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2012年6月の9件の記事

新緑とワタスゲの尾瀬ヶ原にて(後編)

 6月下旬の尾瀬に泊まれば寝不足は必至。夜は8時になっても残照あり、朝は3時から白んできます。星が気になる人なら寝ている遑もありません。この日も暗いうちに山小屋を発って上田代で待ちましたけれど、期待したような朝焼けには出会えませんでした。ほんのり色づく空も、漂い始めた靄が覆い隠していきます。

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ほんのり朝焼けを靄が包む尾瀬ヶ原上田代 2012年6月24日午前4時09分頃
GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f8,1/20s,ISO400,Ev-0.7

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新緑とワタスゲの尾瀬ヶ原にて(前編)

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♪鳩待峠から尾瀬への道は新緑のトンネル♪ (ヨセ沢橋にて)
GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f5.6,1/45s,ISO200,Ev-0.3

 前号でお伝えしたとおり、6月第3週の尾瀬に行ってきました。狙いは、新緑の湿原やヤマドリゼンマイ、純白のワタスゲ、そして深紅のレンゲツツジが織り成す初夏の尾瀬ヶ原風景の撮影です。過去2年は行くのが遅く花期を逃していましたが、今年は逆に早かったようです。葉を開いているヤマドリゼンマイがほとんどなくて……

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たなぼた尾瀬沼夕景

 6月第3週の尾瀬に土日1泊2日の予定で行ってきました。片品村戸倉に車を停め、鳩待峠から上山して尾瀬ヶ原で泊まり、翌日に尾瀬沼を抜けて大清水へと下山する予定でした。
 それなりにスタコラ歩いたつもりだったのに、尾瀬沼東岸で13時。休まず歩いても大清水15時50分発の最終バスに間に合うか微妙であるうえ、疲れや足の痛みも感じたため、尾瀬沼でもう1泊していくことにしました。予約無しで山小屋に泊まったのは初めてです。

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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f9,1/5s,ISO200,Ev-0.7,三脚使用

 上の写真は、そんな偶然がもたらした尾瀬沼での夕焼けです。厚い雲が多く焼けずに暮れていったので山小屋への撤収を決めたところ、急に空がほんのり色づいたのです。19時20分を挟んだわずか2分前後のこと。これを私に見せようと、写真の神様が足止めしてくれたのかもしれません。(ただし、翌朝は雲が多く、朝焼けも朝日も燧ヶ岳もナシ!)

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新緑の大江湿原朝景 2012年6月25日午前7時頃撮影 福島県檜枝岐村
GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f11,1/180s,ISO200,Ev-0.3

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 ところで、今回の狙いは、新緑のヤマドリゼンマイ、純白のワタスゲ、そして深紅のレンゲツツジが織り成す初夏の尾瀬ヶ原風景。過去2年は1~2週ほど行くのが遅く、花期を逃していました。今年こそは、と飲み会の誘いも断っての計画実行です。

 持ち帰った写真2245カットを整理して、追ってご紹介したいと思います。なお、期待を持たせず白状しておきますが、今年は逆に行くのが1週早かったようです。

【関連記事】 「新緑とワタスゲの尾瀬ヶ原にて」 前編(第535号) 後編(第536号)
*このほかの尾瀬関連記事は、カテゴリ「尾瀬」をクリックしてご覧下さい。

(第534号)

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川越夕景(32)

 台風一過は夕焼けの好条件。しかし、川越の空は朝からスッキリとは晴れず、雲が多くとても蒸し暑い1日となりました。空気も淀んで焼けるようには感じませんでしたけど、日が沈んでから雲がほんのり色づきました。こんな“小焼け”で十分なので、今年こそ尾瀬の空で見てみたいものです。日が長くなって夕焼けは19時過ぎのこと、あす6月21日は夏至です。

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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f9,1/45s,ISO200,Ev-0.7,WB屋外
川越市南西部にて2012年6月20日撮影

(第533号)

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障害児の親に“配慮”を要求する埼玉県教育委員会

 2013年4月で小学3年の年齢になる二男の就学に関する折衝について、私たち夫婦だけで続けていく限界を感じ行き詰まってしまったため、このたび、弁護士に委任しました。川越市教育委員会による就学相談は、本日(2012年6月15日)、ようやく始まりました。

