雪解けの尾瀬ヶ原にて
尾瀬には、様々な「年に数日だけ」の光景があります。残雪のころには、雪解け水で湿原が湖のようになって、そこに至仏山が映り込む“逆さ至仏”の見られる日があります。
残雪の逆さ至仏 2012年5月17日午前撮影/群馬県片品村の尾瀬ヶ原ゆるぎ田代にて
Canon S100 絞り優先AE,f4.5,1/640s,ISO80,Ev+0.3,換算50mm,3:2にトリミング
いかがでしょう――。尾瀬に繁く通うようになり3年、ぜひとも見たい年に数日シーンの1つとして今年は狙っていました。毎度のことながら天気予報は予報通りにならず、残念ながら空には薄い雲があり、風もあって透明感のあるキリッとした写真は撮れませんでした。おまけに水位も低くて……。来年以降の宿題とします。
なお、これが今年の尾瀬始め。当日の模様については、追って別記事にてご紹介します。
【追っての別記事】 残雪の尾瀬ヶ原へ(第526号)
このほかの尾瀬関連記事は、カテゴリ「尾瀬」をクリックしてご覧下さい。
(第525号)
| 固定リンク
コメント
あら~ もう行かれたのですか。
なるほど、逆さ至仏!イイですね。
私は昨年、簡単な夏の 逆さ燧を撮りました。
安易なだけで完敗です。
投稿: はんのう山人 | 2012年5月18日 (金) 21時33分
はんのう山人さん、こんにちは。
至仏もいくつかの池塘に映りますが、ここまで雄大に映るのは残雪期か大雨のときだけです。雪を抱いているいまの方が断然美しいと思います。
逆さ燧はいくつかポイントがあって、当ブログの過去記事でも紹介しています。逆さナントカは無風が命、夏の燧だって簡単にはいきません。朝夕が狙い目でしょうか。じっと待つのは必至ですから余裕と根気が必要ですね。
投稿: 鉄まんアトム | 2012年5月20日 (日) 11時35分