« 遠けき尾瀬、パッチワークの原をおもう | トップページ | ふたたび紅葉の谷川岳稜線へ »

紅葉の谷川岳を縦走する

150921img_4603_lr1

 シルバーウィークは稜線の紅葉が見頃を迎えた谷川岳へ。上越線の土合駅から途中ロープウェイを挟んで土樽駅まで、全長約14kmを歩いてきました。紅葉する稜線の大展望狙いで1年前から目を付けていましたので、尾瀬からのお呼びを振り払っての上越国境越え稜線歩きです。しかし――

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 天気を吟味して出掛けたのに雲とガスの洗礼。越後側からどんどん宜しくない雲が流れ込んできます‥‥
Img_4586

 肩の小屋に着いたら一面真っ白で、もう泣きたくなってしまいます。冒頭の写真はここで粘ってガスが晴れた一瞬に撮りました。
Img_4591

 その後、トマノ耳、オキノ耳へと歩みを進めると、たまにガスが流れ歓声の沸く場面も。
150921dscf9438_lr1

 奥の院を過ぎたらそんな幸運も尽き、楽しみにしていた稜線歩きはガスのなか‥‥
Dscf9496

 これじゃ、稜線どころか山腹も見えないよ‥‥
150921img_4677_lr1

 やがて、一ノ倉沢の絶壁も視界から消え、高度感もなくなりました。
Img_4687

 そして、この日一番の期待をしていた茂倉岳頂上はこの有様。ここでも少し粘りましたがダメです、蓬峠へと続く一面笹原の稜線大展望は宿題となりました。残念。。(+_+)。。
Dscf9528

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 これまた大展望が期待された茂倉新道もガスの中で何も見えません。でも、ほんの一瞬、空が見えたりすると気が休まります。これ、本当にほんの一瞬です。けっこう高いところにいるんだなあ‥‥
Dscf9531

 それからしばらく左右真っ白けの急坂の尾根を黙々と下っていると、急に雲が晴れてくる時間がありました。10分間前後、あまりにかわいそうだということでのお恵みでしょうか。
150921img_4766_lr1

 いま来た道を振り返ると茂倉岳のどっしりとした山容が。うひょー恰好えぇ!!Img_4749

 おぉ! 数秒だけ万太郎山、上越国境主脈稜線も。晴れていたらさぞかし素晴らしいコースに違いない!!
150921img_4771_lr1

 だけどだけど、茂倉新道、ものすごい坂道です(登高差約5kmで1300m)。矢場ノ頭より下は木の根が露出する森の道。一部はヤセ尾根の足場が木の根だけとか‥‥難儀しました。
Dscf9557

 膝はガクガクグキグキ、途中で日が落ちてしまい、土樽に着いたころは真っ暗闇。高波吾策さんのお顔拝見はまた今度ですね。安全登山に課題が残り、狙いも外しちゃったけど、楽しい一日ではありました。
Dscf9566

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 以上、朝6時38分に土合駅を出て、土樽駅に18時25分に着くまでの約12時間のダイジェストでした。なお、両駅間をJR上越線に乗れば、1駅わずか10分240円で運んでもらえます。鉄道の有難みを実感するため、みなさんもぜひ1駅間を歩いてみましょう。
Dscf9387

 末筆で申し訳ないのですが、たまたま同じ日に西黒尾根で谷川岳に登っていた友人Sさんとオキノ耳でバッタリ出会いました。Sさん、お疲れ様でした!

