早春の尾瀬ヶ原にて(前編)
晴れの日に残雪の至仏山とミズバショウを写した尾瀬の定番写真。自分も一度は撮りたいと思って過去2年、狙ってきました。今年は雪解けが早く、6月2日が定番地点での撮影ラストチャンスとなるだろう週末。前夜の天気予報では曇り優勢でしたが、急遽ダメもとで出掛けてきました。
GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f11,1/410s,ISO200,Ev-0.3 ,トリミング
結果はご覧のとおり、尾瀬ヶ原は大快晴
でした。(但し、朝のうちに限る。)
ここまでスッキリ晴れてしまうと写真はもう完璧な絵葉書です。適度に雲が浮かんでいた方がフォトジェニックだし、川の水量が少なめでミズバショウのピークも過ぎている、などなど定番ゆえに評価は厳しいかもしれません。ただ、絵葉書も撮ろうと思って撮れるものではないので、この結果については十分に満足しています。
PowerShot S100 絞り優先AE,f4.5,1/400s,ISO80,Ev-0.3,換算50mm
下ノ大堀の冒頭の風景はあまりに有名ですが、同じ場所から景鶴山を望む景色も準定番といえましょう。季節を問わず絵になる場所で、とくに春の晴れた日の爽快感は格別です。戸倉午前4時40分の始発バスに乗り、山ノ鼻の研究見本園で道草を食いつつ、空が白くなってしまう前に何とか間に合った午前7時半過ぎのようすです。 【後編につづく】
*撮影2012年6月2日/尾瀬ヶ原中田代の下ノ大堀にて
(第529号)
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