 ところで、私は2012年1月、「埼玉県教育委員会が障害児の親に求める“ご協力”」について、このブログで世間に向けて告発しました(→第500号参照)。こうした県教委による協力要請が任意なのか強制なのかを文書で尋ねていますが、本日現在、県教委は返事も回答もしていません。
 にもかかわらず県教委は、第1回就学相談の前日である6月14日、私が2年以上にわたって応じられないと断り続けているのと同じ協力要請について、「どうぞ御対応をお願い申し上げます」と代理人弁護士に突きつけてきました。“ちからづくで捻じ伏せてやる”(→第510号参照)は、どうやら本気のようです。

「川島ひばりが丘特別支援学校へ登校にあたって」 (PDF:170.1KB)
※県特別支援教育課(担当:小池浩次主任指導主事)より送付されたもの

 この文書を見ると、障害者側の学校側への「配慮事項」が色々書かれています。《学校がこういう配慮をしますから安心して学校に来て下さい》ではなく、《学校に来るなら親はこういう配慮を学校にして下さい》という文書です。
 しかしながら、2011年に改正された障害者基本法では、「障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のもの…の除去…の実施について必要かつ合理的な配慮がされなければならない」と定めています(同法2条、4条2項)。
 つまり法律では、学校側に障害者側への配慮が義務づけられているのであって、「必要かつ合理的な配慮」をしない学校側が障害者側に配慮を求めるのは、法律を無視するに等しい暴挙と言わざるを得ません。話があべこべなのです。ましてや、現に就労している親に対し、4週に1週の学校待機を“お願い”して就労を困難にさせるなどは、障害を理由とした権利利益の侵害であって違法性の度合いは極めて高いといえましょう。

 そもそも、行政機関が法的根拠のない“お願い”を民間人に求め、民間人がそれを拒んでいるのに、3年に及んで同じ“お願い”を繰り返すのは事実上の強制にほかならず、法による適正な手続きを保障している憲法に違反します。埼玉県教育委員会の違法な公権力の行使によって、私たち夫婦が受ける精神的苦痛は受忍すべき限度を超え、さらに高まる一方です。

【関連記事】 埼玉県で行っている医療的ケアの概念?ナニソレ(第505号)

(第532号)

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早春の尾瀬ヶ原にて(花編)

 この時期の尾瀬の花は水芭蕉に注目が集まりがちですけど、ゆっくり歩いていると、雪解け間もない寥々たる湿原に小さな花がたくさん咲き始めているのに気付きます。尾瀬の花のリレーはもう始まっているんですね。
 というわけで、気が向いたので、前号で予告のとおり「花編」を書くことにしました。いつも風景を主体にお伝えしてきた当ブログの尾瀬シリーズでは初の試みです。ただし、花の撮影を苦手としておりますので、写真の拙さはご容赦下さい。<※写真はクリックで拡大>

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↑ウスバサイシン(薄葉細辛)、ニリンソウ(二輪草)*1、ワタスゲ(綿菅)
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↑ザゼンソウ(座禅草)、スミレサイシン(菫細辛)*2、キクザキイチゲ(菊咲一華)
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↑ミネザクラ(峰桜)*3、エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)、リュウキンカ(立金花)*4
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↑エンレイソウ(延齢草)、ショウジョウバカマ(猩猩袴)、(同アップ)
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↑タテヤマリンドウ(立山竜胆)、イワナシ(岩梨)、オオバキスミレ(大葉黄菫)*2

↓最後にミズバショウ(水芭蕉)は、やはり風景の中で…。
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 このほかにも見られた花はありますが、ぶれていたりピントが合っていなかったりと写真で紹介できません。花の写真は同定のために写す程度であとは図鑑でいいや、と再認識した次第。この分野における向上心はゼロです。(撮影日2012年6月2日)

【補注】 *1 サンリンソウかもしれません。*2 スミレの同定は素人には困難なので違っているかもしれません。*3 チシマザクラかもしれません。*4 左下に写っている白い小さな花の名前が分かりませんでした。

*参考文献 「尾瀬植物手帳」猪狩貴史著、JTBパブリッシング、2006年

(第531号)

