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早春の尾瀬ヶ原にて(花編)

 この時期の尾瀬の花は水芭蕉に注目が集まりがちですけど、ゆっくり歩いていると、雪解け間もない寥々たる湿原に小さな花がたくさん咲き始めているのに気付きます。尾瀬の花のリレーはもう始まっているんですね。
 というわけで、気が向いたので、前号で予告のとおり「花編」を書くことにしました。いつも風景を主体にお伝えしてきた当ブログの尾瀬シリーズでは初の試みです。ただし、花の撮影を苦手としておりますので、写真の拙さはご容赦下さい。<※写真はクリックで拡大>

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↑ウスバサイシン(薄葉細辛)、ニリンソウ(二輪草)*1、ワタスゲ(綿菅)
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↑ザゼンソウ(座禅草)、スミレサイシン(菫細辛)*2、キクザキイチゲ(菊咲一華)
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↑ミネザクラ(峰桜)*3、エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)、リュウキンカ(立金花)*4
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↑エンレイソウ(延齢草)、ショウジョウバカマ(猩猩袴)、(同アップ)
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↑タテヤマリンドウ(立山竜胆)、イワナシ(岩梨)、オオバキスミレ(大葉黄菫)*2

↓最後にミズバショウ(水芭蕉)は、やはり風景の中で…。
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 このほかにも見られた花はありますが、ぶれていたりピントが合っていなかったりと写真で紹介できません。花の写真は同定のために写す程度であとは図鑑でいいや、と再認識した次第。この分野における向上心はゼロです。(撮影日2012年6月2日)

【補注】 *1 サンリンソウかもしれません。*2 スミレの同定は素人には困難なので違っているかもしれません。*3 チシマザクラかもしれません。*4 左下に写っている白い小さな花の名前が分かりませんでした。

*参考文献 「尾瀬植物手帳」猪狩貴史著、JTBパブリッシング、2006年

(第531号)

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コメント

鉄まんアトムさん こんにちは

またいい写真を大漁ですね。

まだ正確には決まっておりませんが
こちらは数人で来月の予定でおります。
梅雨になって天気が心配ですが...

さて、当方もやっとブログを始めました。
残念ながら、システムを使いこなしてないのと
内容が 鉄まんアトムさまと比べようも無く
カメラで負け、腕で負け更に文章で負けです。

お忙しいでしょうが、気分転換の時にでも
見てやってください。
気分転換にもなりませんが...
では、また...素晴しい写真を期待してます。
ブログの方では奥武蔵の山人にしました。

では、また...


投稿: はんのう山人 | 2012年6月13日 (水) 22時06分

はんのう山人さん、こんにちは。
ブログ開設おめでとうございます。
内容(とくに写真)に関し勝ち負けはありませんので、お互い気楽にいきましょう。

梅雨時の尾瀬は、紅葉の時期と同じくらいに私は好きです。
湿原が生命感にあふれ花もたくさん咲いていて、雨の方がむしろ似合う季節です。折りたたみ傘を忘れず、足元に気をつけながら楽しんできて下さい。どうにか予算を捻出して私も行きたいと思っています。

投稿: 鉄まんアトム | 2012年6月15日 (金) 13時20分

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