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2012年1月の3件の記事

能登線追憶(16)

Noto_02923
のと鉄道能登線矢波駅 2005年2月14日撮影(石川県鳳至郡能都町=当時=)
CanonEOS55,Tamron28-200mm,RDP100

 日本海に防波堤のよう突き出た能登半島。荒波が押し寄せる北側を外浦といい、半島に包み込まれた南側を内浦という。真冬であっても波穏やかな内浦沿岸を、かつて能登線が29の駅でつないでいた。
 そのなかで一番海に近い駅、矢波。ホームに立つと、遮るものは何もない。小さな待合室に入り腰をおろせば、見えるのは海だけだ。雪の止み間、陽射し降り注ぐ浜辺ではウミネコたちが羽を休めている。汽車を待つ時間(とき)の波音はどこまでもやさしい。

(第501号)

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埼玉県教育委員会が障害児の親に求める“ご協力”とは

 私たち夫婦が仕事を続けながら、2012年4月で小学2年の年齢になる二男を県立特別支援学校に就学させるには、a)配置済みの看護師による医療的ケアの実施、b)放課後や夏休みなどの学童保育の整備、c)医療的ケアを要する児童はスクールバスに乗せない送迎方法の改善、という3つの課題(=3課題)の解消が最低限必要です。
 埼玉県教育委員会は、3課題の解消に向けて、私たち夫婦に協力を求めること(=“ご協力”)の具体的内容とは、「話し合いを継続して進めさせていただきたい、また個別の課題の解決に向けて一緒に考えましょう」だと述べていました(2011年8月17日付け書簡)。※ここまでの経緯と詳細は、第467号「埼玉県教育委員会の言動におもうこと」をご覧下さい。

          *          *          *

 しかし、私と県教委が会ったのは2011年7月13日が最後。それから本日(※2012年1月6日)まで、話し合いの席は設けられていません。8月に願い出た2012年度の就学猶予の結論も出ないまま師走を迎るや、県教委から、3課題への対応をすべて保護者に求める書簡が送られてきました。県教委が求める“ご協力”の具体的内容(本音)の一部が明記されていますので、ここに全文を公表します。8月の書簡と比べてみてください。

 down2011年11月30日付け書簡 (pdf:139.1KB)

 私たち夫婦は、就労維持のため、県教委に対し、県教委が求めている“ご協力”の要請には応じられないと何度も伝えてきました。それなのに、依然として同じ内容の協力要請を繰り返すということは、もはや「協力」ではなく、保護者に断る自由のない「強制」ではないのでしょうか。そこで、私は、県教委に、以下2項目のお尋ねをしました。
 (1)11月30日付けの書簡に書かれていた様々な協力依頼事項のすべては、任意ですか、それとも強制(保護者の義務)ですか?
 (2)上記(1)の答えが強制ではないという場合、11月30日付けの書簡に書かれていた様々な協力依頼事項のすべてに保護者が対応できないとしたら、保護者に協力依頼していた事項は、誰が誰の責任で措置するのか具体的に教えてください。

 上記2項目のお尋ねをした手紙も、全文を公表しておきます。
 up2011年12月6日付け手紙 (pdf:103.7KB)

 このお尋ねに対して、本日現在、お答えいただいておりません。すぐに任意だと答えられないのですから、やはり事実上の強制なのでしょう。

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年賀状2012

2012_nenga_1

  謹んで新春の御祝詞を申し上げます

旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。
本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
 2012
年元日

 写真は福島県檜枝岐村の燧ヶ岳にて――。主峰の1つ俎嵓(まないたぐら2346m)頂上より、もう1つの主峰で東北地方最高峰である柴安嵓(2356m)を望む。中景は群馬・福島・新潟の3県にまたがる尾瀬ヶ原(1400m)、その後景が群馬県片品村の至仏山(2228m)だが頂上部は雲のなかで見えていない。

 山の天気は変わりやすく、このあとすぐ、柴安嵓にはガスがかかってしまいました。目指すゴールは近くに見えていながら、自分の力ではどうにもできぬ要因によって行く手を阻まれる。2011年はそんな年でした。
 でも、私は、ゴールの位置を正確に知っています。手には、暗闇の中でも私をゴールへと導く地図があります。コンパスもGPSもあります。食料も気力も体力も万全。そして何より、共に歩く仲間がいます。晴れない霧はありません。明けない夜もありません。不退転の決意をもってこの1年、歩んでいきたいと思います。

(第499号)

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