いつの日か尾瀬ヶ原で大霜を
尾瀬では山小屋の営業がすべて終わり、11月3日で路線バスが運行終了、7日には尾瀬ヶ原各橋の板が取り外され、片品村戸倉から先の道路も冬季閉鎖されます。私の尾瀬2011シーズンにも幕が引かれます。
昨シーズンより夢見ていた「降霜の尾瀬」には、10月に都合3泊をもって臨み、3泊目の尾瀬沼にて“小霜”ながら出会うことができました(→第482号)。今シーズン中に大霜!と期待は膨らみましたけれど、甘い、甘い。大霜になると見込んだ日には仕事や家庭の事情があって行けずじまいで、指をくわえているのみ。『いつの日か尾瀬ヶ原で大霜を』は、また1年、オアズケとなりました。
いまできるのは、来年以降に向けた忘備録。2日連続で大霜になった今年10月28日と29日前後の気象状況を記録に留めておくことにします。
まずは、天気図から。 ※クリックすると拡大します。
(気象庁公表「実況天気図」より、10月26日から29日までの毎日午前6時を引用)
つぎに、尾瀬山の鼻ビジターセンターでの観測情報。
(財団法人尾瀬保護財団のブログ「今朝の尾瀬山ノ鼻」をもとに作成)
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こうして改めて見てみると、尾瀬ヶ原で大霜に出会うのは、夕焼け朝焼けにも増して、よほどタイミングが合わない限り難しいのかもしれません。思いはつのります。
“小霜”の尾瀬沼東岸にて(2011年10月19日午前6時20分頃) ※11/4写真差替
(第487号)
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