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朝霧に包まれた尾瀬ヶ原にて

 深夜の月明かりから朝焼けを期待し、午前3時に起きて“揺るぎ田代”までやって来てはみたものの、深い朝霧に阻まれてしまいました。日の出の太陽も遮るほどの霧は、午前6時を過ぎても晴れませんでした。霧の中での撮影は不慣れ、為す術なしでお手上げとなりました。とりあえず、情況証拠として……。

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尾瀬ヶ原上田代にて 2011年7月18日午前5時頃撮影
GXR+GR LENS A12 28mm,絞り優先AE,Av6.3,Tv1/111,ISO200,Ev-0.7,WBオート

続く木道の先は見通せず
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池塘の奥もかすんで見えず
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 晴れてくる気配はなく、木道やベンチが濡れて座ることもできないので、仕方なく小屋に戻ります。小屋の朝食時間と重なり、弁当にしてもらっていた朝食を小屋の食堂で食べることになりました。まあ、そのおかげで、女子サッカーワールドカップ決勝戦の延長後半をライブで見ることができましたが。

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 このあと、次第に陽が差し晴れてきました。昨日、竜宮から下ノ大堀を経て牛首に至る際、ヨッピ道の方がより黄色く染まっているのが見えたので、その辺りまで行って引き返すつもりで、荷物を小屋に預け出発しました。
 しかし、ヨッピ道まで進めば最低でも往復2時間、木道の混雑具合を考えると3時間は必要かも。家族に疲れも見えたので、原の川上川を渡る手前で引き返し、研究見本園をのんびり1周して帰ることにしました。

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見本園の池塘に映る至仏山。日帰り客のほとんどは、こちらにはやって来ません。静かです。

 私としては多少の物足りなさが残るも、そんなわけで、10時過ぎには山ノ鼻を離れ帰路につきました。途中でラーメンを作って食事などしながら、約2時間のゆっくりペースで鳩待峠に上がりました。

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森の中は夏の緑でいっぱいでした。テンマ沢橋にて。

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鳩待峠で食べた岩魚は臭みがなく、骨も柔らかく、いいお味でした。
どこにピントが合っているのか、正直、よくわかりません!

 駐車場のある片品村戸倉に戻って、いつもどおり「ぷらり館」で入浴。ゆっくり1時間以上入りつつ午後3時前には戸倉を出たものの、国道120号の沼田IC手前と関越で、いつもどおりの渋滞に巻き込まれました。それでも明るいうちには家に着いたので、家族旅行としては、こんな早帰りも妥当な選択だったといえましょう。

*本記事で使用した写真は、すべて2011年7月18日にRICOH GXR+GR LENS A12 28mmで撮影したものです。画像クリックで少しだけ拡大表示されます。

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<おまけ>
 今回のカメラ、前回に引き続き、購入まもないGXRを持ち出しました。ところが1日目の夜、撮った写真を見返していたら、レンズの不具合に気付きました。家族は無事帰宅できましたが、カメラだけは入院となってしまいました。
 RICOHデジカメの修理は、メーカーに連絡すると、専用の梱包材と宅配便伝票が自宅にメール便で送られてきて、それらを利用して修理受付センターに送り返す仕組みです。修理期間は、概ね1週間だそうです。

(第461号)

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