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秋分の北アルプス唐松岳をあるく(前編)

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 北アルプス北部は未踏の地。初級者がまず向かうべきとされるのが後立山連峰の唐松岳で、最も易しい八方尾根で往復するコースを秋分の日の3連休に歩いてきました。
 麓の八方駅(標高770m)からゴンドラとリフト2本(全長3445m ※後注)を乗り継げば、約30分で八方池山荘(1830m)まで上がれて、事実上そこが登山口です。余裕で日帰りもできるこのコースを、テント担いで1泊2日の山旅へ、いざ出発――。

(※以下写真24点の長編)

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 黒菱林道の通行止めで、出発は急きょ、ゴンドラ「アダム」から。駅舎の長野五輪エンブレムが懐かしいですね。乗ってしまえば10分足らずで一気に雲の高さへと上がっていきます。
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 リフト「グラートクワッド」の終点駅と八方池山荘のロケーション。歩き始めが11時45分、午前が雨だったので連休初日にしてこの空き具合、いいです!
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 木道コースを行く団体さんも絵になります。背後は五竜岳への遠見尾根。
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 八方池山荘から1時間で八方池(2060m)へ。風が強く、逆さ白馬は成らず。
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 八方池の先からが本格登山道となり、下ノ樺と呼ばれるダケカンバ帯で、その後いったん森を抜けると、上ノ樺、扇雪渓、を見上げつつ、斜面を巻いて登っていく。
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 ところどころに秋の彩り、黄色く色づいているのはミネカエデ。
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 期待していた扇雪渓のナナカマド紅葉は、実こそ紅いものの、まだ青々としていた。
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 丸山ケルン(2430m)に到着。すでに14時を回り、依然風も強く、果たしてテント場に空きはあるのか、あったとして、この風のなかテントを張れるのか‥‥ (というぐらいの強風)
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 maple色づく八方尾根
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 丸山ケルンを過ぎても登りはまだまだ続き、雲行き怪しく、このあたりが一番辛かった頃‥‥
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 山荘直下の迂回ルートは通行止めにて尾根を直登していく。来た道を振り返るとそれなりの高度感あり、少し八方尾根をナメていたなと反省‥‥
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 この坂を登れば‥‥Img_8730

 15時20分、唐松岳頂上山荘に到着!
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 山荘前から唐松岳を望み、テント場俯瞰。かなり下の方になりそうだ‥‥
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 案の定、だいぶ下りて、やっとの思いで場所を見つけました。テント設営し終えたら16時を回っていて、ガスも巻いてきてしまったshock‥‥ なんかもう意気消沈だけど‥‥
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 とりあえずbeer生ビールいただくsmile 1杯1千円也で紙コップとは風情なしdowndown
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 どうなるか分からないから、日没に向けとにかく山頂まで行ってみる! 登るにつれガスも切れてきて、えーっと、わが別邸は‥??‥ あ、あった、こんなに下なんだcoldsweats02 トホホ。(山荘=トイレまで片道10分、標高差90mあり)
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 で、山頂。着いたときはこんな感じでしたが‥‥
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 15分後‥‥ (う、わぁ~、~~happy02~~)
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 風が強く、ガスが流れれば目の前には言葉に出来ないような絶景が‥‥ よく見ると太陽の両脇に「幻日」が出ています!!┗(^o^)┛
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 剱岳のなんと凛々しいこと‥lovely
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 南に目を向ければ五竜、そして黒部源流の山々に、なんと槍穂高の姿もupup
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 北は、不帰ノ嶮(かえらずのけん)、そして白馬連峰の山々がとても幻想的‥‥
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 素晴らしいトワイライトアワーでした。辺りが暗くなり気付くと独りぼっち。別邸に戻ります。ちょうど月も昇ってきて、こんな景色眺めながら19時過ぎのラーメン夕食です。
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 月夜の不帰ノ嶮とか剱・立山とかを山頂から撮ってみたいと思いつつ、風が強いし、雲も出てきたし、それやっちゃうと翌朝起きられないだろうと見送って体力温存、21時前、シュラフへと潜り込みました。目覚ましは午前3時にセットです。 (後編につづく)

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(※注)乗車券記載の数字。八方アルペンラインの「鉄道要覧」による全長は3444m。

*撮影2018年9月22日 Canon PowerShot G7 X MarkII/G1 X MarkII
*北アルプス唐松岳1泊2日の1日目/中部山岳国立公園

【プロローグ記事】 秋の山旅は北アルプス唐松岳へ(第1003号)

(第1004号)   

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コメント

八方尾根って意外となだらかではないのですね(^^;)
これだと重いテント装備だとちょっと大変そうですが、まあ北岳に比べれば・・・(^^;)

しかしガスからの雲海大展望は感動でしょうね!! これがあるから稜線泊は魅力ですよね。
そして別宅からの眺望を見ながらの夕食や朝食は贅沢の極みでしょう!! 

投稿: てばまる | 2018年10月 1日 (月) 11時11分

てばまるさん、八方尾根は、途中難所もなく、此処に上がれないようだと、ほか北アの稜線でテント泊できるところはないかもしれません。アルペンラインの終点から山荘までの単純標高差は790mです。

今回の山頂での日没は劇的でしたね。あり過ぎると困るんですけど、ガスや雲が全くないのも(特に写真的には)盛り上がりに欠けてしまいますから、程良く、お願いしたいです。
こんな月夜のアルプス眺めながらのウイスキーちびちびもまた格別で、ふだん飲んでる安酒が高級酒に大変身します!!

投稿: 鉄まんアトム | 2018年10月 1日 (月) 23時15分

天候の不確実な連休でしたが、思い切って出発して正解でしたね。山頂からの日没は疲れも飛んでいきそうです。
テント場も眺望よさそうですけど、トイレまで登り10分はきついなあ・・・。

投稿: Suekichi | 2018年10月 3日 (水) 18時12分

Suekichiさん、初日前半の天気が悪く、強風も予想され半ばバクチでしたが、揺るぎない回復局面でしたので突っ込みました。
素晴らしい光景に疲れは吹っ飛ぶんですけど、別邸の位置があまりに悪すぎました。別邸と山頂の行き帰りが都度軽めの日帰り登山並みです。次回は早着を心掛けたいです。

投稿: 鉄まんアトム | 2018年10月 3日 (水) 23時22分

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