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山粧う那須連山をあるく

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 今年の紅葉狩り第3弾は那須連山へ。ここ数年、お山の紅葉は上信越が定番のワタクシですが、ちょっと浮気してみました。
 山の上の紅葉はまさに絶頂を迎えており、山全体が赤く染まっているさまは、それはそれは見事なものでありました。なるほど、これは人が押し寄せるわけだ。関東地方でこんな紅葉が見られるお山を他に知りません―― (※以下写真25点の長編)

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 大渋滞・大混雑のロープウェイを避け、入山は午前7時の北温泉から。それは下山後に北温泉に入りたいがためでもあります。日帰り入浴の最終受付は16時30分、よしっ(^^)v
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 樹林帯を抜け中ノ大倉尾根に出ると、天高く、揺るぎない快晴の青空です! 今日は天気の心配無用だ♪Img_4623

 と思いきや、あれ? いつの間にか雲が湧いてきたぞ・・・
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 う、青空危うし・・・
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 あわわ、陰ってガスも下りてきちゃった・・・冒頭の写真からわずか20分後のことです。
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 この景色、青空だったらどんなに見事だったでしょう・・・
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 そんな中ノ大倉尾根を見下ろしながら、登っていきます・・・
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 中ノ大倉尾根の上部では福島側の山々も見えはじめ、こちらも紅葉が最盛期のようです。もこもこが美しいですが、甲子旭岳(写真左上)の山頂は見えません。
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 こんなだから行くのを止めようかと思った三本槍岳。とりあえずピークハントしましたが、山頂はガス5割、満員御礼につき、早々に退散。写真も割愛。晴れていれば大展望なんでしょう・・・
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 このまま中ノ大倉尾根を下って北温泉へ直行せよ、の悪魔が過ぎるも、振り払い、とりあえず清水平を経て朝日岳方面へ。清水平越しに振り返っても三本槍岳は見えません。
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 このあたりの紅葉はほぼ終わっていましたが、足もとの草木が良い塩梅に色づき楽しませてくれていました。
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 「1900m峰」まで来るとガスが切れて三本槍岳が姿を現しました。
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 そして熊見曽根。此処は姥ヶ平や三斗小屋方面を見下ろす大絶景ポイントのようです。
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 朝日岳はガスガスなので巻いて、峰ノ茶屋跡へと下っていきます。けっこう急峻で粘土質のずるずるスベスベなコースです。(やや難儀)
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 で、峰ノ茶屋跡の分岐。このままロープウェイで下れば北温泉は余裕だけど、まだ時間あるので牛ヶ首へ。
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 こちらのコースは「無間地獄」の前を横切ります。いわゆる火口であり、絶えず勢いよく噴気が吹き出しています。硫黄泉のエアーspa状態ですね。
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 danger 噴火警戒レベル1「活火山であることに留意」(気象庁常時観測火山)
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 さて、そうこうしているうちに牛ヶ首が近づいてきました。眼下が姥ヶ平です。時刻は14時20分過ぎ、此処を下りてしまうと北温泉が厳しくなってしまうけど、どうする?
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 あーー、下りてしまいましたcoldsweats01 でも、すんごい紅葉・・・
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 茶臼岳は雲の中だけど、えいっ、やぁー、ひょうたん池まで行ってしまえ! で、見られたのがこの景色。もはや北温泉は絶望的だけど、こんなの見られたなら、もう御の字ですね。中腹から上る噴気の根元が先ほどの無間地獄です。
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 牛ヶ首へ150mほどを登り返さなければならずヘトヘトだけど、振り返るとガスと夕陽が差し込んできていて幻想的・・・ 疲れも吹っ飛びます。
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 このあたりの赤や橙は、多くがこのベニサラサドウダンの色合いです。Img_5047

 牛ヶ首まで登り返し、姥ヶ平を俯瞰。手前の煙は噴気です。
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 名残惜しいですが、16時半を過ぎたのでロープウェイ駅へと歩みを進めます。姥ヶ平と反対側(東面)も紅葉が山肌一面で見事でしたが、もう日が当たりません。
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 山歩の最後に花を添えてくれたのはヤマハハコでありました。素敵な花道でした。
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 ロープウェイで無事下山するも17時を過ぎ、すでに最終バスは出てしまっています。北湯駐車場まで歩き(走り)ました。車に戻ったときはもう真っ暗でした。今日はよく歩きました。

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 那須岳の紅葉はこれまでタイミングが合わず、日帰りでは遠いし、かつ、混雑も半端ないため見送ってきました。でも、比較的楽に登れる上に、ここまでのものが見られるのなら、今後通ってしまいそうです。圏央道開通でアクセスも格段に良くなりました。とくに、三斗小屋温泉、泊まってみたいなあ~ (*^▽^*)
 ただし、活火山であることに留意。いま見ている姥ヶ平の木々は、1881年の茶臼岳噴火による火砕流で焼き払われたあとの植生であることを知っておかなければなりません。

*撮影2017年10月8日 Canon PowerShot G7 X MarkII / Adobe Lightroom5.7(一部)
*那須連山周回/北温泉~三本槍岳~剣ヶ峰~姥ヶ平~RW(日光国立公園)

(第970号)

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コメント

いや~ 全山紅葉とはこのことを言うのでしょうね! 後半の写真にはうっとりですね。青空もそうですが、水が絡むと紅葉も映えますよね。温泉は残念でしたが、この紅葉を見ただけでも良しでしょう。

那須岳はもう20年も前に1度いったキリで、そのときは霧に包まれてなんにも見えませんでした(^-^;)秋でしたのでキリが無ければ姥ケ平の紅葉も俯瞰出来たでしょうね。

投稿: てばまる | 2017年10月15日 (日) 19時29分

てばまるさん、偶然にもひょうたん池にいたときだけ茶臼の雲が取れ、青空も広がりました。姥ヶ平への寄り道は大成功でした。このタイミングは狙っても難しいですからね。

写真的には沈んでしまった前半の中ノ大倉尾根ですが、こちらがまさに全山紅葉の様相でした。記事では省いた三本槍岳からの紅葉も見た目には見事でした。那須はまた近いうちに再訪することになりそうです。

投稿: 鉄まんアトム | 2017年10月15日 (日) 23時02分

那須の紅葉、絶景ですね。人気の山域なのもうなずけます。でも、大渋滞に大混雑となるとちょっと気おくれしてしまいますが・・・。
でも、この季節、人が少ない山だと熊さんに遭遇するリスクも高いので、その点では安心??

投稿: Suekichi | 2017年10月16日 (月) 17時12分

Suekichiさん、渋滞や混雑はロープウェイ中心でして、工夫次第でかなり緩和できるように感じました。北温泉から中ノ大倉山までで出会ったのは10人以下です。コースも多様に取れるので谷川岳天神尾根のような感じにはならないのかもしれません。

北湯駐車場への戻り道、途中でもう真っ暗になってしまい、歩いていた車道のすぐ脇から熊らしき動物が去っていく気配を感じました。秋の深まりはいっそう用心ですね。

投稿: 鉄まんアトム | 2017年10月16日 (月) 22時24分

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