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2012年10月の9件の記事

錦秋の尾瀬裏燧滝めぐり

 前号からの続きで、「立ち去りがたき錦秋の尾瀬を振り返る」の本編第2弾です。今回は、渋沢温泉小屋を発ち、燧裏林道で滝をめぐりながら尾瀬ヶ原龍宮小屋へと向かった2日目の模様をどうぞ――。

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 渋沢温泉小屋からは友人と同じコースで尾瀬ヶ原赤田代を目指します。小屋を出たところで友人とは別れ、私はカメの歩みで後を追います。この森の色彩ではウサギ足の友人の足手纏いになるだけ。案の定、全く先に進めません。

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錦秋の奥尾瀬渋沢をあるく

 前号で予告した「立ち去りがたき錦秋の尾瀬を振り返る」の本編第1弾です。まずは、奥尾瀬といわれる渋沢界隈を歩いた初日の模様から――。

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 小沢平登山口(標高950m)から緩やかな登り道を歩くこと1時間あまり、只見川との合流点に架かるシボ沢の1本橋を越えると、左手奥に渋沢温泉小屋(1068m)が見えてきます。尾瀬の奥の奥、深い森の中の一軒宿。ちなみに、住所は、福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳1番地。

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立ち去りがたき錦秋の尾瀬を振り返る(予告編)

 歩いてしか行けない温泉宿に友人ら3人で泊まろう、との話が持ち上がりました。時期は10月下旬、場所は、私の希望で、奥尾瀬の「渋沢温泉小屋(しぼさわおんせんごや)」と決まりました。三条ノ滝よりさらに奥の、深い森の中にある一軒宿。鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩き通して最短でも6時間以上を要する、まさに秘境です。
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 当初、夜中発の鳩待峠INOUTで計画していましたが、直前になって1人が参加できなくなりました。もう1人からも早出&遅帰りは避けたい要望が出て、豪雨災害から復旧したばかりの国道352号樹海ライン(奥只見ルート)を通って「小沢平(こぞうだいら)」から入山するコースに変更し、何とか予定を維持しました。

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市制施行90周年の川越まつりのこと

 先週末の10月20日・21日の土日は「川越まつり」でした。川越の市制施行90周年記念と銘打たれ、全29台の山車が参加する大祭だったのですが、この土日は友人と尾瀬に行っておりました。よって今年は、祭りの様子をブログで紹介できません。
 ちなみに、川越まつりの公式パンフレットに当事務所が写っていました。矢印先の建物がそうです。年に一度の“絶景”を独り占めできる立地にありますけれども、今回は気持ちが尾瀬に傾きました。当日の川越は快晴で暖かく絶好のお祭り日和だったように、尾瀬も、紅葉、そして霜、見事でした。写真を整理しながら、追って紹介したいと思います。

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(第563号)

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尾瀬の紅葉前線いずこへ

前号からの続き> 前夕から尾瀬ヶ原に入って泊まり、山ノ鼻を夜明け前に発って、霜景色を楽しみながら歩いて竜宮まで来ました。午前10時です。長沢の紅葉が気になったので、荷物を置いて下調べに出掛けました。(▼写真は、尾瀬ヶ原中田代の竜宮十字路付近)
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尾瀬ヶ原霜景

 前号でお知らせしたとおり、天気予報を信じて駆け込み入山した結果、霜が降りた尾瀬ヶ原の風景に初めて立ち会うことができました。木立にも霜が付く「大霜」には至らなかったものの、宿願に一歩ずつ近づいている感じがします。今号では、そんな尾瀬ヶ原霜景をお伝えします。

▼朝は少し焼けました。小屋を出るのが遅れてしまい、この場所にたどり着くのが精一杯でした。(午前5時40分頃)
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降霜の尾瀬ヶ原にて

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▲尾瀬ヶ原上田代にて2012年10月14日午前6時頃撮影 GXR+GR LENS A12 28mm

