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株主限定特製ビール2011

 毎年5月に届き、このブログでもお伝えしてきたアサヒビールの「株主様限定特製ビール」。私のブログのなかで、年1回のこのネタだけを楽しみにしている方もいらっしゃる(!?)ようなので、6月が終わってしまう前にご紹介だけしておきたいと思います。

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 今年のお題目は、少々長いのでそのまま引用すると――『アサヒグループ「長期ビジョン2015」の実現のため、「世界品質」の商品に挑むべく開発を行った特製ビール』だそうで、もちろん麦芽100%です(非売品)。

 色は琥珀色。香りはじつに華やかで、清々しい口当たりながら芳醇で品の良い苦みが余韻として続きます。スーパードライの対極にあたるようなビールで、アサヒビールもこういうの、作れるんだぁ~、と感心するほどの美味でした。もったいなくて、残り1本がなかなか飲めません。
 「琥珀ヱビス」と「プレミアムモルツ」の間を埋めるとでもいいましょうか、期間限定でも商品化する価値のあるビールだと思います。ただ、スーパードライ大好きのアサヒビールファンに受け容れられるかどうかは分かりませんが。

【関連記事】 株主限定特製ビール2010(第350号)

(第452号)

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コメント

最後の2行は、私に対する問いかけのような気がしたのでお答え致します。
結果から申しますと、スーパードライ好きには、???でした
1本だけ自分で飲んで、残りは他の人へのお裾分けになってしまいました

投稿: miya | 2011年6月24日 (金) 14時25分

株主ではないですが,「スーパードライ好き」の一人です。「特製ビール」に対する鉄まんアトムさんとmiyaさんとの評価が全く異なることから非常に興味があります。

投稿: くわ | 2011年6月25日 (土) 11時52分

 miyaさん、くわさん、いつもコメントありがとうございます。

 さて、スーパードライの宣伝文句は「辛口」「DRY」ですね。けれども、その2枚看板を追求するには、ビールの要素である麦芽とホップの使用比率を下げて味を薄めることになります。要するに、スーパードライとは、ビール本来の持ち味を削ってしまった飲み物なのです(麦芽比率67%程度?)。
 好みの問題ですから、それが好きだという人がいてもいいと思います。麦芽100%でつくったビールと同じ値段でも売れてるんですから、会社にとってはおいしい話、その会社の株主にとってはありがたいことだと思います(酒税負担率を考えると、財務省もウッホウホでしょうね)。

投稿: 鉄まんアトム | 2011年6月25日 (土) 16時00分

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