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シモバシラ氷花が見たくて‥‥

 今年もシモバシラ氷花のシーズンとなりました。シモバシラ氷花とは、シソ科の草(シモバシラやカメバヒキオコシなど)の根から吸い上げられた水分が、冬枯れした茎から浸み出し、それが冷たい空気に触れて氷の結晶となる現象です。なかなか芸術的です。

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 近くでは高尾山や御岳山などで見られるものの、最近ぐうたらモードで山に登る気力が湧かず、でもシモバシラは見たい、というわけで、労せずして見られそうな国営昭和記念公園に向かいました。(川越からは西武線と徒歩で片道約1時間)
 しかし、陽が射せばすぐ溶けてしまうのに開園は9時半と遅く、気温も低くならずで結果どれも小振りでした。気分的にはボウズだし以下の事情もあって、別の場所でリベンジしたいです。

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(※以下の続きはネガティブゆえ読まない方が良いかもしれません‥‥)

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 たまたまなのか、そういう時代なのか、特段の注意書きもないし、ロープが一部不明瞭だったので仕方ないのでしょう、ずかずか植生に入り込んでしまう人が跡を絶ちません。氷花は次々踏み潰されていきます。人が写真を撮っていても平気で目の前に割り込まれます。それぐらいならまだしも‥‥
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 やがて公園職員の方がやってきました。惨状を見かねて注意しに来てくれたのかと思いきや、とんでもない、このザマ↑↑↑です。今年最大規模のガッカリを感じた瞬間でした‥‥

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【関連記事】 氷の華シモバシラ咲く奥高尾山稜をあるく(第657号)

(第750号)

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コメント

昭和記念公園のシモバシラ。あるのは知ってたのですが、どうも植栽で出来たものはという理由もありわざわざ高尾山まで行ってしまいます(^^;) 

なかなか捉えどころのないシモバシラはいつも撮影に困ってしまい、結局適当に撮っちゃいます(^^;)

こういう人はいますね、しかもロープかありさらに人の目の前でも平気でやっちゃいますから悪質ですね。
写真は公館職員? 公園のブログ用でしょうか? だとしたら酷いですね。

あ~でも、まだ入山規制中の至仏山の杭打ち作業風景をフォトコンに出して入選してる関係者もいますから、関係者とはいえ駄目でしょう!って感じです。

投稿: てばまる | 2014年12月24日 (水) 09時55分

てばまるさん
シモバシラの撮影は難しいですね。見た目には光を受けた方が私は好きですが、マイナス補正をしても白飛びしがちです。枯れ葉枯れ草の配置にも悩まされます。加えて寒さと時間と、まさかの“怪獣”との戦いです。
たぶん、わざわざ人が集まる有料公園に行ったり山に登らなくても、近所の野山にもあるはずで、そういうのを家からの散歩で見られればベストと思います。

最後の写真の被写体は、所属と名前の書かれたネームプレートを首から提げていましたから職員又は関係者でしょう。職務上の撮影ではないように見受けました。

尾瀬のご指摘の件はこれまで気に留めていませんでしたが、立入禁止措置の中だから言われてみれば確かに違和感がありますね。応募要領で応募資格は不問なれど、関係者には利益相反の懸念が拭えませんからね。

投稿: 鉄まんアトム | 2014年12月24日 (水) 12時22分

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