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氷の華シモバシラ咲く奥高尾山稜をあるく

 年末年始をはさむ1カ月ほどの間、奥高尾山稜ではシモバシラという氷の華が見られます。シソ科の多年草シモバシラの根元に付く氷の結晶で、根から吸い上げられた水分が冬枯れした茎から噴き出し、それが冷たい外気にさらされ氷となって生長して、薄い花びらのように形作られます。寒いのは苦手なのですが、ひとめ見たいと出掛けてきました。
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上へと連なるもの、横に延びていくもの、同じ場所でも一様ではありません。P1150013

くるりと一周しているものもあります。
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幾重にも層をなしている“華”もあり、造形の美しさにため息が出ます。P1140976

ふだん見かける地面にできる霜柱とは、繊細さが桁違いなのです。
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少し引いて見てみると群落はこんな感じになっています。P1150023

植生保護のため、登山道を外れての観察や撮影に「一歩の我慢」を呼びかける掲示。
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この日は冷え込んで普通の霜も降りていました。P1150006

 キリがないのでこのぐらいで止めておきます。霜って、とにかく美しいなあ~。(これ、何病?)

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 この日歩いたコースは、JR高尾駅よりバスに乗り日影沢林道を経て一丁平へ。もみじ台、稲荷山尾根を通って高尾山口駅まで歩きました。一丁平からの展望は遠くまでとてもよく見えていました。
P1140921

 正面には丹沢山地を一望、右には富士山や南アルプス、左には相模湾から房総半島まで見えていました。空気が澄んでいたのでしょう。下山時の稲荷山展望台からは、午後でも、スカイツリーや筑波山も見えていました。(※リサイズ写真では見えません)
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 高尾山頂の茶店にて、おでん(600円也)とみかん(50円也)を購入。奥高尾山稜は茶店が点在しており、茶店のハシゴ歩き食べ比べも相当に楽しそう。。。
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 帰路わざわざ所沢で本川越行きの電車から降りて、1番線ホームの「狭山そば」でプレ年越しそばです。春菊天そば420円也。やっぱり此処の「狭山そば」はえぇなあ~。
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 ちなみにこれが私の高尾山デビュー。本来なら、一丁平の先、小仏城山から景信山を経て陣馬山へと続く稜線を歩きたかったのですが、今回はシモバシラ優先としました。こんな感じで、課題としていた高尾山稜に足を踏み入れて、無事に2013年の山納め、してきました。

*撮影2013年12月30日/DMC-LX7(冒頭の1点のみS120)/奥高尾山稜(明治の森高尾国定公園)/参考:2013年12月8日付東京新聞別刷記事「里山を歩く」、福島誠一著

(第657号)

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コメント

シモバシラが最盛期ですね~ 今冬はなかなか低温が続かなかったのですが、やっとですね。
こうなるとちょっと見に行きたくなります。
実は今日はヤマセミかシモバシラか迷いましたがヤマセミに行ってしまいしかも空振り・・・シモバシラに行けばお会い出来ていたカモですね。

日の出狙いも兼ねてシモバシラ撮影してこようかな~?

奥高尾の茶屋のナメコ汁系とうどんはどこも違いがあるので食べ歩きは面白いと思います。個人的には城山のナメコ汁が一番です。

投稿: てばまる | 2013年12月31日 (火) 00時18分

てばまるさん、こんにちは。
シモバシラはあんな感じで最盛期なんですね。ここ数日寒くて早朝に起きて行く気にならず、年が明けてからでもいいかな~なんてぐうたら状態でしたが、思い切って行って良かったです。小春日和に行っても見られないわけですしね。

小仏城山のナメコ汁は、たしか以前にもオススメ頂いていました。今回、城山を経由しても良かったのですが1時間ほど遅くなってしまうため、シモバシラ優先でショートカットしました。次回はナメコ汁を目的にしようかな~(^^;)

投稿: 鉄まんアトム | 2013年12月31日 (火) 13時01分

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