登山詳細図奥多摩西編
サイズはB1版変形の685mm×1000mm、縮尺5万分の1でB2版の『山と高原地図』と比べてもかなり大きいです。同じ表示エリアを大雑把に重ねるとこんな感じです。(※『登山詳細図』では飛龍山や笹尾根南東部はエリア外)
例えば日原界隈。車道から登山道への取り付きなども一目瞭然。山と高原‥には載っていない道や破線ルートも詳細に書かれていて、経験者<熟達者<上級者<通行自粛など色分け&ランク付けも明解。情報量の格差は歴然です。(※GPSとの併用を推奨していながら座標情報が欠落しているのは残念)
沢や谷、尾根の名前も詳しく載っています。机上登山をしていたら「疫病神ノ窪」なんていう気になる地名を見つけました。ほかに「ジゴク谷」なんてのもありました。こんなところには、未だ知られざる妖怪もきっとたくさんいるんでしょうね。
もはや奥多摩歩き必携の地図といえましょう。地理院地図、山と高原地図、そして正常に機能するGPSを併用し、昨シーズンやってしまった道迷いを繰り返さぬようしたいです。なお、東編については「後年‥発刊を予定している」とのこと。完成が待たれます。
(第754号)
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コメント
この地図は高尾山編も出ていますね。筆者が自分で歩いて確かめた情報満載のようです。週末には小仏峠で本人が露店販売したりしていましたが、最近はどうでしょう?
投稿: てばまる | 2015年1月19日 (月) 23時13分
首都圏では、高尾~陣馬のほか、丹沢と奥多摩南東部(御岳周辺)が出ていますね。個人的には川苔山周辺と、あと、全域とは言いませんが、奥武蔵版も欲しいところです。地図を眺めているだけでも楽しいですからね。
投稿: 鉄まんアトム | 2015年1月20日 (火) 22時51分