アルコールストーブを買ってみた
山で淹れる一杯の珈琲は至福です。これまでガスを使ってきましたが、装備はどんなに軽くしても燃料込みでミニマム280g。軽さを追うと山で燃料が切れたり、予備を持てば嵩張り、家に中途半端な残量のカートリッジも増える一方で、最近は火器類を持たずの山行が多くなっていました。でも、やっぱり山で、淹れたてcoffee、飲みたい‥‥
そこで目を付けたのがアルコールストーブです。本体+五徳+風防で、なんと88g。燃料は日帰りなら予備と容器込みで100g程度、小分けできて持ち運びの無駄も極少で済みます。メンテナンスもフリー。さすがにガスほどの火力はないけど、このとおりの青い炎が燃料30mlで約6分間持続、コーヒー1杯分約200ccは2分40分(標高35m・ケトル使用)で沸きました。
ぼっち登山で、荒天時には使わず、しかもお湯を沸かすだけならコレで十分なんじゃないでしょうか。もし山で力不足でも防災用品として役立ちそうです。まあ、燃やす道具がいくらあっても、飲むもの食べるものがないと話になりませんが (^◇^;)
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*6/13追記: 実験の結果、着火に少し手こずりましたが、消毒用エタノール(エタノール比率約80%)でも所要の燃焼は得られました。安全性等を考えると選択の余地もアリでしょうね。
*6/16追記: さらに実験の結果、炊飯も出来ました。1合の炊き上げに約12分、使用燃料は45ml程度でした(水は220cc、30分浸けて、蒸らしは10分)。ご飯は上出来でしたが、クッカーがチタンだったので、アルストの炎でも鍋底が焦げ付いてしまいました。
(第993号)
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コメント
コーヒー沸かすくらいならこれで十分ですね。ガスと違う揺らめく炎をじっと見つめながら湧くのを待つのも至福の時でしょうね。
以前、尾瀬のテント場でホワイトガソリン?のストーブを使っていた人がボワッと燃え上がらせてしまい、当時はテントが混んでたので周りの人もビックリしてたのを思い出しました(^^;)
投稿: てばまる | 2018年6月11日 (月) 10時32分
てばまるさん、はい、コレで十分と思って手を出してみました。大人の火遊びですね。次の山行で実地検証するのが楽しみです。揺らめく炎は日中の屋外では見られないでしょうけど。
以前オートキャンプしてたとき使ってたのがコールマンでホワイトガソリンでした。ストーブとかランタンとか。アレは扱い方を誤ると猛烈な火だるまになります。液体燃料モノの難しさ面倒くささは知っています。燃焼効率とか手軽さとか安全性確実性など考えると結局ガスに戻っちゃうかもしれません。ま、火遊びですからいいんです、それでも。(^^ゞ
投稿: 鉄まんアトム | 2018年6月11日 (月) 22時55分