さやかなる水鏡の尾瀬ヶ原に立つ
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▼17日朝の時点では氷の塊がたくさん残っていて、加えて波立つほどの強風に“来るのが早かったか”とガッカリショボン・・・
▼でも、尾瀬ヶ原を半周して午後に戻ってきたら、なんと氷が溶けていて・・・
▼残念ながら夕焼けは不発、ただし、翌朝の光景に期待が持てます・・・
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そして、翌5月18日。。。
▼にわかに期待高まったモルゲンロートでしたが、結局奮わず・・・でも、見事な倒映です。
▼至仏山にだけ陽が当たってきたまさにそのときに、あろうことか後から“同業者”が何の声かけもなく前に立ちはだかって三脚設置、その上狙いが定まらないのか辺りをうろつかれたため撮影不能に・・・・・・私の心のざわめきが水面にも伝わってしまいました。<GXR>
▼燧の肩から陽が昇り始めたのはそれから7分後(5時02分)のことです・・・<GXR>
▼その後、辛うじて数カットだけ写すことができました・・・<GXR>
▼日が出てからも撮りまくります。でも、日の出以降の盲点として己の影が大きく写り込んでしまいます。ちなみに、木道が白いのは霜が降りているからです。この日の朝は氷点下の冷え込みでした。<GXR>
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こうしているうちに午前7時をまわったので、一旦この場所を離れて下ノ大堀の水芭蕉スポットを往復し、9時半頃に戻って再び撮影しました。しかし、行き交う人が増えて、風も出てきて倒影が流れるようになってきたため、10時過ぎに撤収を決めました。
※私の後ろ姿ではありません。(4つ上の「ざわめき」の原因となった人とも別人物です。こちらの御方とはお互い譲り合って気持ちよく撮影できました。)
17日は氷があって強風で水鏡ならず。一方、ネットに上がっている後日の情報を見る限り、19日は曇りがちの天気で、20日には水位が下がってしまっているように見受けます。いわゆる“尾瀬ヶ原湖”の逆さ至仏・逆さ燧は、今年は5月18日だけの一日限りの瞬景だったもようです。
曇りの情景もまた格別と思いますが、快晴に映える、さやかなる水鏡の尾瀬ヶ原を見たかったわけですから、この千載一遇にとにかくもう大満足。微笑みながら風を止めてくれた尾瀬の女神に感謝感謝です。
【機材 Panasonic DMC-LX7 ※<GXR>の付記あるものはGXR+GR LENS A12 28mm】
なお、その他の尾瀬ヶ原の様子については、さらに別記事にてレポートする予定です。
(第603号)
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コメント
アトムさん、こんにちはヾ(=^▽^=)ノ
いゃ〜、どれも綺麗ですね。一枚一枚丁寧に撮っているのが伝わります。四年越しの想いがそうさせるのですかね。
また、こうして時系列で見せてもらえると、尾瀬ケ原湖誕生の様子がよくわかります。少し雪が残っているのも、うっすらの朝焼けのも、ホントどれもいいなぁ!
ただ最後の写真のおじさん、蹴飛ばして尾瀬ケ原湖に沈めたくなりますなぁ。
投稿: youic | 2013年5月23日 (木) 07時42分
youicさん、似たような写真ばかり並べて恐縮でした。
それにしても今回は2日間とも空気が澄んでいましたね。氷が残り細波立つ17日の風景も18日とは違った風景で、結果的には両方楽しめて良かったかもしれません。これの次の課題は、靄、雲、焼け、などでしょうか、何年越しになるか見当もつきませんね。
「最後の写真のおじさん、蹴飛ばして尾瀬ケ原湖に沈め」て良かったんでしょうか?(笑)
はじめにおっしゃって頂ければ、いくらでもお手伝いできたのに…。ところで、その写真に写っている方が首に巻いている黄緑のタオル、なぜかいま私の家にあります。
投稿: 鉄まんアトム | 2013年5月23日 (木) 12時48分
鉄まんアトムさん
いや~
おみごとです
素晴らしい!!
決めましたね
今年も確定ですね。
しかし
人は難しいですね...
下手写真の私も良くこういう状態に
出くわします。
私の場合は三角点をいれて撮りたいのですが
他の方がザックを置いたり
腰を下ろしたりで...
まあ
三角点に興味なく無関心な方や
気が付かない方もいるのでしょうが...
投稿: 飯能の山人 | 2013年5月23日 (木) 21時43分
飯能の山人さん
景色は見事で素晴らしいものでしたが、写真は反省点が多々あります。なかなか頭に描いたとおりには行かないものです。
尾瀬の場合、木道に人が入り込むのは、そこが「道」ですから仕方ありません。誰もいなければラッキーで、居れば居たなりの絵づくりをするしかありません。しかし、カメラマンが他のカメラマンの真ん前に立って、というのは禁じ手だと思いました。
三角点や山頂標識のそばに座り込まないというのは登山における暗黙のルールと認識していますが、難しいですね。待つか、お願いして1枚撮らせてもらうか、自分が無意識に誰かの邪魔になっていることもあるでしょうから、臨機応変かつ謙虚な気持ちで居たいものです。
投稿: 鉄まんアトム | 2013年5月24日 (金) 09時02分