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早春の尾瀬ヶ原にて(後編)

 6月だというのに氷点下の冷え込みで、鳩待峠からの登山道の多くが凍結していました。慎重に下って着いた山ノ鼻は快晴の天気。「水芭蕉写真場」への早る気持ちを抑えつつ、研究見本園に立ち寄ります。小さくてかわいいミズバショウが咲き誇っていました。

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▼ただ、近づいてみると、包の霜焼けしてしまった花が多いです。(午前6時30分頃)
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▼朝露に煌めいてリュウキンカとの競演も見応えがありましたが、ここで時間を使うと後悔しそうなので先を急ぎます。

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早春の尾瀬ヶ原にて(前編)

 晴れの日に残雪の至仏山とミズバショウを写した尾瀬の定番写真。自分も一度は撮りたいと思って過去2年、狙ってきました。今年は雪解けが早く、6月2日が定番地点での撮影ラストチャンスとなるだろう週末。前夜の天気予報では曇り優勢でしたが、急遽ダメもとで出掛けてきました。
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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f11,1/410s,ISO200,Ev-0.3 ,トリミング

 結果はご覧のとおり、尾瀬ヶ原はsun大快晴sunでした。(但し、朝のうちに限る。)

 ここまでスッキリ晴れてしまうと写真はもう完璧な絵葉書です。適度に雲が浮かんでいた方がフォトジェニックだし、川の水量が少なめでミズバショウのピークも過ぎている、などなど定番ゆえに評価は厳しいかもしれません。ただ、絵葉書も撮ろうと思って撮れるものではないので、この結果については十分に満足しています。

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PowerShot S100 絞り優先AE,f4.5,1/400s,ISO80,Ev-0.3,換算50mm

 下ノ大堀の冒頭の風景はあまりに有名ですが、同じ場所から景鶴山を望む景色も準定番といえましょう。季節を問わず絵になる場所で、とくに春の晴れた日の爽快感は格別です。戸倉午前4時40分の始発バスに乗り、山ノ鼻の研究見本園で道草を食いつつ、空が白くなってしまう前に何とか間に合った午前7時半過ぎのようすです。 後編につづく】

*撮影2012年6月2日/尾瀬ヶ原中田代の下ノ大堀にて

(第529号)

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自分の首を絞める縄を差し出す図

 第45回埼玉司法書士会定時総会が5月19日に開催されました。同総会では、1)『役員に対する守秘義務』と、2)『会員に対する会長指導への服従義務』を定める会則改正案が執行部原案どおり可決されました。
 1)は、「職務上知ることのできた会員に関する秘密」に限定されていた役員の守秘義務の範囲について、「会員に関する」を削って「職務上知ることのできた秘密」へと無限定に拡張するもので、会員の知る権利を阻害する恐れが濃厚です。
 また、2)については、対象が「司法書士業務の適正な運営を図るために必要があるとき」と極めて抽象的かつ広範囲です。法令又は会則違反でないことについて会長指導がなされ、会員がそれに従わなければ会則違反=法令違反となり、法令又は会則違反が要件である懲戒処分の対象になってしまうといった法定手続きの保障にもとる致命的な欠陥を抱えています。

 以上の会則改正案が出席者の賛成多数によって可決されたのは、驚きです。
 しかも、その数323(うち会長への委任状104)。自分たちに知らさせる情報に制約を課され、挙げ句、法の支配をゆるめ“人の支配”へと比重を移すことに進んで賛成する様は、自分の首を絞めようとする者を前に目を閉じ縄を差し出すのと同じ図です。民主主義と立憲主義の両方を否定するようなもので、およそ法律家の行動とは考えられません。

 ところで、埼玉司法書士会は、政治資金規正法が適用される政治団体の埼玉司法書士政治連盟と「賀詞交歓会等」の「共催」を事業計画に掲げています。共催といいつつ今までの実態は、経費の大半を司法書士会が負担しています。
 こうした事業は、憲法の理念に沿わず、政治資金規正法に違反する疑いも拭えません。それゆえ一部会員が総会に修正動議を出すなどして何度も止めろと言っているのに、執行部は止めようとしません。このばあい、会長に対する“会長指導”はいったいどういう仕組みでなされるのでしょうか。

(第528号)

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