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あこがれの苗場山へ

 長野と新潟の県境にまたがる苗場山(標高2145m)に、8月末、日帰りで登ってきました。苗場山は、日本百名山の1座。山頂部分が高原状になっていて、大小の池塘を持つ傾斜湿原が広がっています。池塘の数は1000以上、面積は700haにおよび、環境省選定「日本の重要湿地500」の1つでもあります。湿原好きにとって苗場山は、憧憬の的であるといえましょう。

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苗場山頂台地の大展望 GXR+GR LENS A12 28mm 2011-8-30撮影
絞り優先AE,1/230s,f13,ISO200,Ev-0.3,Lightroom3にて現像

 この状況、山頂に尾瀬ヶ原がある、といえば分かり易いでしょうか――。
 (雲やガスが掛からなければ、この写真の正面中央奥に浅間山が写る。)

▽こうなると、頂上はもう何処でも良いのですが、山小屋の奥(↓写真中央奥の茂みの先)に立派な標柱が立っています。一等三角点もあります。(写真での紹介は割愛!)
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▽赤倉山への分岐付近にて。岩菅山や焼額山など志賀高原の山々が見える。尾瀬の広沢田代に似た、大小の池塘が織り成す山上の湿原風景に思わず溜め息が出ます。一度この景色を見てしまうと、そんじょそこいらの湿原では満足できなくなってしまいそうです。
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▽和山への分岐付近にて。右側に近く見える丘が坪場(2036m)。そのすぐ左奥に見える鋭い頂が、秋山郷の谷を挟んでそびえる鳥甲山(2038m)。さながら『天空の城ラピュタ』を思わせる、圧巻の眺めです。
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 今回私は、この坪場の風景見たさと“距離が短く楽に登れるらしい”ということから、長野側の「小赤沢コース」を利用しました。しかし、じっさい登ってみて感じたのは、ひたすらの登り、木の根っこ道、転石、クサリ場が多く、少なくとも初心者向きではありません。水場も山麓側にしかなく、途中に目立った眺望もありません。
 一番多く利用されているのは、首都圏からアクセスの良い、新潟側から神楽ケ峰を経る「祓川コース」のようです。ただ、祓川で登ると、山頂に達したのち、さらに片道1時間を歩かないとこの天空の風景には出会えません。悩ましいところですが、次の機会には祓川で登ってみたいと思っています。

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▽下山後は、小赤沢温泉「楽養館」にてお約束の湯浴み。含鉄・ナトリウム・カルシウム・塩化物強塩泉で源泉100%のかけ流し。誰もいない、誰も来ない、完全貸し切り状態だったので、写真に収めてみました。
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鉄分濃厚~私にぴったり~happy02

            *          *          *

 ――余談ながら、苗場の名を世に知らしめているのは、「苗場スキー場」であり、「苗場プリンスホテル」ではないでしょうか。しかし、これら“Mt.Naebaリゾート”は、苗場山の南東約9kmに位置する「筍山(たけのこやま、標高1789m)」を頂点としています。北に隣接する「かぐらスキー場」の方が、ずうっと苗場山に近いのです。苗場リゾートは、本来“筍リゾート”と呼ぶべきなのでしょう(TDRより、タチが悪い?)。
 もっとも、現在では、両スキー場の間に世界最長のゴンドラリフト「ドラゴンドラ」がかかり、苗場ゲレンデから本当の苗場山麓ゲレンデに行けるようになりました。これらスキー場のリフトを夏にも動かしてくれれば、苗場登山もだいぶ楽になるのですが……。

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△橙に移ろうキンコウカ、赤みを帯びたイワショウブ。草紅葉の季節はもうすぐそこです。

(第469号)

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