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3週連続の赤城山ならず

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 今週末(2/18-19)の赤城山は悪天候懸念ゆえ見送って3週連続はならず。季節はもう立春から雨水へと進んでおり、今シーズンはもう終わってしまうかもしれません。滞っていた前2回分の記録ですが、霧氷がキレイだった4日を中心にまとめて振り返っておくことにします。

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 4日の見晴山駐車場からの黒檜山。関越渋滞で約1時間遅れの到着になるも、思った以上の霧氷にボルテージは一気に上昇でした。ちゃっちゃと登って行けばまだ十分間に合いそう!!(道路標識の先に伸びるスジが登山道です)
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 4日はすこぶる遠望が効いて、地蔵岳の左右には、富士山はもちろん、八ヶ岳や南アルプスまでよく見えていました。
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 猫岩上部もこのコンディション
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 見事な霧氷に囲まれ、此処までは順調でした・・・・・
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 カメラの電池交換で降ろしたザックを再び背負うとき、たまたま通りかかった人いわく「いま何か転がっていったけど・・・」 確認すると、腰のバックルベルトに挟んだつもりのカメラポーチがない・・・この斜面を転がり落ちていったようです。(※11日撮影)
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 「どこか木に当たって止まったように見える」と言われたけど、落ちていった瞬間を見ておらず方向が全く分かりません。絶望的です。コースを外れると腰まで埋まるためスノーシューに履き替え探すも見つかりません。深追いすると自分自身が滑落しかねません、あきらめてコースに戻るそのとき!!
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 カメラを無事回収できて何よりでしたが、だいぶ時間をロスしました。残念ながらキレイだった霧氷は解け気味になってしまいました。
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 山頂部に着いたのはちょうど正午でこんな感じ。仕方ありませんね・・・
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 それでも「絶景スポット」からの眺望は一級品でした。定番の上越国境稜線は波濤の輝きを見せていました。
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 名残の霧氷の先に見えるのは尾瀬の山々です。
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 ひときわ美しい浅間山(左には乗鞍岳も!)をStylus1の換算300ミリで。手前に見えているのは伊香保温泉でしょうか。北アルプスも良く見えていましたが、割愛。
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 11日は雲が多めで眺望は4日には及びませんでしたが、稜線の雰囲気は11日の方が良かったです。雪庇による陰影がイイ感じです。(※以下、11日撮影)
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 キレイなエビの尻尾も見応えありました。
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 さて、下山は、2回とも、大タルミから大沼に直接下りました。よい子はマネしちゃいけませんの積雪期限定バリエーションコースです。登山道ではありません。自己責任です。オススメもしません。2本あったトレースを辿ったらこんな感じのログになりました。170204_screenshot

 下り始めの眺望は格別です。中央の白いスジは黒檜山登山道(猫岩尾根)ですね。
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 最初はかなりの急斜面ゆえ少し勇気が要ります、登り返すのも大変です、凍結しているようなら止めましょう。
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 ただ、地図と地形が読めればコース取りは難しくありません。コース全体の3分の2はスノーシューが大活躍する緩斜面。赤城パウダーのバージンスノーがたまりません!!
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 バリコースゆえ人の気配なし、冬季限定の静寂の森を独り占めです。
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 以上のような感じで厳冬期の赤城山を2度歩いてきました。狙っていた写真は撮れていないんだけれども、まあいいか、という気分です。そこそこの霧氷には出会えたし、展望は素晴らしかったし、歩いてみたかったコースで雪とも戯れたし、十分満喫しました。

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<おまけ> たまには現地で食事と思って青木別館に行くも、あまりの煙地獄ぶりに入口にて退散。ならば、前から気になっていた、山を下りたところにある「桑風庵」へLet's Go!
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 今まで食べたことのない独特な蕎麦で、ものすごく喉越しがよいのに、歯応えと腰のある麺です。クセになりそうな食感でしたね。ただ、少々お高いのが難点。

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*撮影2017年2月4・11日 Canon G1X MarkII/G7 X /OLYMPUS STYLUS1s
*赤城山/黒檜山登山口~黒檜山~絶景スポット往復~大タルミ~赤城神社前~黒檜山登山口

(第929号)

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コメント

写真2枚目の黒檜山、全面の霧氷が見事ですね。
なんだか、「おいしそう!」って感じです。

投稿: Suekichi | 2017年2月21日 (火) 09時03分

Suekichiさん、おいしそうに見えたなら冥利に尽きますねえ。山好きのイカれた人たちの間でよく使われている表現ですよね~。実際おいしそうじゃなくて、おいしいんですから仕方ありません。あ、蕎麦の話じゃないですよ、もちろん黒檜山ね (^_^)

投稿: 鉄まんアトム | 2017年2月21日 (火) 09時57分

いや~良いですね雪山の絶景(^-^)
こういうのは何度見ても感動ですよね。それにしてもワンシーズンに同じ山に何度も登るというのは凄いことです。まあ私も春だけで高尾山系に10回程度は入りますから人のことは言えませぬが・・・(^^;)

それにしてもカメラが見つかって良かったですね。
雪に埋もれちゃうと見つかりませんから、上でよかったです。ラピュタじゃないけど木の根っこに守られた!って感じですね。

私のではないですが相方が3月に山会で入った尾瀬沼への十二曲りでカメラを落として見つからず、GWに行ったときにこのあたりから転げ落ちたというあたりを探したら、やはり根っこに木の根元に引っかかっていたのを発見!乾燥させたら復活したという経験があります。

長文失礼しました・・・

投稿: てばまる | 2017年2月21日 (火) 16時34分

てばまるさん、赤城山に何度も行くのは、もちろん赤城山自体が良い山だし、距離や難易度、求める条件などで他に相応な選択肢もないからです。

カメラの転落・・・なるほどラピュタですか、カメラに飛行石を付けておきたいです。しかし呪文なんか唱えてもないのに落っこっちゃって(^^ゞ) 木で止まったのは幸運でした。
それにしても残雪期に約2ヶ月後の発見&復活というのもすごいですね。尾瀬では私の家族が折りたたみ傘を三条ノ滝に奉納しています。身代わりだったと思っています。

投稿: 鉄まんアトム | 2017年2月21日 (火) 18時48分

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