三春滝桜余録
前号「思い立って三春滝桜へ」では、ライトアップされた滝桜の夜桜写真を2点紹介しました。どちらも日が落ちてから撮ったものです。でも、ライトが灯り始めた暮れなずみの頃の方が、じつは一番見応えがあったりして私は好きです。いかがでしょうか。
三春は桜のまち。滝桜以外にも巨木老木がたくさんあり、町内全体で約1万本。桜好きには堪らない町といえましょう。今号では、前号に収録できなかった余談を書き留めておきたいと思います。
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三春桜めぐりは、町発行のパンフレット『三春桜浪漫紀行』から、いくつかを選んで見て回りました。印象に残った3本をメモしておきます。見頃であれば、きっともっと素晴らしかったでしょう。
▼ベスト3「福聚寺桜」 三春町字御免町(37 26 21.3N・140 29 25.2E)
▼ベスト2「大桜」 三春町南成田字大桜(37 28 29.7N・140 30 58.9E)
▼ベスト1「雪村桜」 郡山市西田町大田字雪村(せっそん)(37 26 57.5N・140 28 6.3E)
なお、上記パンフの地図は極めて不案内で、たどり着けなかった桜が複数ありました。場所の特定ができないので、ナビがあっても役に立たたないのです。地図を詳しくするか、2次元バーコードで位置情報を付けた方がいいかもしれません。(※記した緯度経度は、カメラがGPSで測位記録した撮影地点です。)
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さて、歩いていると面白いものが目にとまります。
歩いている途中に見かけた「クッチスラプの昇天」トレーラー。
右からだと分かりつつも、なにせ、昇天、ですからねえ。(笑)
うまいのか下手なのか判断しかねる絵標識。犬なのか、豚なのか、猪なのか…。
狸の○○○○だなんて思ってもいいません。(「い」が1文字余計?)
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三春を離れる前は、「さくらの公園」に立ち寄りました。
滝桜の西方約2キロに三春ダムがあって、ダム湖は「さくら湖」と名付けられました。その一角に「さくらの公園」は造成されています。町内の桜の3分の1がここに植えられ、さくら湖周辺の散策だけでも1日がかりです。
梅、桜、桃が一斉に咲き3つの春が同時にやってくるという三春。天気がいまひとつながらも、春の三春を桜三昧で堪能した2日間でした。帰路、磐越道方面には戻らず、福島空港前を素通りして「あぶくま高原道路」で矢吹に抜けてみました。走りやすい、いい道でした。
(三春町歴史民俗資料館・自由民権記念館前のベニシダレザクラ)
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<余録中の余録>
帰り道、那須温泉「鹿の湯」で道草を食いました。じつは行きにも立ち寄ったのですが、回り道をしてタイムオーバーに。回り道の原因は、那須高原スマートICからの那須湯本への道路標識が「どうぶつ王国」経由(約24km)を案内していて、それに頼り切ってしまった己の予習不足です。
ロイヤルロード経由(約16km)に比べ距離が長く、時間も3倍以上かかる本格的な山道へと迂回させる道案内には何か意味があるのでしょうか。那須高原スマートICから那須湯本に行かれる方はご用心下され。
▲「鹿の湯」入口。那須は初めてで、正直、ここまで上質の温泉があるとは知りませんでした。
(第522号)
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コメント
ゆるキャラ、ですか?
二体描かれていますが、親子なんでしょうか?
謎の生物ですが、プッとふきだして、これ以上奥に踏み入る気持ちを起こさせない効果があるとすると、標識としての役目は十分果たしているのでしょう。
クッチスラプの昇天ですか。
試してみたい気もしますが、遠慮しておきます。クッチスラプは違法かもしれませんからね。
いずれもVOWで採用されそうです。
鹿の湯、休暇村那須に行く際に寄ったことがあります。湯治場、といった感じですよね。
酒があればお湯はなんでもいい…といった私でも、温泉の何とも言えない風情に、ゆったりとお湯を味わった記憶があります。
以上、桜とは全く関係ないコメント、失礼しました。
投稿: ヤッジー | 2012年5月 6日 (日) 16時26分
ヤッジーさん、コメントありがとうございます。
意味のない記事に考察を加えて頂き、恐縮です。
那須はいつも素通りでしたが、「鹿の湯」を知って見方が変わりました。
回り道のおかげで「那須平成の森」の存在も知りました。鉄道でのアクセスも便利そうです。「鹿の湯」の他にも良質の温泉がたくさんあるようなので、また行ってみたいと思っています。
投稿: 鉄まんアトム | 2012年5月 7日 (月) 17時26分