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シャクナゲ咲く上州武尊山の稜線をあるく

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 ずうっと森の山歩きが続き、そろそろアルペンチックな景色も楽しみたくなって、4年ぶりに上州武尊山(標高2158m)を目指しました。モチーフは稜線歩きに残雪の山並みとシャクナゲの組み合わせでしたが、ちょっと勇み足だったかもしれません。私にとってはまだ時季的に手強いお山でもありました―― (※以下写真23点+1の長編)

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 登り始め間もなくの分岐、時計回りの周回コースを取ります。まだ新緑が目映いです。
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 樹林内にてムラサキヤシオ紅一点。コース全体を通してもわずかでした。Img_4152
 一方、足元には健気なショウジョウバカマたちがたくさん
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 手小屋沢避難小屋を過ぎ、林相がコメツガ・シラビソなど針葉樹に変わると残雪が現れてきました。
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 やがて「行者ころげ」と呼ばれる急峻な岩場に差し掛かり、最初の鎖場です。鎖が残雪に埋まり、手がかり・足がかりも乏しく難儀しました。引き返しも過ぎったほどでしたが、なんとか乗り越えました。ちょっと強引だったかも。(^◇^;)Img_4224

 次の難所は斜面の雪田。目測を誤りアイゼン無しでも行けるだろうと進むも、登るに連れ傾斜は思った以上に急に、次第にステップも薄まり、一度でも足を滑らせたら“終わり”を感じる局面に。 (※アイゼン持っていても使わなきゃ意味なし!)Img_4248

 最後の鎖場がこちら。見た目ほどのインパクトはなく、登りなら序の口です。Img_4259

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 鎖場が連続する急登をこなすと稜線に乗り、ほどなく沖武尊(武尊山最高点)の頂上が見えてきます。森林限界を超え、待望のアルペンチックです。やった~♪
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 振り返ると、ミネザクラ越しに残雪を抱く越後山脈が美しいです。
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 程なくして山頂到着。標識の本体は4年前と変わっていません。
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 標識の奥、北側には尾瀬を望み、ミネザクラ越しに平ヶ岳や会津駒ヶ岳も見えています。
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 東側にもミネザクラ。中ノ岳、家ノ串山、川場剣ケ峰など武尊山の山頂稜線、奥には日光連山も見えています。
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 さて、ほどほどに休んだら本日のメインディッシュ、正面のとんがり山(剣ケ峰山、川場…じゃないほうの)へ向かっての稜線漫遊です。Img_4379

 稜線のシャクナゲ、ちょっと早かったなぁ‥‥武尊山への古の登路、川場尾根を据えて
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 足元で一番多く咲いていたのがこれ、ミツバオウレン。
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 シャクナゲが一番咲いていたのは此処だったかなあ‥‥
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 もしかすると、この日の武尊山の主役は、このミネザクラ(別名タカネザクラ)だったかも。
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 5月末のお花見は山屋ならでは、かな‥‥まさしく高嶺の花。
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 そして、稜線漫遊が終わる剣ヶ峰山(2020m)に到着。座る場所もない狭い頂上です。
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 剣ヶ峰山頂上は(も)大展望。雄大な景色を楽しんだら、写真正面右前方の谷へと怒濤の下り。途中の武尊沢まで距離1キロで標高差500メートルを一気に直降します。
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 気の抜けない下りを1時間20分、武尊沢へと降り着きます。この沢の水の旨かったこと‥‥
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 気付けば林相は再びブナの森。タムシバに見送られるフィナーレです。
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 余談。無事に下山し気が緩んだのか、車に戻って着替え中に虫に刺され、翌日足がこんなになってしまいました。山続きでとうとう焼きが回ったようです。皆さん、ご用心下さい。(※病院に行きました。)
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 前回は指をくわえ見送った沖武尊~剣ヶ峰山の稜線歩き。見た目が美しいのはそれなりに起伏があるからで、週末6連チャンの中年おじさんには些かキツかったです。ただ、狙いのシャクナゲは外した感あるも、桜に彩られた稜線はまた格別で、エゾハルゼミさんざめく中腹では目に青葉、天気も大きく崩れず、まずまずの上信越シーズンデビューでありました。

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 では、沖武尊からの山頂ビューを今一度眺め、記事を締めたいと思います。confident
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*撮影2018年5月27日 Canon PowerShot G7 X MarkII
*武尊神社~沖武尊~剣ケ峰山~武尊神社/日本百名山/群馬県みなかみ町

(第991号)

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コメント

上州武尊山はなかなかの鎖場なのですね、この虫刺されは変わった虫だったのでしょうか。今は治りましたか。

投稿: pulsar | 2018年6月 3日 (日) 19時38分

pulsarさん、手小屋沢避難小屋を経由するルートには鎖場が連続しています。無雪期なら難しいレベルではありません。山と渓谷社のガイドブックでは「一般向け」の括りです。なお、前回4年前は武尊牧場から入りましたが、こちらは中ノ岳手前にハシゴ場があります。

虫刺されは蚊だとばかり思っていました。刺した虫は見ていません。始めさほど痒くもなかったのですが、翌日になって急に膝下までパンパンに腫れ上がりました。医者が言うにはブヨじゃないかと。処方された薬(デルモベート)を塗ったら落ち着きました。まだかさぶたは残っていますが、もう腫れや痒みはありません。

投稿: 鉄まんアトム | 2018年6月 3日 (日) 21時31分

遠くからしか見たことがないですが、見た目と同じでゴツゴツした武骨な山ですね。クサリ場はともかく残雪の急斜面は嫌ですね・・・ 

登山口までバスもないのでなかなか行くことが出来ない山ですが機会があればチャレンジして尾瀬の山々を横から見て見たいです。
シャクナゲが満開なら良かったですね・・・。

投稿: てばまる | 2018年6月 5日 (火) 09時41分

てばまるさん、武尊山頂からは、分水嶺の尾根を全貌し、帝釈田代を含む尾瀬国立公園の山は全部見えます。どこから登っても上の方が急峻で「山に登りました!」感に満たされます。交通機関は冬が便利かも。川場スキー場のリフトで剣ケ峰山頂の直下まで上がれます。

シャクナゲは撮影対象としては難しい花ですね。咲いて数日しかもたず、すぐに萎れて茶色く褪せるのが目立ってしまい、写真的には微妙になります。

今年の谷川山域のシャクナゲは、この武尊行きから1週間後の6月最初の週末がピークだったようで、それを狙って谷川主脈方面に行く気満々で準備も整えました。
が、ヤマテン様が土日について、木曜から一貫して「ガスに覆われていく」「稜線が霧に包まれる」「大気が不安定」「午後はにわか雨の可能性」など繰り返しコメント出すので見送ってしまいました。結果は土日とも快晴基調の絶好の登山日和だったようで‥‥( ̄0 ̄)

投稿: 鉄まんアトム | 2018年6月 5日 (火) 13時10分

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