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奥秩父主峰 金峰山の頂に立つ

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 「秩父の最高点はこれより僅か数米高い奥仙丈岳に譲るにしても、その山容の秀麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である‥‥そこからの山岳展望がいかに素晴らしいかは、この山の位置を考えただけでも納得できるだろう。」

 深田久弥が著書『日本百名山』にそう誉め称えた奥秩父山塊の主峰・金峰山(標高2599m、甲州ではキンプ、信州ではキンポウ、と呼ぶ)の頂に立ってきました。山頂からの展望がいかに素晴らしいか、この目で確かめました。もちろん?不肖ごときが五丈石(※写真右中ほどの岩塊)に登ったりなんかはしていません、悪しからず(^◇^;) ――

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 金峰山へは瑞牆山荘(標高1520m)から目指すのが正統でしょうけど、ワタクシは楽ちん至上主義ゆえ、2360mの大弛峠から。歩き始めて1時間も経たずにこの展望です。
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 上の写真は中間地点の朝日岳山頂にて。その西側からは金峰山の頂上、そして五丈岩が一望できます。雲海の先には南アルプスが浮かび、金峰の手前で、もはや絶景です。
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 登山道はフィトンチッド溢れる針葉樹の原生林。
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 足元は多く苔に覆われています。
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 やがてシラビソがハイマツに変わると「賽ノ河原」で、砂礫の尾根道となります。短いながらも気分はアルプス稜線歩きのようです。
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 ほどなくして金峰山頂。西の方には、南アルプスに鳳凰三山、中央アルプス、そして雲海の先には御嶽や乗鞍も浮かんでいます。瑞牆山荘からの稜線が美しいです。
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 視線を北に移せば、目と鼻の先に八ヶ岳が壮観。眼下には瑞牆山の岩稜も望めて素晴らしい眺めです。
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 さらに八ヶ岳の奥には北アルプス(後立山連峰)の山並みも浮かんでいます。
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 北側には、浅間山が大きく、その奥に妙高火打、遠くには日光連山に尾瀬、上越国境の山並みも。それらの写真は割愛しますが、まさしく大展望の山頂でした。
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 もちろん、南側には富士山の眺め。大菩薩は雲海に沈みました。
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 山頂標識は大人気でありまして、撮影は順番待ちです。Img_5387

 下に小屋が見えたので軽い気持ちで行ってしまいましたが、けっこう厄介な下りで、登り返しも、ぜーぜーはーはー、疲れました。小屋到達の証拠に手拭い購入です。(※金峰山小屋の標高は2440m、長野県にあるためか山名は「KIMPOU」の表記)
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 以上のような感じで存分にアルペンムードを楽しんだら下山です。右に国師ヶ岳と北奥千丈岳、左に甲武信岳など、奥秩父主脈を眺めながら、楽ちんコースの稜線を引き返します。
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 花はほとんどなくて、だけどイワカガミだけは無数にありました。
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 キバナシャクナゲが1株だけ咲き残っていて歓喜です。
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 コケだけでなく地衣類も賑やかでしたね。
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 針葉樹の森にあってダケカンバやナナカマドの新緑が目映かったです。
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 p.s. 前号で書いたアルコールストーブを初投入。コーヒー3杯、おいしく頂きました。
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 なんだかんだと時間を使ってしまい、後半はガスに飲まれたため国師と北奥千丈は見送りました。もっとも、大弛峠と金峰山の往復(累積登高差360m)だけでも十分に充実した山行きで、他に何を望みましょう。梅雨の晴れ間に高山漫遊、満喫の日曜でありました。

*撮影2018年6月17日 Canon PowerShot G7 X MarkII
*大弛峠~金峰山~金峰山小屋往復/秩父多摩甲斐国立公園

(第994号)  

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コメント

素晴らしい展望ですね・・・。五丈石というんですか,その石の上に立っている人や富士山アルプスの眺望・雲海と眺めは一級品ですね。素敵なレポありがとうございました。

投稿: アクア | 2018年6月25日 (月) 23時22分

アクアさん、お褒めにあずかり光栄です。この日は見事な雲海で壮観の山岳展望でした。ただ、あまりにもダイナミック過ぎて、こういうのは、写真では表現しきれませんね。

五丈石には次々人が立つという感じではありません。たまに登攀を果たす人が現れると周りから拍手喝采となります。仮に登れても下りるのが大変なようで、ある程度登ってしまった先で上にも下にも横にも動けず、進退極まりそうな人も見受けました。

投稿: 鉄まんアトム | 2018年6月26日 (火) 17時00分

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