« 夏休み、北アルプス常念岳へ ~prologue~ | トップページ | 夏休み、北アルプス常念岳へ(中) »

夏休み、北アルプス常念岳へ(上)

Img_2520

 山の日に放送された某番組を見たら、にわかに北アルプスへの気運が高まりました。もう行くしかありません。昨年下りた一ノ沢から常念乗越に上がり、「パノラマ銀座」の稜線を南へ常念岳から蝶ヶ岳まで縦走し、最終日に上高地へと下りるコースを2泊3日で歩いてきました。何を置いても槍ヶ岳が見たいです。
 まず目指したのはコース唯一の百名山である常念岳(標高2857m)。昨年、目の前にして登頂をあきらめた(→第896号参照)ので、その高みからの景色はどんなものだろうと気にはなっていました。では行ってみましょう――

   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 一ノ沢コースは沢沿いを緩やかに登っていきます。
Img_2383

 胸突八丁から一気に標高を稼ぎます。縮小した写真では分かりづらいですけど、チョウジギクが見たことのない大群落を作っていました。一帯はお花畑です。
Img_2415

 一ノ沢からCT4時間35分、1140mを登って常念乗越に到着です。目の前にあるのが今宵の宿、常念小屋。槍穂高方面は快晴です!
Img_2467

 しかし、小屋に荷物を置いている間に安曇野側からガスが巻いてきてしまいました。まだ時間も体力も余裕あるからダメ元で上等、今日は常念岳の山頂を目指すぞ!
Img_2470

   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 巻かれていたのは安曇野側に湧く雲だったようです。高度を上げたら雲の上に出ました。常念岳は常念乗越より約400mも登ります。
Img_2507

 常念乗越からは見えない山頂(右上)が見えてきました。Img_2514

 いよいよ常念岳の山頂です。頂上に立って初めて見えるこの先の稜線です。ダイナミックです。眼下には梓川の流れ、上高地も見えます。
Img_2529

 そして西側には槍・穂高連峰。午後は逆光気味で飛騨側から雲も上がってきていますが、素晴らしい眺めです。
Img_2535

 裏銀座の峰々も、ちょっと霞んでいますが見えています。山頂にいた1時間、槍がずうっと見えていたのは幸運です。こうした大展望をゆっくり楽しみました。
Img_2540

   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 夕食に間に合わなくなるので小屋に戻ります。途中ちょっとだけ薄いブロッケン出ていました。
Img_2573

 登るときは雲の中だった常念小屋が見下ろせます。常念乗越を挟んで向側に聳えるのが横通岳、その奥には東天井、大天井と、昨年歩いてきた山々が連なっています。
Img_2578

 ただ、はや運が尽きたか、小屋に戻ったときには槍様はすでに雲の中にお隠れ遊ばされ‥‥よって槍見酒は叶わず。でも飲む(笑)
Img_2603

 飛騨側の雲は厚くなる一方で、夕焼けへの期待むなしく暮れていく常念乗越でした。。。
Img_2607

 宵の時間は小屋で年に2日限りの楽しいイベントが・・・ (※画像処理あり)
Img_2625

 イベント終了後も全方位ガスに包まれ星空は絶望的でしたが、20時過ぎの少しの間、空が一部だけ開いて見事な天の川が拝めました。流れ星も数個流れました彡☆170827img_2643

 手前右に写っているのは常念乗越の標識です(上から4番目の写真参照)。風が強くガスも絶えず流れていて撮影は困難を極めましたので、ピントと画質の拙さは割り引いて、雰囲気だけを感じて頂ければ幸いです。

*撮影2017年8月27日 Canon PowerShot G7 X MarkII
*北アルプスパノラマ銀座南部縦走2泊3日の1日目/中部山岳国立公園

   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 次回は中の巻、翌未明から蝶ヶ岳に向かっての縦走を綴ります。なお、2時30分の時点で常念乗越の四周はガスガスでありました。

(第960号)

|

« 夏休み、北アルプス常念岳へ ~prologue~ | トップページ | 夏休み、北アルプス常念岳へ(中) »

コメント

はあ~いいいですね~アルプスの雄大な眺めが素晴らしいです。苦労して登らないと見れない山岳風景ですね。槍は近くで見るのも良いですが、こうして山の一部として見ても存在感ありますね! 
ああ、今年は北岳にも行けてないので山岳展望が恋しいです(^^;) 某国営放送の山番組録画したまままだ見てませぬ(^^;)

投稿: てばまる | 2017年9月 4日 (月) 10時30分

稜線の片側に雲が湧くと、ダイナミックな感じでいいですね。北アルプスは久しくいっていませんが、また行きたくなりました。

投稿: Suekichi | 2017年9月 4日 (月) 12時14分

てばまるさん、槍の存在感は、遠くから見ても絶対的ですね。北アへは槍ヶ岳を見に行っているようなものです。

某番組の出来映えは非常に良いですよ、目に毒です。見ない方が幸せでいられるかもしれません。(笑´∀`)

投稿: 鉄まんアトム | 2017年9月 4日 (月) 17時44分

Suekichiさん、雲は、全くなければ風景が寂しいし、あり過ぎると風景そのものを消してしまう諸刃の剣であります。雲が無ければ夕焼けも朝焼けもありません。でも今回は、ちょっと、欲しいところに無く、要らんとこに付いてしまうことが多かったですね。

北アに限らず、人の山行きを見ると無性に自分も行きたくなるんですよ。そういう情報が簡単に入ってきちゃうネットも諸刃の剣ですね。

投稿: 鉄まんアトム | 2017年9月 4日 (月) 17時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏休み、北アルプス常念岳へ ~prologue~ | トップページ | 夏休み、北アルプス常念岳へ(中) »