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油氷とアイスバブルの赤城大沼をあるく

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 年末年始の強い寒波で赤城大沼が一気に全面氷結し、それから雪が積もらず、表面がツルテカで固く透明な「油氷(あぶらごおり)」と呼ばれる状態のまま1月11日、氷上への立入りが解禁されました。その大沼になんと“アイスバブル”が出ているとあって、解禁翌日の週末、たまらず見に行ってきました――

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 朝8時の赤城大沼。穏やかに晴れ渡っていて、氷上ワカサギ釣りがもう始まっています。いつも一面真っ白ですが、今季はこんなに黒光りしていて見事です。
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 ワカサギ釣りのカラフルなテントは冬の赤城の風物詩。
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 昼前には曇ってしまう予報なので、ささっと支度を調え、いざ氷上へ!
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 さっそくありましたアイスバブル! 初めて見ます、言葉にできないな、これは‥‥
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 アイスバブルとは、湖底に沈んだ動植物から発するメタンガスの泡が一気に凍り付き、氷の中に閉じ込められる現象で、ふだん国内では北海道のごく一部でしか見られないのだそうです。遠くカナダまで足を運ぶ人も‥‥
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 アイスバブルの群れを割く氷の亀裂がまた美しい‥‥
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 この亀裂はそこらじゅうにできています。御神渡の現象と同じで、いきなり割れてドボンしたりはしないと思います、たぶん。(^_^;)
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 地球上の景色とは思えません。どこか宇宙空間のよう‥‥
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 すうっと吸い込まれていくように深く、無数の気泡が幾重にも静止しているさまは極めて神秘的‥‥
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 そんなアイスバブルの横には楽しげな氷上ワカサギ釣りのテント村
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 そのワカサギ釣りで氷は日々穴だらけになっていきますし、人が歩けば氷面も傷みます。油氷もろとも雪が積もるまでの一時期しか見られません。この儚さも魅力かな~
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 ところによってフロストフラワーごと氷結しているものもありました。
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 アイスバブルのほかにも見応えある氷の造形がたくさんでしたが、キリがないのでもうこの程度にします。予報は良い方に外れ、午後遅くまで晴れました。
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 まるで水面のようですがピッカピカの透明氷上です。スケートを楽しむ若者グループもいました。こんな最高なリンクはほかにないでしょう。
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 くどいようですけど、表面かっちかちの全面氷結。時が止まったような世界です。
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 日が陰ったらいっそう幻想的に。丸一日、この油氷の上でアイスバブルを楽しみました♪
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 冬の赤城山と言えばいつもは霧氷狙いですけど、油氷も、アイスバブルも、霧氷とは比べようもないくらいレアで、次いつ見られるか分かりません。とてつもなく素晴らしいものを見させてもらいました、ありがとう赤城山!!

*撮影2019年1月12日 Canon PowerShot G1X MarkII/G7X MarkII 群馬県前橋市

(第1019号)

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コメント

小さいのから大きいのまでいろいろありますね! そんなレアなものの直ぐ近くで釣りしてるって言うのも不思議な光景です。一部区域を釣り禁止にして保存してもいいような気がしますが・・・
このツルッツルの油氷も面白いですね。

投稿: てばまる | 2019年1月14日 (月) 17時05分

アイスバブル、大きいのはみたことありありませんが、おもしろいですね。でも、こんなに透明だと、氷上に立つのはちょっと怖そうです・・・。

投稿: Suekichi | 2019年1月14日 (月) 17時55分

てばまるさん、こうして安心して氷上に出られるのは現地の漁業協同組合が管理している=ワカサギ釣りの=おかげで、よって、釣り人は“神様”であります。
この油氷は笑っちゃうほどに滑りまして、摩擦係数はほぼゼロ、アイゼン無しにはまともに歩けません。ただ油氷だと魚釣りには不都合かも、きっと下から丸見えです。

投稿: 鉄まんアトム | 2019年1月14日 (月) 22時34分

Suekichiさん、楽しくて楽しくて、あっという間に一日が終わってしまいました。
実際に氷上に立ってみると写真以上に透明で、まるで水面にいるかと錯覚します。こんな赤城大沼は初めてです。氷の下から、ぼよん、どくん、の類の、聞いたことのない不規則な音も響き渡っていて独特の感覚でした。

投稿: 鉄まんアトム | 2019年1月14日 (月) 22時36分

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