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紅葉の谷川主脈稜線をあるく

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 写真は谷川連峰オジカ沢ノ頭でのファーストショット。谷川主脈稜線をあるく、と言ってもちょっと足を踏み入れて来たに過ぎません。前号にて予告したとおり、谷川岳から此処オジカ沢ノ頭までの往復です。谷川岳から見えるピラミダブルな山容が美しくもあり、一度立ってみたいと思っていた頂でした――。

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 それは、オジカ沢ノ頭に立たないと見えない万太郎山へと続く主脈稜線を見るためでもありました。なんという美しさでしょう。俎嵓山稜の笹原も光っています。日本海と太平洋を分ける分水嶺の、まさしく稜線美です。
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 じつは昨年、主脈稜線の反対側、仙ノ倉山から万太郎山へと続く稜線を見てしまっています。今回の山行で2つの景色が繋がってしまいました。
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※こちらのみ2014年9月23日撮影

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 さて、この稜線。毎度おなじみの構図で恐縮ながら、谷川岳の肩ノ広場からはこのように見えます。12時の方向に重なる3つのピークが、手前から、オジカ沢ノ頭、万太郎山、そして仙ノ倉山です。
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 オジカ沢ノ頭までなら、見た目とても近く易しそうに見えますが、歩みを進め反対側から振り返って見ると、えぇーーっ!!って声が出るぐらいの坂道と威圧感です。
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 鞍部は歩きやすい笹原の平坦路ですが‥‥
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 近づくと想像以上の岩稜帯が待ち受けています。
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 ちょっといや~な鎖場や‥‥(戻りは、これを下りて、正面の坂を登り返さないといけません。は、ひぃ~~)150929img_4984_lr1

 足のすくむようなヤセ尾根もあります。(踏み外すと谷底へと滑落します。)
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 以上のとおり見た目以上の厳しさですから日帰りの初心者にはお勧めできません。でもでも、深い、深い万太郎谷を挟んで迫り来る茂倉岳の眺めは圧巻だし‥‥
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 上州側に開ける大展望も見事です‥‥
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 そして、頂は、草もみじの美しい丘。素晴らしい稜線ですね。立ち去りがたく何度も振り返ってしまいました。谷川岳からは往復で2時間半です。
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 稜線美と紅葉とまずまずの天気と、なかなか楽しい無給休暇の一日でありました。。。
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 ちょっとのんびりしすぎて下山は夕日を浴びながらになってしまいました。紅葉はもう天神尾根を駆け下りています。稜線の紅葉はまた来年ですね。
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 今回の山行で、改めて、万太郎山への思いが強くなりました。主脈稜線で行くには避難小屋に1泊か、有人小屋なら2泊を要するでしょう。日帰りだと土樽からのキツイ吾策新道を往復するしかありません。見てはいけない稜線を見てしまったような気がします。

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*撮影2015年9月29日 Canon PowerShot G1 X MarkII / Adobe Lightroom5.7
*谷川岳天神平~天神尾根~オジカ沢ノ頭往復 新潟県湯沢町・群馬県みなかみ町(上信越高原国立公園) ※写真は順不同で掲載しています。

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コメント

いやいや、再度訪問とはびっくりしました。
しかし稜線の色づきは今回の方がピークかな? どこまでも続く稜線美がほんとに綺麗ですね~!! ちょっと怖そうな所もありますが、まあアルプスのやせ尾根よりは安全でしょうか?

うーん、今年は他の山域に行ってないのでちょっと羨ましいです。

投稿: てばまる | 2015年10月 4日 (日) 22時32分

色づいた稜線、迫力ある眺め、とてもいいですね。
肩ノ小屋付近や、茂倉岳方面からこの稜線を眺めて、一度は歩いてみたいと思っていますが、未踏です。
西黒尾根を登ってしまうとオジカ沢の頭往復も面倒になってしまうのですが、天神平からなら行けるかな?
(本当は往復ではなくて、万太郎山から土樽へ下りたいところですが、かなりハードですね。)

投稿: Suekichi | 2015年10月 5日 (月) 12時07分

>てばまるさん
 いいでしょう、上越国境の稜線展望は。この景色を諦めきれずに仕事サボってしまいました。1週間で草もみじが進んだのと、日差しの有無で、だいぶ違って見えますね。現像で無理に色を付けたりはしていません。
 今年はアイツのせいで我々は夏の終わりまで振り回されましたからね(笑)。この景色は奥多摩ではちょっと無理なので、行けて良かったです。
 無雪期であればこちらで命を落とすことはないと思います。私はアルプス未踏なので比較ができません、すみません。

>Suekichiさん
 この主脈稜線は本当に良い形をしていますからね。茂倉の方から見るとアップダウンが一目瞭然でしょうか。Suekichiさんが未踏だなんて信じられません。気になりませんか、紅葉の万太郎山!?(笑)
 ヤマレコなんかには西黒尾根から吾策新道への国境越え縦走の記録はよく見かけますね。でも、走る人じゃないと、秋は日没に間に合いませんよね。茂倉新道経由より3時間も余計にかかります。天神平からオジカ沢ノ頭までの往復なら時間的には余裕です。

投稿: 鉄まんアトム | 2015年10月 5日 (月) 14時17分

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