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

*撮影2015年9月21日 *機材Canon PowerShot G1 X MarkII / FUJIFILM XQ1
*新潟県湯沢町・群馬県みなかみ町(上信越高原国立公園)

【関連記事】
谷川岳天神尾根をあるく(第617号)
谷川連峰たおやかなる稜線をあるく(第728号)

(第837号)

|

« 遠けき尾瀬、パッチワークの原をおもう | トップページ | ふたたび紅葉の谷川岳稜線へ »

コメント

尾瀬かと思ってましたが、谷川岳でしたか~ 流石に2000mの稜線は紅葉してきてますね。短い時間ですが美しく山岳ぽい光景が見れて良かったですね~! 1回くらい行こうかと思ってる谷川岳ですが、そっち方面だとどうしても尾瀬の事が気になってしまいます・・・(^-^;)

投稿: てばまる | 2015年9月22日 (火) 22時07分

鉄まんアトムさん、おつかれさまでした。オキの耳でばったり出会ったときはびっくりです。予定は伺っていたものの、西黒尾根のスタートが遅くなったので、先行されているとばかり思っていました。当日は稜線付近にずっと雲がかかっていたみたいで、写真にはいまひとつなのかもしれませんが、それでも新潟側の紅葉はとてもいいですね。

投稿: Suekichi | 2015年9月23日 (水) 11時48分

>てばまるさん
 谷川岳へは尾瀬の誘惑を断つのが最大の難所ですね (^^♪
 昨年、仙ノ倉山から谷川連峰の紅葉を見てしまって、今年はこちらに来ようと思っていました。当日は、日頃の行いの悪いヤツがいたのか、谷川岳付近だけ雲に覆われていたようです。100%ガスでなかったのは救いです。
 谷川連峰は日帰りできる北アルプス3000m級の山岳展望が魅力です。尾瀬ともつながっている山域で共通点も多く見られます。尾瀬よりも行きやすいので、至仏山解禁前の時期に一度行かれてみてはいかがでしょうか。

>Suekichiさん
 やはりさすがの駿足で追いつかれましたね。
 のろまな上にガス晴れ待ちを繰り返しているうち、予定を1時間もオーバーしていました。紅葉が良かっただけに、オキから先ではほとんど視界がなくなってしまったのは残念でした。
 とは言うものの、写真的には、多少の雲やガスがあった方がいいので、ピーカンの天気よりはおいしかったかもしれません。あ~、でも、茂倉岳から蓬峠への馬蹄形縦走路は見たかったなぁ(^^;)

投稿: 鉄まんアトム | 2015年9月23日 (水) 12時42分

視界がよくなかったのは残念ですが、茂倉岳から土樽に下って見たいですね。ロープウェイが使える山はやっぱり混雑していますね、紅葉時の美しさを感じました。

投稿: pulsar | 2015年9月24日 (木) 05時42分

pulsarさん、この翌日の登山とは絶好の日和でしたね。21日に登って中1日休んで23日に別の山へ、と企んだのですが、とんでもない。久しぶりの本格登山で今日になってもまだ全身の筋肉痛が抜けません。

谷川岳の喧噪はオキノ耳までで、その先は静かな山旅です。
上越国境越えは、本来であれば西黒尾根を登って武能岳を経て蓬峠から土樽に下りたいところですが、日帰りでは体力も時間も足りません。ロープウェイに担ぎ上げてもらって、やっとこさ、でした。谷川岳の紅葉は上だけでなく下も見応えあります。

投稿: 鉄まんアトム | 2015年9月24日 (木) 09時14分

谷川岳 だいぶ歩かれたご様子
お疲れ様でした。

何時もながら素晴らしい写真を拝見しました。
稜線の道、笹の葉のうねり、いろ付いた木々、
何れも美しいです。
私はこの道は一度だけですが
拝見してまた行きたくなりました。
西黒尾根、いや私には無理むり
それで、
この週は楽々な那須岳でした(笑)

投稿: 奥武蔵の山人 | 2015年9月25日 (金) 12時41分

奥武蔵の山人さん、だいぶ疲れましたよ、今日もまだ筋肉痛です(^^ゞ
改めて谷川岳は良い山だと思いました。同時に、この山域に楽な道はどこにもないな、とも思いました。尾瀬のやさしさが身にしみます。
那須岳も、労せず高山的感触を楽しめる良い山ですね。そろそろ紅葉も見頃かな?

投稿: 鉄まんアトム | 2015年9月25日 (金) 16時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 遠けき尾瀬、パッチワークの原をおもう | トップページ | ふたたび紅葉の谷川岳稜線へ »