夜の大宮駅に上野行き北斗星?!
鉄ヲタならすぐ気付くこの写真の違和感。闇夜の大宮駅4番線に上野行き寝台特急「北斗星」が停まっているからです。日時は4月4日午後10時です。
このホームでの北斗星の定刻は午前9時02分。しかし、青函トンネル内での先行列車の発煙事故による影響で、3日夕に札幌を発った北斗星は函館駅にて夜を明かし、約13時間も遅れて大宮に辿り着いたのでした。ルミネの屋上照明も消えてしまっています。
この出発案内板から分かるように、時計が一回りしちゃってるんですね。影響はこの列車だけに留まらず、4日発札幌行き、翌5日発上野行きがともに運休。1編成だけによる綱渡り臨時運行の危うさがさっそく露呈してしまいました。
*撮影2015年4月4日 上野行き臨時寝台特急「北斗星」 遅8008レ JR大宮駅にて
Canon PowerShot G1 X MarkII / Adobe Lightroom5.7
(第781号)
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コメント
銀釜。やはり先頭車からの構図がいいですね。
ただホーム反対側からは電車と被るリスクもあるのですが上手く撮れれば明るいので良いですね。
それにしても大幅な遅延でも時間表示はそのままなんですね。
この先も天候などの影響で綱渡り状態になることもありそうですね。
投稿: てばまる | 2015年4月 5日 (日) 21時52分
てばまるさん、遅延の情報提供、ありがとうございました。
遅れてくる列車に対しての被りは予測が付かず、博打です。実際、このときも、6番線側に電車が停まって、そこに北斗星が4番に入って、すかさず6番の電車が超ノロノロで出発していくという丸坊主寸前の事態でした。
ホームの灯りに頼るも、手持ちなので感度を上げるしかなく、やはり細部の描写が甘くなっています。ブレるよりはマシなので、撮れただけでも御の字です。今後も何が起こるか分かりませんから、走っている間は目が離せませんね。
なお、北斗星は、これとは反対側、編成の東側(青函間は逆)から撮った方が客車の多様かつ個性的な姿を写せます。こちら通路側だと窓が均一でちょっと地味ですね。
投稿: 鉄まんアトム | 2015年4月 5日 (日) 23時10分