 急遽10月13日(土)の正午に川越を発って、尾瀬に行ってきました。当日の天気予報では、午後から翌14日にかけて群馬・福島・新潟のいずれも晴れ、微風、それに朝の冷え込み(=放射冷却)を示していました。3年越しの『いつの日か尾瀬ヶ原で大霜を』(→第487号参照)を狙っての駆け込み入山です。

 いざ尾瀬に入ってみると曇り空で風もあって意気消沈。でも、日没後は吐く息が白くなるほどに寒く、やがて風も止み、夜半には晴れ上がって満天の星でした。そうして迎えた朝、夜明け前の尾瀬ヶ原に出てみると……。
 そうです、ご覧のとおり、まずまずの霜が降りてくれていましたっ! 大霜には届きませんでしたが嬉しくて、つるんつるんの木道でスキップしてしまうほどに舞い上がりました。

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▲霜化粧した灌木たちの美しいこと、美しいこと

 14日(日)の冷え込みはこの秋一番、「尾瀬山の鼻ビジターセンター」公表の最低気温はマイナス3.8℃でした。なお、詳しくは後日改めて紹介することにします。

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*「後日改めて」の記事はこちら
尾瀬ヶ原霜景(第561号)
尾瀬の紅葉前線いずこへ(第562号)

*1週間後の22日の霜の様子はこちら
秋霜の尾瀬ヶ原を愉しんで(第567号)

(第560号)

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今シーズンの尾瀬も残りわずか

 尾瀬保護財団のブログ「すいすい尾瀬なび」で、今年の山小屋等の営業終了予定日が告知されました。毎日暑い日が続いていても暦はもう10月。今シーズンの尾瀬も残すところあとわずか、を実感します。

  今シーズンの山小屋等の営業終了(閉鎖)予定のお知らせ(10/3現在)
  http://ozenavi.blog85.fc2.com/blog-date-20121003-2.html

 山ノ鼻と見晴の山小屋の大半は10月20日、見晴の一部は10月27日、龍宮小屋と長蔵小屋が11月3日、の宿泊がそれぞれ最終となるようです。例年11月5日前後には登山口へと通じる道路も冬期閉鎖されますから、あと1ヶ月足らずですね~(しみじみ)。
 なお、今年は、10月15日以降、ヨッピ橋が緊急補修工事のため渡れなくなるので注意が必要です。以上、忘備録として綴っておきます。

 10月の3連休と言えば例年尾瀬でも紅葉が見頃を迎える頃ですが、今年は1週間ほど遅れているようです。体調も思わしくないので、シーズン最後に紅葉や霜の尾瀬を狙うためにも、この3連休のおでかけは見送ることにしました。

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写真は在庫から……2010年10月16日の尾瀬、東電小屋付近にて

(第559号)

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3億円の夢が転じて米2kgをなす

 宝くじに敗者復活戦「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」があるのをご存じでしょうか。毎年9月2日の「宝くじの日」に、過去1年間のハズレ券を対象にした抽選があるのです。今回これに当たったという知らせが、みずほ銀行から特定記録郵便で自宅に届きました。
 で、何が貰えるかというと、時価2千円に満たないぐらいの5つの賞品の中から好きなモノを選ぶ仕組み。とてもとても“復活”を果たせるほどのシロモノではございません。私は「新潟産こしひかり2kg」を頂くことにしました。きっと3億円のお米なのでしょう。

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 ところで、何でいきなり当選通知が送られてくるの?と疑問を感じた人もいるはずです。じつは私、宝くじはいつも、みずほ銀行の「宝くじラッキーライン」というネットサービスで購入しています。みずほ銀行の普通預金口座が必要ですが、入会金や年会費はかかりません。
 最初の登録さえしてしまえば、あとはネットで買うだけ。代金は口座引き落とし。抽選日以降に当選番号を調べたり、末等数百円だけのために窓口へ換金に出向く必要もありません。何をしなくても、当せん金は、後日、口座に自動的に振り込まれてきます。

 さすがに買い付けまでは自動化されていないので、買い忘れて戦いのスタートラインに立っていないことが多いのが玉に瑕。3日が締切だったオータムジャンボを買いそびれました。

(第558号)

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