奥多摩石尾根さんぽ
小さくて見えないじゃないか、という人のために望遠で(^^;)
たまには縦構図で狙ってみる‥‥ (手前の新緑が浅間尾根)
富士山と南アルプスの欲張りツーショット。二人の仲を裂いているのは大菩薩連嶺。
せっかくなので、後学のため、見えた南アルプスの同定を取ってみました。
10時過ぎのまだ空いている鷹ノ巣山(標高1736m)の山頂でした。
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鷹ノ巣山から西方を見る中央には日陰名栗峰(標高1725m)。右端の雲取山へと続く石尾根の稜線がハッキリ見え、奥には甲武信岳や北奥千丈岳も見えていました。
東方は逆光向きのせいもありますが、やや霞み気味。それでも丹沢方面まで見えていましたから十分でしょう。芽吹きの美しい石尾根の眺めです。
やがて人が集まってきて喫煙所と化した鷹ノ巣山頂を見送り、カヤトの尾根をいったん東隣の水根山へと下ります。富士山は次第に霞んでいって、昼過ぎには見えなくなりました。
誰もいない草原帯で昼食を取って、石尾根縦走路の巻き道を経て西隣の日陰名栗峰(写真右端)に向かいます。鷹ノ巣山の山腹が笑っています。
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陽当たりの良い石尾根は巻き道も新緑のグリーンシャワー。あぁ~来て良かったぁ~、のひとりごと連発。
鷹ノ巣山と日陰名栗峰を巻いて尾根道に上がると落葉松のプロムナード。
やがて到着した日陰名栗峰の山頂は展望もなく極めて殺風景。しかし、山頂の東西は開けていて、とくに東側は草原帯で大展望。ここから仰ぐ鷹ノ巣山が良い眺めです。眼下には奥多摩湖も見えます。(※いい写真が撮れなかったので省略)
大休止をしていたら間もなく15時になろうというので下山開始。鷹ノ巣避難小屋を経て、朝登ってきた浅間尾根を下っていきます。中腹ではトウゴクミツバツツジが咲いていて、浅間尾根のブナの森も新緑のグリーンシャワー。
ヤマツツジの咲くところまで降りてくればゴールも間近です。(浅間神社付近)
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浅間尾根はアップダウンが少なく、上りも下りも無駄がありません。標高950mの奥集落まで車で上がれば、登山口から鷹ノ巣避難小屋までは上り2時間下り1時間半。少し下の峰谷バス停(600m)からでもプラス1時間ずつ。今度は紅葉期に、このラクチンコースを再び辿ってみたいと思います。
▲奥集落と浅間尾根鷹ノ巣山登山口の標識
*撮影2014年5月24日 Canon PowerShot G1 X MarkII
*コース:峰谷(奥)~浅間尾根~鷹ノ巣山~水根山~石尾根縦走路(巻き道)~日陰名栗峰~浅間尾根~奥
(第695号)
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コメント
ブナやカラマツの新緑がなんともいい感じですね。
この時期のこの山域が、こんなに美しいとは知りませんでした。来季以降、ぜひ訪ねてみたいです。
投稿: Suekichi | 2014年5月26日 (月) 15時03分
鷹ノ巣山。十分ガッツリコースです(^-^;)
浅間尾根も登山口からだと楽ちんですね~ バス停から地図には載らない最短ルートで登ってもけっこう疲れましたよ(^-^;)
投稿: てばまる | 2014年5月27日 (火) 00時54分
>Suekichiさん
まさに、このブナとカラマツの新緑(+富士山)を見たくて選んだコースだったので、今回はうまくハマりました。春でこの感じですから、秋の色彩はもっと素晴らしいでしょうね。この調子で、そろそろ、雲を取りに行きたい気分です。
>てばまるさん
久しぶりに石尾根を歩きたいなあ~と思ってしまったもので‥(^^ゞ)
たしかに、奥多摩全体の中ではガッツリの部類ですね。峰谷バス停から奥までで山1つ登る感じですからね。奥スタートは楽でした。えっ、もう!?って感じで水場に着きました。湧き出る清冽な水を見て、2リッターも背負っていたのがアホみたいでした。
投稿: 鉄まんアトム | 2014年5月27日 (火) 12時52分