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ラジオ購入でBCLの血が騒ぐ

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 前号にてSONY製ポケットラジオICF-R351の購入記を書きました。20年以上ぶりでの新品ラジオ。かつてのBCL(=Broadcasting Listening)少年としては買ったラジオの感度が気になります。深夜に遠くのラジオ局の周波数に合わせてみました。
 すると‥‥けっこう入ってきますなぁ‥‥。 北は北海道のHBC(1287kHz)やSTV(1440)、南は九州のRKB(1278)などが概ね良好に受信できるし、沖縄のROK(864)まで聞こえてくるから驚きです。名刺サイズなのに侮れません。にわかに昔のBCLの血が騒ぎ出しました。

 そこで、収納の奥から、当時集めたベリカード(Verification Card/受信確認証)を引っ張り出してみました。外国の短波放送から国内のAM・FM局、なかには灯台放送や標準電波局のもありますね。最後が1988年の日付で終わっています。
 いまでも放送局に受信報告書を送ってベリカードがもらえるサービスって、続いているのでしょうか。25年の歳月を経てBCL再開する? 山岳での遠距離受信に挑戦とか、面白いかもしれません。

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Radiobeijing_kirie

*写真上/ おもに海外の短波日本語放送のベリカード。最多はラジオオーストラリア(ABC)のものでコアラのカードは憬れでした。

*写真中/ 日本国内の各種放送局のベリカード。地域色豊かで美しいカードが多く、いま見返しても十分楽しめます。山陰地区船舶気象通報のはベリレターで、なんと青焼きです。

*写真下/ 北京放送(現・中国国際放送)のベリカードに添えられていた切り絵細工。極薄の紙に極めて繊細な文様が切られ、それに淡く美しい彩色が施されており、見事というほかありません。なお、以上3点の写真に写っているのは、すべて25年以上前の当時のものです。

(第633号)

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