちにおいでおいで~」と誘ってる‥‥ そっち行けば極上の写真が確実に撮れるだろう状況に心は大きく揺れ動く。(笑)
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 でも、地蔵岳よりさらにチャンスの少ない五輪尾根も白く、この日の初志を貫徹。黒檜山登山口横の冬季閉鎖ゲートを跨いで北面道路に。最初からスノーシューを履きます。
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 少し歩くと大沼を見下ろし、地蔵、小地蔵、長七郎など、本日の“お宝集団”がだんだんに遠ざかる‥‥
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 そうした未練は、赤城外輪山で前橋沼田両市の境をなす五輪峠(標高約1450m)にて、霧氷のカラマツが視界に入ってきた瞬間に一掃!
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 峠を越えて沼田側に入るとこの情景! にんまり(*^_^*)
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 赤城ブルーを背負って、白銀に輝くカラマツ霧氷です1022_08_g1xm2_5533

 ただし、空の変化は激動で、青空と日差しがなかなか同時に来てくれないので、写真を撮るにはだいぶ苦労させられました‥‥
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 雪煙もすごかったです‥‥(お察し~)
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 そんなときはこういうの見て凌いでいました‥
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 だいぶ下ってきて黒檜橋(約1370m)のあたり。さすがに霧氷が薄くなってきました。まだ時間は十分あります。トレース1つ見つけたんで、これを拝借して森の中へと入ってみました。
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 カラマツの森かと思ったら、あれ、いつの間にかダケカンバだ、それにしてもなんだここは、メルヘンの世界へと迷い込んだよう。。。
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amazing 1022_14_img_4881

 もはや異空間。ラビリンス
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 あ、稜線だ! カラマツの小枝すべてが光ってます!! 同時に少しほっとします。だって、山の中でのラビリンスって、言い換えれば、遭難でしょ?(^0^;)
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 車道からのガチ直登を約1時間、行き着いた近くには「爺黒桧」の札が掛かっていました。
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 カラマツ木立の先には主峰黒檜山の山頂や展望スポットが見えています。それにしてもこの雰囲気、赤城でのオンリーワン、だと思う。
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 小黒檜山が近いので山頂(1644m)を踏んでおきました。
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 紛うことのない小黒檜山頂の目印がこれです。(草木ダム関連の電波反射板?)
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 この角度から仰ぐ黒檜山は新鮮ですね。
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 さて、正午を過ぎ、雲も取れてきて、霧氷が急速に消え始めました。名残のカラマツ霧氷‥‥見納めです。
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 あっという間に消えてしまったラビリンス。下山は南側にトラバースしたかったけど、堅実さをとって、来た道をそのまま引き返します。以降、自宅まで、すべて来た道をなぞりました。
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 斜面を真っ直ぐ下りてきてこのあたり、朝の魔法はもうすっかり跡形もありません。現実世界に戻るにはここから2キロ以上も雪道を歩かなければなりません。いい運動です!!
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 今季5度目の赤城山。こうして以前から温めていた小黒檜プランを初めて実行し、撮影条件はやや厳しかったものの、細やかで美しいカラマツ霧氷が存分に楽しめました。
 オトギのような赤城の冬もそろそろフェードアウト、今季すでに満喫の域に達していますので、これにてシーズン終えても悔いはありません。

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*撮影2019年2月17日 Canon PowerShot G1X MarkII/G7X MarkII 群馬県沼田市
*県道251号赤城北面道路大沼ゲート~五輪峠~黒檜橋~爺黒檜~小黒檜山(往復)

【留意事項】 小黒檜山には一般登山道がありません。人があまり入っていません。冬山は時々刻々状況が変わっています。滑落や雪崩の危険もあります。よって、安易に立ち入るべからず、広く人にお勧めもしません。そこらへんの機微にご留意下さい。

(第1022号)

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コメント

カラマツに雑木林に千差万別の霧氷の景色がうっとりですね~ ときおり降ってくる雪冤?霧氷煙?にまみれるのも一興ですなぁ(^^;)
冬の間に同じところに5回ですから、行きやすい距離の雪山のマイフィールドがあるのは良いですね。

今冬は運動不足の境地に達してますので高尾山からやり直しです(^^;)

投稿: てばまる | 2019年2月21日 (木) 15時42分

てばまるさん、凄まじい雪煙の中の霧氷風景は幻想的でしたけど、できればご遠慮。(笑)

赤城山は川越から見えるし、距離は片道約100キロ強、関越がスムーズなら約2時間と行き易いです。開発され尽くした観光地を勝手にイメージしていましたが、とんだ思い違いで、豊かな自然が手軽に楽しめる素晴らしい山だと近年再評価しています。

投稿: 鉄まんアトム | 2019年2月21日 (木) 23時38分

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