11年前、江差にて
でも、海は見えるし、川の眺めはあるし、峠越えもあって、乗っていて飽きない路線だったと思います。そんな味のあるローカル線が、またひとつ、消されてしまいました。鉄道のない町も2つ増えました。
2年後の北海道新幹線の開業時には、残った区間(五稜郭~木古内間37.8km)もJRから経営分離(第3セクター化)されます。細っていく一方の既存の鉄道網を見るにつけ、何が国土強靱化だ、と思わずにはいられません。
▲江差線列車の発着するJR函館駅の11年前。まだ建て替え前で風情のある駅舎でした。当時、世に跋扈していたアコギな会社の大看板が目障りですが…。
*撮影2003年3月10日/Canon IXY DIGITAL 200/3:2にトリミング
(第692号)
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